幼女殺害事件とそれに関わる人達の話、とても重い話です。
昔の作品なので絵は古いですが雰囲気と合っているので気にはなりませんでした。
犯人へと近づいていく過程がまるでドラマのようで緊張しました。
過去のトラウマに向き合う主人公と辛抱強く
彼女を待った高橋さんの愛情が泣けました。
最近似たような事件があったので本当に漫画だけの世界ではない、他人事ではないな、と悲しくなりました…。
いつの時代も変わらず被害者と加害者がいるのだと、そしてこういう犯罪は昔からあるのだと再認識。
一つだけなんだかなあと思ったのが最後の被害者の父親…高橋さんの兄ですが、妻子にロクに愛情もなく愛人の方にさっさと切り替えたのが無性に腹が立ちました。
それにしても社会性の高い作品です。
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