このレビューはネタバレを含みます▼
作者さん買いです。
キツネも可愛くて大好きでした。
が、こちらはそれを上回ります。
悠苑(受け)が、不憫で健気で一途で可愛すぎます。
美丈夫な皇太子殿下(攻め)、何様、俺様、皇太子様です。
美麗なる殿下と、毎回美しい殿下の衣装が眼福ものです。
冷徹で冷酷、傍若無人、無慈悲で残虐な皇太子殿下が悠苑の純朴さに触れ、段々と…、段々と…。
いい!最高です!何度でも読み返せます。
悠苑に対しての扱いの変化が、本当にたまりません。
しかし、何度も読み返していると、最初から皇太子は悠苑を気に掛け、独占欲の片鱗や執着が行動のあちこちに散りばめられているのが分かります。
その些細な表現に気付く度に悶えます。
皇太子殿下は、出会った瞬間から悠苑の曇りなき眼にやられてますね!(無自覚)
そして、悠苑のクソ意地悪く野心あふれる父と妹。
悠苑筆頭に、人に対しての思い遣りの欠片も伺えないお二人。
絵柄的に憎めませんが、これから良いところも出てくるのかな?
今のところ、気持ちいい位にバッサリ切られて、失意のどん底まで落ちて欲しいキャラです。
それから、悠苑の事を何かと気に掛けてくれる朱崔潤。めっちゃ良い男!
寡黙でイケメン、情に厚く思い遣り深い主役級の当て馬!当て馬と言っていいのか!?って、憚られる〜(汗)
もし、崔潤と悠苑のお話だったら…、主が皇太子殿下ですから、こちらはこちらで、色々一筋縄ではハピエンにたどり着けないお話が出来上がりそうですね(汗)
何しても、全てが壁に刺さります!
読み始めたら止まらず最新刊まで一気読みしてしまいました。
他の方のレビューで、本国では完結しているとの事ですので、早く最終話まで読みたいです。
毎週金曜日が、待ち遠しくなりました。
ハピエン→皇太子(絶対的権力者)からの、溺愛執着と完全なる庇護(ここ大事!悠苑を放置していたらすぐ殺されちゃいそうなので全包囲での保護)を信じて、最終話まで追います!