―知ってほしい…こんな愛のカタチもあることを―
人付き合いに自信喪失中の末永は、 大学の演劇サークルの公演で古葉の演技に心動かされ入団する。
近づきがたい雰囲気だが実直で優しく、空気が読めない短所も受け入れてくれる古葉のことを、末永はもっと知りたいと思うようになっていった。
そんなある日、酔った古葉から【ロマンティック・アセクシャル】であることを告げられる。
古葉の内側に触れ、これまでにない感情を抱いた末永。
こんな感情困らせるだけ…そう思うのに、古葉への想いはもう止められなくて――…
「好きです。たとえこれ以上触れられなくても」
自己肯定感低めの元陽キャ後輩と恋を諦めたノンセクシャルな先輩
今、すべての人に読んでほしい、愚直なほどにひたむきな純愛
【ロマンティック・アセクシャル】
恋愛感情は抱くが、性的欲求は抱かない恋愛的指向のこと
★初出時のカラーを完全収録!!