このレビューはネタバレを含みます▼
第1次世界大戦ぐらいの世界線でイギリスを舞台にしています。死に戻りのファンタジー要素はありますが、それ以外はヒストリカルロマンスです。ヒロイン・マデリンは、死に戻り前のイアンとの結婚生活がひど過ぎたせいか、死に戻り後、イアン出征の前まで彼女の態度が頑な過ぎに感じることもありましたが、それが焦れ焦れ感を出しているとも言えなくもありません。マデリンは、待つばかりの受け身の貴族令嬢ではなく、看護婦として自立していきます。そんな彼女の姿に共感を覚える方も多いのではないでしょうか。私はまだ34話までしか読んでいませんが、表紙絵とこれまでの流れからマデリンとイアンの元サヤになるのではと推測しています。なんとかマデリンとイアンの関係が進まないかなと期待しています。