【本作品は同人誌となります】
『おまえが望むのだ。魂を捧げ、私のものになるとーーさあ言え』
善人で貧乏なOL愛果は、
詐欺にあった祖母を救うために、いますぐに金が必要だった。
藁にも縋る思いで、インターネットで知った
「願いを叶える悪魔を召喚する方法」を試すと、
現れたのは長身に逞しい肉体、角と牙を持つ悪魔ヴァン。
「対価として死後の魂を差し出すならば、おまえの願いを叶えてやろう」
言い放つヴァンに、愛果実は宝くじ(1等組み違い賞30万円)の当選を願う。
はした金のために魂を差し出す愛果にヴァンは呆れ、
もっと大金や欲しいものを願えと命じる。悪魔にとって、
人間の魂は欲深ければ深いほど質が高いのだ。
だが、根っからの善人の愛果には自分のための欲がない。
どうしても欲深い願いを引き出したいヴァンが詰め寄ると、
秘めた願いは「幸せな結婚」だった。
「正直言うと…ヴァンさんがド直球でタイプなんですっ」
羞恥の告白にヴァンは驚愕。
だが、愛果の本音はヴァンにとって好都合だった。
「祖母を救う金。安定した幸福な結婚ーーならば叶えてやろう」
にやりと笑ったいかにも悪魔らしい笑顔に、愛果は覚悟を決める。
しかし、その契約方法はなんとセックス。
誰も受け入れたことのない身体のナカに、
悪魔の精液をたっぷり注ぎ込むという方法だった。
初めての快楽に戸惑いながらも、
手練れのヴァンの容赦ない責め立てに、
無垢なカラダは疼きだす。
「おまえの身体は欲深く、随分と男を悦ばせるのが上手い」
焦らされ、言葉で責められ、全身をくまなく愛される快感。
自分でも知らなかった淫蕩な素顔を引き出され、
とろとろに蕩かされた愛果の願いの結末はーー?
■総ページ数:52ページ