一目ぼれの相手ダグラスと結婚したカシアは わずか3年で離婚を突き付けられ屋敷を追い出される。 だが商才を発揮し、富豪になったカシア。 そんなある日、全てを失ったダグラスがひざまずき許しを求めてくる。 カシアは元夫にチャンスを与えることにしたが、勝手に財産の名義を 書き換えられたうえに暴力を振るわれてしまう。 「私…このまま死ぬの? もし過去に戻れたらこんな悪人に騙されたりしない… むしろ思いっきり仕返ししてやる…」 薄れゆく意識の中そう思っていると 次の瞬間なぜか離婚前の姿に戻っていて―
裏切り者の後悔はお断りいたします【タテヨミ】(50巻完結)