自慢は自分の容貌、色男の典型要素である、金無し力無しを卑屈にとらえるディ・バラ一族の飲んだくれ男が、ヒロインの旅の護衛。
自分の魅力を使って落として見せようと言い寄る彼を、ヒロインは抗うも、内心必死の防戦。ヒロインも彼の外見の魅力は判って
いるのだ。
しかし、私は絵的に言うほど凄くハンサムに見えないが。
予知夢は、特殊な力を持つヒロインには怖いほど生々しくてインパクト大。
でも、空っぽの人間に自分は行かない、と突っぱねる。
しかし、空っぽと思った彼は、自分の中身に自信が持てない為に苦悩する彼の、空虚に感じる心、ヒロインは、道中に彼の真の姿を見て心を寄せ始める。
外見ではなく中身を重視する彼女が、彼の中身に自信を持たせることが出来たとき、お互いなくてはならない存在感を認めたのだった。
このコミック、そういうシーンなくても、言葉で十分性的描写を出して深みを持たせている。
いつの間にか彼は、彼女の魅力の虜になったことを自覚して、続編への彼の行動の変化へと、興味を繋げる。
味わいある言葉が絵を助けて展開は薄っぺらくはない。
セットで買ったが個別のレビューを記した。
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