このレビューはネタバレを含みます▼
陰謀によって、襲われたエンデバール侯爵家の生き残りの令嬢シャルロット。
自分を守って亡くなった姉を生き返らせたいと願い悪魔(ジャン)を召還し、悪魔が提示した3つの願いは、シャルロット・そこに居合わせた祖母・姉のリーズロットが1つずつ口にすることに。
シャルロットは姉を生き返らせたいと願い、祖母はジャンを召還した諸々を忘れさせたいと願い、リーズロットはシャルロットと祖母に手を出させない代わりに、侯爵家襲撃犯とその黒幕たち100以上の魂を差し出すことに。
祖母はとにかく復讐劇にシャルロットを巻き込まない為に、シャルロットが負った頬の傷は、代わりにタヒんだ姉の恨みだの何だのと吹き込んだんでしょうが、そのせいでずっとウジウジしたデモデモダッテちゃんになっていて、かなり鬱陶しい。
祖母が亡くなった後は正式に侯爵位を継承しているにも関わらず、亡き父の妹一家に好きにさせてしまっているし、ピンチになると、亡くなった姉に助けを求める始末。
復讐に染まっても、しゃっきり生きる方がよほどマシな気がするし、祖母はいらんことしたなと思ってますが、陰謀の一端で公爵令息ライオットが巻き込まれて亡くなった時に、犯人と疑われて拷問されても屈しなかったところでは、かなり見直しました。疑われたのは、シャルロットやかつてのリーズロットとも関わりのあったヒューイが、シャルロットを犯人と思い込んで収監させたせいでもあるのに、それを恨んだりもしてない。
大切な鉢植えを壊されてちょっと覚醒する辺りまではイライラすると思うけど、そこを乗り越えたら、少し印象が変わると思います。その前にリタイアする人も多いかも。
私はリーズロットの行動が鮮やかすぎて、続きが気になったくちですが、幼い日のリーズロットと仲良く遊んだライオットとヒューイ、どちらもがシャルロットかリーズロットと共に陰謀を暴く展開が良かったなぁ。ライオットの早すぎるタヒが残念でならない。
今のところ、王宮の占い師だった女(現王妃)が黒幕側で関わってるんだろうなぁという匂わせまでですね。