「断罪の運命から私は逃れられない―?」聖女候補ミーディアは、聖女試験当日に自分が前世で執筆したミステリー小説の悪役聖女に転生していることに気づく。原作では、聖女の力を持たない彼女が真の聖女になるべく自作自演で事件を起こし、最後はヒロインに真実を暴かれて断罪・処刑される運命だった。平穏な未来を求め、事件を起こさずにいれば運命は変えられる―そう信じたミーディア。しかし、ミーディアが何もしていないにもかかわらず「紅い雨事件」は起き、物語は原作通りに動き出してしまう。自らにかけられた疑いを晴らすことを決意したミーディアは、真犯人を探し、断罪の未来を回避するため立ち上がるのだった。