城の舞踏会で、鬱憤を抱えたルシファー王子が魔法暴発を起こし、居合わせたベアトリクス伯爵令嬢に「なんでも拾ってきてしまう呪い」をかけてしまう。
以来、令嬢は街でゴミ収集に明け暮れ「ゴミ屋敷令嬢」と呼ばれる。
ただ、当の本人は窮屈な貴族生活よりも気ままなスローライフが気に入っていた。
ある日、ベアトリクスは行き倒れた少年を街で拾い、自分の屋敷に住まわせることにした。
だが、その彼が王子本人。
彼は王命で子供の姿に変えられ、城を追放処分となっていた。
穏やかで不思議な共同生活が、二人の関係を変えていく!?