電子コミック大賞2025
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ 講談社 ヤングマガジン 妹は知っている妹は知っている(1)
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作品内容

職場では、無表情でつまらないと思われている冴えないサラリーマン、三木貴一郎。飲み会でも浮いていて全く楽しくなさそう。
でも、妹の私だけは知っている。お兄ちゃんが本当は「世界で一番面白い」ってことを――。
『俺はあざといを許さない』の雁木万里が贈る、なんかハマる兄妹コメディ。

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レビュー

妹は知っているのレビュー

平均評価:4.3 43件のレビューをみる

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高評価レビュー

いい味出してる。
雰囲気イケメンから余計なモテ要素を差し引いた感じの人だなと思いました。(人事部長とかあざとい雰囲気イケメンだから対比しやすい)。大喜利での競馬場ネタとか、全体的にクスリとさせるシュールな面白さ。モテるためとか自分のためじゃなく、困っている時にスッと人を助けられる静かな優しさ。一見不器用に見えるけど気づける人なら気づくことができる。じんわりと心が温まります。兄の面白さも優しさも知っている妹との信頼関係。職場でも、しょーもない男同士のノリで埋もれている彼の魅力に気づいた理解者が増えていく。マイナーだのノリが悪いだのと、分かりやすいテンプレ以外を低価値だとジャッジして個性をコロしにかかってくる風潮がある世の中で、静かに、でも確かに魅力を発揮し続けている人たちの物語。現実でのそういった人たちの応援にもなる作品なんじゃないかなと思いました。ひょっとしたら私達も彼らに気づけずにいるかもしれませんね。対比として、個性をコロして生きてきたヒロインちゃんと、いい感じに化けそうなオツボネさんの変化にも期待しています。
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11件
2025年5月11日
自然と引き込まれる作品
とても好きです。
社会人の主人公とその周りの日常を描いた作品。
職場での主人公の評価と妹の評価のギャップが面白い。
その中でも、お互いの持つ印象の差がゆったりと変わりそうな様子が見ていて自然に引き込まれます。
ヒロイン?の広瀬さんが「言えない」せいで溜め込むところなどは共感するところがあり、だからこそ主人公と妹さんの芯の強さやマイペースな対応に憧れます。
日常を切り取った作品ですが、主人公の特技や妹の仕事は少し非現実的です。
幸せになって欲しいなぁと思いながら、読んでいます。
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7件
2025年6月19日
人間が描かれている。
人間の醜悪さ、陳腐さ、凡庸さが、痛快なシュールギャグととともに、作品における一つのエッセンスとなって芸術性へと昇華されている。そのため、全てが読んでいて心地よい、独特なリズムを生み出している。生気があまり伝わってこない人物描写は、最初は面を食らったものの、読み進めていくうちに、そうでしかあり得ないような必然性を実感し、最終的には病みつきになっている自分を発見していた。人間はそもそも生気がない。疲れている。だからこそ、日常の細かなニュアンスに、生きる希望を見出す。
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3件
2025年8月19日
淡々と進む優しさ
地味なタイトルでメインキャラも薄いから購入は避けてたけど、買って正解だった。本人はいたって真面目に面白いのに、それを表に出そうともしない。なんか「路傍のフジイ」を読んでた時に感じたのと同じ匂いがする。ただ彼と妹の周りには理解者も居るけど、腐ったゴミみたいなキャラが多すぎて読んでて気分が悪くなる。
もう少し彼の理解者が増えてこの兄妹には幸せになって欲しいな。でも妹が兄の凄さを一番理解して仲が良いのは嬉しい。
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7件
2025年5月30日
なんとも言えない「間」がいい!
妹のことをいつも思っている優しい兄と、お兄ちゃんのことが大好きで、外見は無表情で何を楽しみに生きているのかわからないようなお兄ちゃんだけど本当はとても面白いお兄ちゃんだっていうことを一番よく知っている妹のお話。このふたりお互いもそうだけど回りの人たちに対しても思いやりがあって読んだあと心が暖かくなる。セリフなく相手を見つめるコマは、なんとも言えない。つい笑ってしまう!
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0件
2025年10月21日

最新のレビュー

表情が
4000倍の男から見るとキャラクターの表情が低下したかも。画法を変えたりするとよくあることなのですが、表情が固くなりすぎたかと思います。三木兄妹は感情が読めないキャラみたいなので合ってると思いますが広瀬さんとか周りをもり立てる人たちはあざといの時くらいの表情があっても良いのでは?と思いました。
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0件
2025年10月27日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

段々と兄の魅力に気づく周囲に妹は…?!
制作:八福神(シーモアスタッフ)
電車内の吊り広告にデカデカと掲載されて、コスメ製品をプロデュースするほど人気の現役アイドルのミキには兄がいる。職場では浮いていて、表情に乏しくて、感情が表に出ない。そんな兄の本当の魅力を知っているミキの「兄の観察日記」風の構成の日常系ギャグコミック。雁木万里(ガンギマリ)先生の独特のテンポがクセになります…!基本的には兄妹を中心に物語は進行しますが、そんな2人の日常に登場するキャラクターたちにもヒト癖あって、思わず突っ込んでしまうかも…?中でもバリキャリで人当たりが厳しい経理部長・横尾がラジオで読まれたくて懸命にネタを投稿するも全然読まれないとか、ギャップでスカしてくる場面なんかは、ふと笑っちゃいます。そして、何より妹が超かわいい!独特の世界観にのめり込んでほしいオススメの1冊!

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