王妃のプライド【単話売】(1)(たけなかみき  市尾彩佳  氷堂れん )の注意事項

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作品内容

「貴方と褥を共にするつもりはありません」同盟締結の証として、12歳で隣国アシュケルドの王・カーライルに嫁いだティルダ。王妃として国に尽くすと決意するが、幼きティルダを待ち受けていたのは、夫・カーライルのあからさまな拒絶と、屈辱と苦難に満ちた日々だった。亡き母の教えを心の支えに、己の矜持を守るため、ティルダは「夫たる王に、決して身体は許さない」と誓いを立てる。ムーンライトノベルズ累計ページビュー1500万越えの大人気作品が、満を持してのコミカライズ。

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レビュー

王妃のプライド【単話売】のレビュー

平均評価: 3.8 68件のレビューをみる

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高評価レビュー

可愛げのないヒロイン、でもそれが魅力
web小説もあるので読了しましたが、第一段階の山は越えたものの完結していません。王妃視点、王視点と切り替えての描写があります。
12歳のティルダは、1ヶ月前まで敵国だったアシュケルドに嫁がされます。しかし父王がティルダの亡き母の姿絵を事前に送り、花嫁の年齢詐称をしていた為、王である23歳のカーライルは、子供と婚礼を挙げるという屈辱に耐えなくてはならなくなり、怒りに震えます。
ティルダを子供扱いし、妻として認めず、婚礼直後から城代にティルダの世話を丸投げし放置、6年経過。そこからこの物語が本格的に始まります。
ティルダは妻として、蔑ろにされた為、辛酸を舐めることに。一度殺されかけ、日々の食事にも事欠く始末。王妃視点のパートは屈辱と忍耐の中、自分を奮い立たせる辛いものになっています。
王視点では、建国したばかりの政情不安に忙殺され、王妃に悪意がある訳では無いのが語られますが、やっぱり言い訳がましく読者には聞こえます。
一番悪いのは悪意の父王で、カーライルの怒りも理解できますが、罪のない12歳の少女を追い詰めた責任は免れません。短慮で薄情の度が過ぎて、いろいろある事情を聞いても納得し難い。
孤立無援のティルダはそれでも策を弄し、敵を陥れ払い除けます。その上、同じ轍を踏まない為の防御策まで講じていました。6年も経ってから全てを知った王カーライルは、ティルダの知略に恐れを抱きつつ、その得難さにも気が付きます。それに18歳のティルダは自分好みの女性に。
6年目の出会いが面会の2度目とは、いい加減にしろ!と言いたくなりますし、ティルダは冷ややか。しかしカーライルの方の切り替えは早い。落ち度を認め謝りつつ、図々しくもティルダに求愛を始めます。
「気に食わない男を断罪したい」「傷付けた女をそっと解放するのが筋」一般人でない王族のふたりはそうは出来ません。建前や感情を犠牲にしても実利を取らなくてはなりません。
ティルダは笑顔のない女性になってしまいましたが、内面は思慮深く、自分のプライドや名誉を犠牲にする勇気の持ち主。亡き母から繰り返し教えられた「為政者の責務を果たす事」を、何より大事にしているのでした。
ティルダに比べるとやや情けないカーライルですが、彼も為政者として優れ、ティルダを理解し愛します。都合がいいな…と文句の一つも言いたくなりますが、最後よければ全てよしというところです。
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19件
2025年7月19日
プライドというより矜持
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 12才で自国から独立した同盟国へ嫁いだ王妃が、大変な境遇に屈せず成長していく、どんなに屈辱的でも決してプライドを捨てない、負けない姿に胸を打たれます。
タイトルは「プライド(誇り、自尊心)」ですけど、「矜持(己の信念や品位に基づいて自分を誇り、大切に保とうとする心の在り方)」が近いかなと感じました。
陰ながら悔し涙を流す姿が辛いです。唯一初めから味方でいてくれた城代、愛人として王の世話をした後も王妃の側で力になろうとする理解者達が居て良かった。
それにしても夫であるこの王のプライドは「高慢、頑固」の方ですね!王妃を貶める愛人や部族の問題を全て城代の案だと思っていたわけでしょう?6年も気付かないなんてよっぽどですよね。今更すぎて今更すぎて…これで王とハッピーエンドになるのは複雑な気持ち…、本当に心底反省してちゃんと謝罪してからにして欲しい。そりゃあ初めに騙されて馬鹿にされたのは可哀想ではあるけど、それと王妃への扱いは別です。謂わゆる産後の怨みくらいの失望感がある所に、夫から「欲情した」と言われたら「キショっ!!!」しか出てきませんよ。

絵柄について書かれてますが、原作未読の私は特に気になりません。それを補ってもストーリー、演出が良いので。あの部族が何か仕掛けて来そうで怖いです。いちばんの理解者である城代がいつ暗殺されてしまわないかずっと不安です。
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1件
2026年6月26日
主人公の王妃がとても好ましい。
気高く自立心のある女性が好きなので、主人公の行く末が気になります。
偏見まみれだったり価値観の歪んだ程度の低い人間の批判に翻弄されてほしくはないが、王が憎たらしく思える読者心理もあるし、
どう展開させていくか難しい繊細なストーリーで、いわゆる王道的に男女がくっつけば良いわけではない複雑さが気に入りました。
王は1回ガチで痛い目に遭うべきだと思うし、実際ある程度そんなことでもないと、
王へのムカツキが 先が読みたい欲求を上回ってしまうこともあり得るので そこは期待したいです。
でも仮に禊が終わったとしても くっついてほしくはないかな・・・
王妃が許しても読者は許さねぇぞ・・・・的な。
ただ 王妃には そういう執念は乗り越えて、ただ自由になることがゴールであってほしい。
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7件
2025年12月7日
単話で読んで面白そうだと思いました
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ でも、評価低めなのはなぜ?気になって原作探したらジャンルがTL。ん?ここからTLになっていくの?色々気になってしょうがない。続き楽しみです。
原作も読みました。面白かったので星4から5にしました。12で嫁がされて最悪な環境で6年間放置って…そりゃ辛いわ。唯一、城代がいい人で良かった。コミカライズはジャンルは少女漫画なのかTLになるのか。原作はTL描写はあるけど、それ以外の心情の描写や国家間のやり取りとか国内のあれこれなどがしっかり描かれているので、決してエロだけではない。というか寝室内の描写は細かいけど、なんかエロくはない。悲哀を感じるせいかな。コミカライズがどう進むのか気になるので次も購入します。
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16件
2025年2月28日
誇り高きヒロインの健闘を祈る
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 原作未読なのですが、妙に気になったので読みました。こういう「理不尽な思いをした賢いヒロイン」が逆襲し「やらかした人間」が後悔するストーリー大好物♡

今作も序盤の幼いヒロインがそりゃあもう半端なく痛めつけられます。
で、問題の王様もいくら騙されて子供と結婚という事態になったとは言え、酷くないかい?!王様頼むよ!と思う。王の資質とは…
しかも、あどけなかったヒロインが美しく娘盛りを迎えたと見るや、いきなりの執着。ホント…ぶっ飛ばしたい…

とりあえず王様が過去のこと色々言い訳かましてましたが、どう考えても許せるような事情でもないし、ヒロインこうなったらとことん王様を振り回しておやりなさいっっっ!!!
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10件
2025年10月23日

最新のレビュー

斬新な話
ストーリーは斬新なんだけど、暗い話でどこが面白いのかよくわからないまま進んでいて、なんとなく読んでしまうが、スカッとするわけでもなく、可もなく不可もなくという感じ
いいね
0件
2026年7月3日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

強く生きざるを得なかった幼い王妃は…
広報 : 海人 (シーモアスタッフ)
原作:市尾彩佳先生/キャラクター原案:氷堂れん先生/漫画:たけなかみき先生による小説家になろうの姉妹サイト・ムーンライトノベルズの大人気小説のコミカライズ作品!結婚して六年。夫たる王に決して身体を許さない。それが、王妃・ティルダの矜持…!!十二歳でかつて独立戦争をしていた王国の王に同盟結託の証として嫁がされた幼いティルダへの周囲からの風当たりは強く、父王の愚行により夫である王・カーライルを怒らせ、当然まだ幼いティルダにカーライルは初夜も拒まれて…。――幼い妻とはいえ、その存在を忘れて愛人を側に置く夫・カーライルと、美しく成長した妻・ティルダの、結婚後に大きく膨れ上がったわだかまりがどうなっていくのか…!幼い少女が成長し、凛とした強い女性となった物語が好きな方にオススメ!

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