王妃のプライド【単話売】
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王妃のプライド【単話売】

たけなかみき/市尾彩佳/氷堂れん

プライドというより矜持

ネタバレ
2026年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 12才で自国から独立した同盟国へ嫁いだ王妃が、大変な境遇に屈せず成長していく、どんなに屈辱的でも決してプライドを捨てない、負けない姿に胸を打たれます。
タイトルは「プライド(誇り、自尊心)」ですけど、「矜持(己の信念や品位に基づいて自分を誇り、大切に保とうとする心の在り方)」が近いかなと感じました。
陰ながら悔し涙を流す姿が辛いです。唯一初めから味方でいてくれた城代、愛人として王の世話をした後も王妃の側で力になろうとする理解者達が居て良かった。
それにしても夫であるこの王のプライドは「高慢、頑固」の方ですね!王妃を貶める愛人や部族の問題を全て城代の案だと思っていたわけでしょう?6年も気付かないなんてよっぽどですよね。今更すぎて今更すぎて…これで王とハッピーエンドになるのは複雑な気持ち…、本当に心底反省してちゃんと謝罪してからにして欲しい。そりゃあ初めに騙されて馬鹿にされたのは可哀想ではあるけど、それと王妃への扱いは別です。謂わゆる産後の怨みくらいの失望感がある所に、夫から「欲情した」と言われたら「キショっ!!!」しか出てきませんよ。

絵柄について書かれてますが、原作未読の私は特に気になりません。それを補ってもストーリー、演出が良いので。あの部族が何か仕掛けて来そうで怖いです。いちばんの理解者である城代がいつ暗殺されてしまわないかずっと不安です。
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