このレビューはネタバレを含みます▼
いきなり母親に売られた少女。 救いだったのは売られた先が奴隷とかでなく実の父親だったことですが。 それまでの酷い暮らしと正反対にとんでもないお金持ちの無茶苦茶大きなお屋敷(母親流に言うとゲバゲバ!)できれいな服を着て毎日美味しいご飯が食べられる幸せ。 でも初めのうちは、本当に自分はここの家の子なんだろうかと不安で。 他人には冷酷なパパもおにーさまもエステルには彼らなりにやさしく大切にして守ってくれます。 一般家庭とは違うけれど愛のある家庭・・・ですね・・・。 娘(妹)のためなら誰でも殺しつくすという感じの・・・・・・。「末っ子皇女殿下」の家族と似ていると思いました。 だんだん家族に慣れ、パパもおにーさまも大好きになり、カスティージョという特異な家系のため敵ややっかいな人間関係があり、教育も受けて色々もまれたあげく、エステルは女傑と言ってもいいしたたかな芯の通ったしっかりものに成長したのでした。 元々前世の記憶があったので幼いころのつらい時も何とか耐えて生きられたとありますが、そこへさらに磨きがかかった感じです。 精霊との契約までできて随分強くなっています。 最後の方では自ら軍を率いて戦いに赴きさえしました。 終盤(のはず)にさしかかって仲が良かったはずの再会した皇女アイリスの人格が真逆に変わっていて敵側に回っていて、これは魔法か何かで操られているか別人とすり替わっているんだと思いました。 紆余曲折あって一度こじれていた元護衛騎士のエメルとも両想いになれたと思ったらアイリスの嫌がらせか横取りされ・・・既読150話ではここまでです。 なぜ高位貴族のパパがエステルの母のようなクズ女と関係を持ったのか謎なのですが、子供ができにくいらしいので、あちこち手を伸ばしていたのかなーと解釈しています。 そろそろ決着が近いみたいなので楽しみにしています。