※注意※
本作を含む3話『結局私は愛されてセックスがしたかったんだ(8)(9)(10)』はTL漫画表現の性的シーンはございません。また演出上、明確にヒーロー以外とのセックスシーン等が含まれています。
苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
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昂輝が1年がかりで手がけている企画が軌道に乗ったこのタイミングで現れた編集長が提示した条件は、作品に登場するヒロインと境遇が似た愛耶に過去の事を直接聞きだし作品の糧とすることだった。
受け入れがたいその条件に難色を示す昂輝の様子を気にするどころか、編集長は愛耶のトラウマを踏みにじり、あまつさえ愛耶とその母親に対して信じがたいほど薄情な言葉を放つ。
追い打ちのように、担当の美晴からは編集長の案を肯定した上で、昂輝にはキャリアか愛耶か、選ぶ必要があるのではと現状の厳しさを改めて突き付けられてしまった。
一方でその事を一足早く美晴から告げられていた愛耶は、やはり自分の存在が昂輝の足枷になっているのではという思いから再び一人の生活へ戻ることを考えていた。
結婚前に愛情のかけらもなく身体だけの関係をもっていた男からの連絡を受け、自暴自棄になった愛耶は再びその男と会ってしまう。
しかしその繋がりの裏には、昂輝と愛耶の結婚をよく思わない人物の暗躍があったのだった…。
※本作はいーないんの個人誌作品の電子書籍版となります。【33ページ】
※本作は『結局私は愛されてセックスがしたかったんだ』の修正をやや弱めたものです。内容に差異はありません。