…けれど、あの日泣いていたあなたが強くなったことも、私がいちばん知っている――…。
「いつか私がメイドを辞めるとき、ここがあなたの居場所になっていますように」
公爵家との婚約破棄により、辺境伯・マルクに嫁ぐことになった令嬢のエリシア。
メイドのワンダも、エリシアの父の命令もあってアトワン領に着いて行くことに。
アトワン領は国境にあり、国内外からの干渉が絶えない。
武器の輸入などを通して貿易を生業としているエリシアの生家・シスレーとの協力関係が生まれ、
エリシアとマルクの関係がゆっくり深まっていくなか、それをよく思わない人もいて――…!?
これは誰よりも主を想う老メイドが、辺境の地で暮らす彼女のために「幸せ」を設える物語。
アトワン領の個性豊かな面々も登場して、ますます盛り上がる第2巻!!
描き下ろしはアトワン領の傭兵・ベルの過去が垣間見れる『嫌われ令嬢と女傭兵』