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BLコミック
MONKEY PUNCH
1巻完結

MONKEY PUNCH

300pt/330円(税込)

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作品内容

双子の基親と宇隆は親の離婚で離ればなれになった影響で、痛覚がなくなってしまった。だがお互いが触れるときだけ感じる「痛み」。それが唯一無二の感覚。寿たらこの珠玉の名作、電子限定配信!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • MONKEY PUNCH

    300pt/330円(税込)

    双子の基親と宇隆は親の離婚で離ればなれになった影響で、痛覚がなくなってしまった。だがお互いが触れるときだけ感じる「痛み」。それが唯一無二の感覚。寿たらこの珠玉の名作、電子限定配信!

レビュー

MONKEY PUNCHのレビュー

平均評価:4.4 9件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 愛し方が想像のはるか上
    ぷぷさん 投稿日:2023/3/25
    寿先生のお話は、私の頭ではすぐ理解出来ないときもありますが(泣)でも、ストレートだけじゃない愛情表現がすごく好きです。 好きすぎておかしかったり、おかしく見えて、本人はものすごく真っ直ぐだったり。 好きというよりも魂で惹かれあって、離れ たら引き千切られそうに痛い。 こんな世界観もあるのかと今回も余韻に浸ってから再読してます(^^) もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) 2人が分かち合う “痛み” の名は
    amfrさん 投稿日:2021/11/7
    (69ページ 11/14までセール300→210pt) 人間が最初に獲得する感情は “快・不快” だという。生まれて間もない赤ん坊は、空腹や眠気、暑さや寒さ、痛みやかゆみ、湿ったおしめなどの“不快” を泣いて訴え、取り除いてもらって “快” を得る。 そうした快と不快の感情はいずれ “喜“・”楽” 、“怒“・ ”哀” へとそれぞれ分化していく。 もし、泣いても不快を排除してもらえないことが続けば「泣くことは無駄だ」と学び、不快の感情を他者に伝えようとすることや感じること自体を放棄し始めるそうだが、問題なのは不快の感覚を失えば対の感情である快感も得られなくなってしまうことだという。なるほど、「心地いい」と言えるためには前提として「心地悪い」ものの存在をも認識している、ということだ。不快を感じないなら、快感もない。 5才で別々に引き取られた双子の兄弟・基親(もとちか) と宇隆(うりゅう)は間もなく、互いが傍にいない時には「痛み」を「痛み」として認識できなくなる。本来は気を失うほどの激痛を伴う怪我ですら、痛いと感じない。“不快” 感に直結する痛覚を失うということは怒りや哀しいという感情を失うということであり、その結果 “快”感が導く喜びや楽しいという感情も同時に人生から消失することを意味する。それは絶望的なまでに無感動で虚ろな時間を生きることにならないだろうか。 それ故、逆説めくが、まるで「殺し合い」だと周囲が懸念する成長した2人の流血バトルは、実際は「生かし合い」に他ならない。 2人が揃うことでまざまざと甦り襲いかかる激痛。それは空漠とした時間の流れに不意に落とされる爆弾。リアルな手触りを伴う感情の劇的な覚醒。「生きている」という痛いほど強烈な実感を互いに与え合う行為。 そういう行為を私たちは普通、愛と呼ぶのだ。 もっとみる▼
  • (5.0) 初めての“痛み”と“快楽”は初恋誘発薬剤
    R://uKnowさん 投稿日:2021/11/10
    【このレビューはネタバレを含みます】 ★双子の基親と宇隆の兄弟ゲンカストーリー。 ★親の離婚で離ればなれになった基親と宇隆が会えるのは、1週間に1回、郊外の病院で。引き離されてぽっかり欠けた痛点が、互いの接触の中だけで正常に機能する。医者は「2人を一緒に育てるか、親がそれぞれに愛情をもって接するか」と言ったのに、どちらも果たされなかった…。 ★実の兄弟なのに、男同士なのに、とか、どうでもいいなと思えます。「だから何?」「2人のこと邪魔しないで」と、気付いたらそう思っていました。なぜ、彼らは“痛み”を選んだのかな、なぜ“痛み”を欠落させたのかな、と考えると、それは、“痛み”がダイレクトに“生”に繋がっているからかなと思います。実際、痛みを失くした彼らは、“生”を感じることも曖昧で、互いの喪失によって生きる意味を見出せないようです。殺し合い、互いに痛みを与えることが、「俺がいるからこその生きる痛み(意味)を思い知れ!」と言っているようで、レビューにある「生かし合い」だな、と思いました。彼らの関係性に名前なんて必要あるのかなと思うのですが、彼らはとても臆病で寂しがり屋のようで、「好き」を交わし合って、「愛」を確かめ合いたいのでしょうね。可愛い2人だなぁと思います。 ★表題作のみ69ページ。イケフェイスな双子が殺し合いと求愛をしています。壮大な兄弟ゲンカ。 ★紙版の短編集から抜粋して電子限定配信されているうちの1つで、“麻美”の話が『純愛ウイルス』です。 続きを読む▼
  • (5.0) 魂で求めあう2人
    romioさん 投稿日:2021/11/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 たらこ先生の珠玉の名作、電子限定配信という事で講読。 「 離れ離れにされてボク達は壊れてしまったんだ 」 異常なくらい仲が良かった双子の兄弟。父親の勝手な都合でで引き離されてしまった2人は互いの間でしか「 痛み 」を感じる事が出来ない「 心の病 」 と診断される。 本来、痛みは生きる上での体の悲鳴でありサイン。 感覚過敏と対極する感覚鈍麻は脳の発達に偏りがある発達障害と言われています。 この2人に限っては、互いの間では痛みを感じ生きていけるという2人だけの世界を本能で作り上げてしまう程の、唯一無二の相手であり、かけがえのない家族愛であり兄弟愛であり究極の愛なのではないか。 ぶつかり合い触れ合うことで今を生きていることを実感できるのが、この世でただ1人というのは、、言葉に表せられない。 たらこ先生の作品ではいつも考えさせられる。 ( 11月14日まで30%オフセール ) 続きを読む▼
  • (5.0) 一心同体
    しぐれさん 投稿日:2022/4/13
    【このレビューはネタバレを含みます】 おもしろいです!共にいないことで「感じない痛み」と、共にいることで「感じる痛み」、彼らにとってどちらが本当の痛み、精神的苦痛だったのか、想像すると苦しくなります。そのある意味乖離された感覚によって、互いの愛の深さを表しているように見えました 続きを読む▼
  • (5.0) パンチ
    みうさん 投稿日:2022/6/7
    69p短編。お互い一緒にいるときしか痛覚が働かない双子cpのお話。設定も変わっており、ストーリーに引き込まれました。昔の作品とは思えない新鮮さを感じます。題名通りパンチがきいてました。

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