マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ 東京漫画社 MARBLE COMICS Cab 6と7【コミックス版】6と7【コミックス版】【シーモア限定特典付き】
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】

6と7【コミックス版】【シーモア限定特典付き】

720pt/792円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

S性執着わんこ×妖しいクール美人

幼馴染の禄斗と七海は恋人同士。無愛想だが、甘えん坊な一面もある七海のことを可愛く思い、愛していた。
しかし、七海に時たま感じる奇妙な”違和感”があり、思わず隠し事がないか問い詰めてしまう禄斗。
すると七海の様子がおかしくなり…ーーー。

※本コンテンツには、コミックシーモア限定特典が付与されています

読み放題の登録がお得!
詳細
  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  1巻まで配信中!

レビュー

6と7【コミックス版】のレビュー

平均評価:4.6 92件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

こころ揺さぶられる究極の愛
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 2/28編集。
SNSでこの作品を知りました。試し読みで異種の昆虫に寄生する昆虫のお話しがTVに映し出されていて、その人間版なのかもと興味が湧き購入しました。

想像を超えて究極の「愛」が描かれているこころ揺さぶられる作品でした。

 大切な人を亡くした深い悲しみの中、亡くなった大切な人と同じ姿をしたものが現れたら…例え人外でも七海と同じく心を許してしまうのではないでしょうか。

七海の毎日は仕事の他は禄斗と二人だけの日々。 大切な人の記憶か完全ではない禄斗と体を重ね淡々と禄斗が知らないまま禄斗の為に罪を犯して行く七海。
七海の行動は常軌を逸していると言わざるを得ないものでした。
この行動も含め本来なら目を背けたくなるような描写になってもおかしくないのですが全て美しく感じてしまう程先生の描き方が秀逸でした。

 禄斗は元々自分が人外であり七海の愛した人の姿を装っていると言う認識も無く、人間とは全く違うものを食すところまで七海に依って上手く隠されている為に疑う余地も無く二人で居るところは普通の恋人同士にしか見えないのです。

 禄斗が大切な亡き人の偽物でも禄斗は七海に取っていつしか亡き人とは別のものとなっていたように思いました。禄斗が亡き人の偽物で亡き人の記憶が不完全なところなども七海に取ってどうでも良い事になっていたように感じました。七海の禄斗への愛は掛け替えのないものだったと思います。

 禄斗が思いがけないことから本当の自分を知り、七海と禄斗二人で決めたエンドは涙々でした。

 エンドからアフターストーリーと続き、余韻に浸りながら色々と思い巡らせました。
 以下仮説です。
 禄斗は願い通り人間に生まれ変わり公園で同じように生まれ変わった七海と出会う。しかし目の前の七海は生まれ変わる前、七海が初めて目にした禄斗と同じ姿でした。これは七海が禄斗の為とはいえ、罪を犯して来たことへの償いなのでしょうか…。
 私としてはここで七海もまた人間として生まれ変わっていたら…人間の少年同士として出会っていたら…と想う気持ちが強かったのが正直なところです。
でも人間の少年も禄斗とは言い切れないし、人外の少年も七海ではないのかも知れません。
 こうして余韻に浸りながら色々想い巡らすことが出来る作品は貴重です。

 最後のシーモア限定のページで全ての想いが浄化されたように感じました。
いいね
16件
2025年2月27日
はーもう泣いた&そう来たか…のラスト*改
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 東京戦慄奇譚で単話を読んだときから、単行本化を熱望していた本作。単話で読んだ時から感じていた、禄斗の明るさとほの暗い七海のギャップが、一層増幅していて、明るい光と暗い闇のコントラストがくっきりした、共依存の美しい物語でした。ネタバレなしで是非
【以下、ネタバレありありです】
本作は、人外の寄生生物だけれども、その自覚のない禄斗視点で物語が始まるのが斬新。彼の無邪気さ、七海を幼馴染と認識して、愛おしく感じている姿、どれをとっても純粋無垢なワンコ攻め。それと裏腹に、人肉を食べ、宿主を支配し、自分だけに目を向けているように仕向ける本能を持つ残酷さのギャップ。
七海が愛していた恋人を失い茫然自失となっていたときに、心の脆弱さを察知して、記憶を読み取って「禄斗」になったロク。けれども、カレは、寂しそうで可哀そうという純粋な動機から自分の機能を使って愛する人の造形を作り、その記憶にあった七海の元恋人(名前は出てこない)の幼馴染だったら良かったのにという願望を希望として読み取り、そう思い込んで七海が元恋人と作りたかったであろう関係を築いたわけで。それによって、七海も救われ、幸せを感じていたのも疑いようのない事実なのです。作中、第1話から想像したよりも、2人がラブラブで明るいシーンが多かったのは救いで。
でも、そんな明るいシーンの裏で七海がロクの食糧を得るためにしていたコトは許されることではなく。いつまでも続くはずはないと思ったら案の定…。が、先生の電子限定描下しを見れば、そのラストも2人にとってはハピエンなのだと分かります。
さて、ラストの解釈は、読み手に委ねられ余白のあるものに。少年の姿のロクが新たな少年を新たな宿主とした…?その意味は…?と考えてしまって。これはBLならではの願望にも似た解釈なのですが、ラスト七海と禄斗は、不完全な者同士、共依存のようになってずっと一緒にいるために生まれ変わると誓ってdiveしたことと、体液授受が必要なら少年同士で出会う必要はないことからすると幼馴染としての再会したのではないでしょうか?突然変異もあり得る種のようなので共に成長する未来もあるのかな…*キリスト教、時刻、数字、先生が散りばめたヒントに解釈の鍵があるかと。レビューを読んで新しい気付きを得る喜びがこの作品にはある。乞う続編
いいね
52件
2025年1月11日
読者の解釈と想像に委ねるこの感じ…秀逸。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 凡乃ヌイス先生と言えば「てぺとる!」の印象が強くて(大好き)。明るく可愛いコメディBLを描かれる作家さんだという認識で東京戦奇譚1収録の「6と7」を読んだ時の衝撃たるや…凄かったです。振り幅ヤバい。ハイジのブランコ級。
超有名BL作家様達が名を連ねる東京戦慄奇譚の中でも一際物恐ろしさと不気味さを放ちつつ、しっかりとBLとしても読ませるストーリー構成の巧さに思わず唸ったのが一昨年前。その「6と7」が連載化して単行本化すると知り、ずっと楽しみに待っていた一冊でした。

……素晴らしかったです。終始背筋が寒かった。不気味な怖さ。分からない怖さ。救いのない怖さ。正解が分からない怖さ。そして多分これからも永遠に続いてゆく怖さ……………。余白が多い。でも余韻がすごい。余白の解釈を読者に委ね、物語のその後を自由に想像させるこの感じが、より不気味さを増幅させているのだと思います。
禄斗と七海の物語は、切ないけれどここで終わり。でもこれは「同種」の彼らから、そして「消えた彼」から、いくらでもシリーズ化出来そう。
「彼ら」は一体何者なのか、どこから来てどこに行き、何をしてどうなっていくのか…続きを読みたいような、このまま謎のままであって欲しいような……。
…続編あれば、即ポチ確定ですけどね。

怖い?恐ろしい?悲しい?切ない?愛おしい?……この如何とも形容し難い複雑な余韻。是非多くの方に味わって頂きたい。
もう…ね。ネタバレなしでいきましょう。さぁ、今すぐレビューを閉じて購入ボタンlet’s ポチり!

【追記※注ネタバレ】
繰り返し読んだ後、皆さんのレビューで色々な解釈に触れ、め……ちゃくちゃ面白かったです。興味深かった。彼らが「ヒトを食べないと生きられない存在」である時点で、悲しいけれども、どうしたって私の中ではハッピーエンドにはなり得ない。でも2人の世界には確実に愛と救いがあり、あのラストが2人にとっての最善の形だったのだろうと思えました。ヌイス先生に感謝。皆さんのレビューに感謝。
いいね
47件
2025年1月12日
出会えて良かった!最後のシーンは...
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ハピエン厨の私はメリバを今まで避けてまくってBL作品を楽しんできました。でも先生の絵柄の素敵さと試し読みでどうしても惹かれてしまい、購入させていただきました!(一応この作品はバドエンではないかなと思い、メリバとしてます)
読んだ率直な感想としては、"辛い"です笑。でもこの2人に出会えて良かったと本当に思います。
パラサイトである禄斗には七海と恋人の記憶や彼と一緒の思い出しかない、だからそれだけが彼の人生だなんて...尊いけれどとても胸が苦しいです。そして、彼は人間として死ぬことはできなかったんですね。そこもたいへん辛いところです。
ラストシーンに関しての解釈は個人的に2つあります。
1つ目は、最後のブランコに乗ってる少年は七海ではないが、目の前に現れた少年は禄斗の記憶を持ったパラサイトであるというものです。ブランコの少年は6の情報源である七海の元カレの雰囲気に似ている気もしますが別人ではないかと思います(他の方も仰ってますが)。人間として死ぬことができなかった6は、また心の弱っている誰かの記憶を読み取って大切な人に化けて生きていくんでしょう。
2つ目は、2人が生まれ変わったという説です。私の願望も含まれている考察にはなります^_^あの公園のシーンは彼らが亡くなって何年か経った後で、また人間とパラサイトとして出会ったみたいな。彼らがお互いに2人で過ごした記憶が残っていたら良いなぁなんて思っていました。七海が亡くなっているのが見つかったのが午前5時ごろであり、ブランコに乗っている少年のいる公園の時計は4時50分を示していることが少し気になるところではありますが...
まだまだ考えようがありそうです。

気持ちが処理できない部分が色々とありますが、初めてのメリバ作品がこちらで良かったです^_^
いいね
27件
2025年1月12日
東京戦慄奇譚から待ち望んでました!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 東京戦慄奇譚アンソロの時から続編を熱望していた作品。勿論作者様買いではありますが、贔屓目なしでアンソロの中でもダントツ光ってた作品です!(アンソロでは一話部分のみ)
御本として1冊に纏まって本当に嬉しくて…心底待ち望んでた作品です。
ヌイス先生は単話でもきっちり纏めてくれ、更には続き読ませてくれーっ!!と思わせる手腕もお待ちです。最高。
闇属性のお話を書かせたら天下一品。その分読む人を選ぶかもしれませんがハマる人にはどハマりします。
悪魔の数字や至る所に細かな伏線や絡みがあり、想像力を掻き立てられます。読み手に委ねるタイプの作品ですが、私はメリバ寄りのハピエンだと思うし永遠に同じ事を繰り返して行くんだろうな、と思います。なのでこの二人はハピネスです。
七海の生まれ変わりの人間の前に禄斗の次の寄生体が現れる。。。幼馴染にはなれるけど人間にはなれてない。臍が無いから。
「もろびとこぞりて」をバックに終焉を迎えた二人は生まれ変わって再会した季節も冬。呪いという名のおまじない。運命。最高。
神が与えた祝福と悪魔が与えた試練なのかな。
だから永遠に6と7なんだ。
だから冒頭悪魔の数字とか出てくるんだ。
でもこの子供はマフラーをね、寄生体に巻いてあげるんだよ、この後きっと。あの日と同じ様にね、、、。
紙でも全て揃えましたが、どの特典も光と影、て感じで徹底されていて最高でした。
東京戦慄奇譚、6と7単話配信、と先生にお手紙書きましたが改めて書きたい事が増えました。
それぐらい読めば読むほど奥が深い作品です。
いいね
21件
2025年1月15日

最新のレビュー

救われねぇ、、、
東京戦慄奇譚で1話が掲載されて、「うわーどゆこと?!」ぞわ〜ってしてたんですが、まさか単行本で出るなんて!!嬉しい!
個人的にはめっちゃ好きです。でも人を選びますね。
全てキラキラしてラブラブした世界観が好きな人には好まれないかと。後ろ暗くて、救われて欲しいのに救われない後味の悪さが大好物な方に是非読んで欲しい。

どこからが6の計算(生き方)だったのかなぁ〜と思ってしまう私は捻くれてると思う(笑)
そもそも彼らに誰かを愛する事なんてできたのかしら?
いいね
1件
2025年5月22日

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ