「恋愛はもう面倒くさい。とにかく早く独身から降りたいんだ」36歳、市役所勤務。遥香(はるか)の期待したプロポーズは、彼氏の「最後の恋がしたい」という身勝手な振られ文句で消えた。ヤケクソで頼んだ特大パフェを前に、途方に暮れる遥香。しかし隣の席にいた見知らぬ男性と、なぜかシェアすることに。図らずも始まった「ヤケ食い」ならぬ「ヤケパフェ」の共同作業。愚痴をこぼし、パフェを平らげたあと、「あの状況でパフェを完食しようとするのは、勇者です。」と謎の励ましを受けて帰る。帰り道のバスの中。「私は勇者じゃなくて、恋のヒロインになりたかった。…いや、なんか違うな。そうか私は、恋じまいしたい。結婚さえ達成できれば、ヒロインでなくていい」そんな本音に気づき、傷心を隠しながら淡々と仕事に励む遥香。しかしある日、仕事で派遣されてきたのは――あの“パフェの男”!?ヤケパフェから始まる、予定外の“オフィスラブ”が、甘くほろ苦く動き出す!