後半は相当ドロドロするので、巻が若いときのようなラブ(?)コメ感は薄れます(顔が近かったり思わせぶりなところはありますが、直接的なBL表現はありません)。コメディのまま進んでいくものだと勝手に思っていたので、不穏な気配を察したあたりから続き
を買うのはやめようかと思いました……(笑)
ですが、通しで読むとそのドロドロも大事だったんだ、と気づけて最後にはほろりと泣けました。大人になると、関係を壊したくなかったり、関係の修正が煩わしくなったりして相手に気持ちをぶつけることが難しくなります。それを厭わない主人公だからこそのティーンらしい成長物語だと思います。
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