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少女マンガ
「あると」の「あ」 1
4巻完結

「あると」の「あ」 1

530pt/583円(税込)

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作品内容

ピアノが大好きな少女あると。母の友人の推せんで東京の音楽学校へ入学することになり、ひとり上京してきた彼女だが・・・!?ミッチーが描くラブ・シンフォニー!!

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レビュー

「あると」の「あ」のレビュー

平均評価:4.8 8件のレビューをみる

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高評価レビュー

作品を読むたび無限の才能を感じる赤石作品
赤石先生は、ストーリー作りに天才的手腕を感じさせて簡単に作品内部へ人を引っ張り込む、希代の創作者なのだと思う。面白くさせているのは何か。設定、人物配置、エピソードの切り取り方、奇をてらわず、しかし手垢の付いた題材とも思わせない。各キャラの役どころにジャンプの無い自然さがあり、読み手は置いてけぼり感無く展開に乗っていける。

漫画によって表現される方法でしっかり味わえているが、たまたま漫画でならこう、ということで、創作されているものは、文字だけでも、或いは動く物でも何でも伝え方が出来そう。

音の無い媒体なのに音楽を話の素材に扱う漫画は私が読みたくなる一領域だが、ストーリーにかませてある諸々が、奏でる音楽の場外部分で既に、一定の演出効果を確保している。演奏シーンが出たときには自分のイメージを持ちやすくなっている。

物語力の高い終わり方も才気溢れる。
私はこういうほうが、物語の可能性や更なる拡がりを感じて好きなのだが、世の中には、万事片付いたその後が見たい、という人も相当数居て、不満票を呼んでしまうかもしれない。アメリカ映画的な安心重視の終わり方の好きな人と、ヨーロッパ的な映画のように、物事には全て終わりの有り無しはうやむやで、ここはひとまずこれで、みたいな終わりかたを好むのとの違いのように感じているが。
静かな曲調に戻ってそっと終わる曲もあれば、クライマックスまで怒濤の熱気で駆け抜ける曲、終わりがないようにいつまでもいつまでもモチーフでもリピートしていつか消える曲、終わりが来るぞ来るぞと盛り上げて様式化されたゴーダで分かりやすく終わる曲、そして、この話のようにサクッと振り下ろされて突然の幕引きで終わる曲も。

同時収録は篠原千絵先生作品を思わせるサスペンスにラブの組み合わせのストーリー。こちらは、本編4巻の最後に収録の位置付け妥当な作品。
怖さよりも暴走機関車とか、勝手に動く乗り物の映画と同趣向なのだが、車の感情表現は言葉に頼らざるを得なかったか、とは思った。



大袈裟でもないのに思わせ振りな滑り出しで関心を上手く惹き付け、ところどころ振ってある断片的な要素を無理なく先読みさせない仕掛けで繋ぎ、有りそうで無い、嘘とも断じきれない、まことしやかな語りの妙で、結末まで飽きさせない。作り込んだ作り話を作り物臭い上っ滑り方させない見事な構成と進行で、
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1件
2019年12月7日
感謝の気持ち。★
この時期の赤石先生の作品が大好きです。「天よりも星よりも」とこの作品は、私の中で双璧って感じです。当時、ファンレターを送って、お返事のお葉書が届いた時はとてもびっくりしました。懐かしい思い出です。
作品の中で、主人公の母親が、「ピアノを弾けることを当たり前に思ってはダメ。今日もピアノを弾けることを感謝しなさい」のようなことを言ったシーンが当時からとても印象に残ってます。
ささやかなことにも感謝の気持ちを忘れないようにしようと思ったきっかけになりました。
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2件
2019年10月14日
おすすめします。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公のあるとちゃんが、本当にかわいくて健気で頑張り屋さんで魅力的です。赤石先生の作品がどれかひとつでも好きでしたら、是非読んでみてください。芯の強い女の子、タイプの異なる二人の男の子、ちょっとのミステリー、そして作品全体に漂う優しさ。赤石先生の作品のエッセンスがすべて入っている作品だと思います。随所に描写されるクラシックの音楽が、この作品を優しく包み込みます。心地のよい音楽を聴いた後のような爽やかな読後感です。
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2件
2013年1月18日
懐かしくて…
中学生の頃に、読んで懐かしくて購入しました。
ストーリーもうろ覚えでしたが読んで行く度にそうそうと思い出していきました。
4巻の短編の話しも、大好きででした。
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0件
2022年11月15日
ぜひ読んでほしい
音楽のお話に少しミステリー要素が絡んできます。
巻数は少ないけど内容は濃いです。
私は赤石さんの作品ではこれが1番好きです。
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1件
2014年8月24日

最新のレビュー

「モーツァルト、モーツァルト」
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 懐かしい!作品はもちろん、小花模様のコミックカバーのデザインも優しくて魅力的です。あるとの母親が危篤状態になって病院に駆けつける途中、北斗が「マーラー(作曲家)の最後の言葉、知ってる?…『モーツァルト、モーツァルト』」。あるとの名はモーツァルトの「アルト」で、その流れの「マーラーの『最後』の言葉」。もう目前に迫っているあるとの母親の死を、「死」という言葉を全く使わずに、でも確実に読者に連想させる。この場面を、読んで数十年経った今でも私は忘れられません。赤石先生ってすごいな…。
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0件
2025年2月8日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

音楽と恋ミステリー
制作:八福神(シーモアスタッフ)
ピアノが大好きな主人公・あるとの音楽と成長を描いた物語ですが、赤石路代先生ならではのミステリーがしっかり隠されています。あるとと勝君と北斗君との出会い、三人の人生と恋が複雑に交わっていく様はまさしく三重奏。見事なトライアングルを描かれてました。こんなにハラハラしたのは久しぶりです!

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