単話配信されてた時から纏まるのを草葉の陰でジーっと待ってた作品っ。やっと読めたー
そして藤峰式先生らしさがいっぱい詰まってる、そんな作品でした。
今作は前世の記憶がある転生もの。何やら物騒な記憶の断片を軸に物語が進んでいくんですが…シ
リアスさを孕みつつユーモアが随所に垣間見れるので重くならず、むしろニタりながらページを進めることができます。
しかも先生が描かれる受けさん、ナチュラルにユルいというか楽天的だし適度にヘタレながらもナナメ上方向に前向き。受けさんの至極真っ当な、もっともらしい事を言ってる場面も実の本音は利己的で超打算的思考からくる言動ってところがいつも笑える。(真面目にいい事を言ってる時もある)でも決して軽いだけじゃなくちょっと切ない展開もちゃんとあったりとギャグ一辺倒にはならない緩急のバランスが素晴らしい。後半、攻めのパピー絡めての大団円的な展開には深夜にも関わらず思わず吹いた(現在AM2時過ぎの丑三つ時笑)そゆところがホント好き
まぁ、タイトルからして先生らしく、一体何事っ?!って感じでワタシ的に掴みはオッケー。本当に攻めが手をかけたのか、だとしたらその理由は?実は記憶違いで違う人物によって命を落としたのか?果たしてその真相は…と謎解きもはいっての上下巻。読み応え十分で存分に楽しめました。
最後に一言添えるとしたら…有くんに幸あらんことを〜。
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