年齢的には成年でも大人になってる層となりきれてない層。
そういう過渡期の人間のるつぼたる大学生活で5年目を迎えてしまった後者の主人公。
周りとの温度差やシビアさを増していく環境をよそに、一向に煮え切らない主人公の自堕落な面を軸に、先を見
通せてないダメさ加減とかろうじてつながっている社会に適応し始めた彼女や周辺環境。
徐々に成長するのか、このままなんとなく生きていくのか。導入部だけでは何とも言えないのですが、正直、早くに覚悟を決めた自分には、続けて読むほどでもない作品だなぁというのが個人的な感想です。
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