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女性マンガ
のんちゃんの手のひら 5巻
10巻完結

のんちゃんの手のひら 5巻

600pt/660円(税込)

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180pt/198円(税込)

作品内容

担任の先生からダウン症である乃梨子の可能性を伸ばすために特殊学級を勧められる。本当に乃梨子のためになるのは普通学級なのか、特殊学級なのか悩んだ有希は──。

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レビュー

のんちゃんの手のひらのレビュー

平均評価:4.1 48件のレビューをみる

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高評価レビュー

乃梨子がかわいい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 確かに、現実にこんなに恵まれた環境で障害児を育てることはないだろうけど、作者は障害児を育てる大変さを伝えたかったわけじゃないのだから、必要な設定だったと思う。
これが普通の家庭で、お金のやりくりもしなきゃいけなくて…とかだったら、乃梨子の成長に重点を置いた作品にはならないから。
障害を持っているからって不幸なわけじゃなく、他の家庭と同じように悩み、幸せを感じるのだ、ということを伝えようとする漫画なのではないかと思う。
出生前診断も、やらない理由もやる理由も、それぞれの気持ちがとてもよくわかるし、特にやる人を非難しているようには感じなかった。主人公はやりたくないだけで。
考え方の押し付けは私はあまり感じなかった。旦那の実家、旦那自身、子供堕した人、妹がダウン症の人、やはり差別意識を持つ人、助けてくれる人など…なるべくいろんな人の意見を出すように作品を作っているように感じた。

ダウン症の人と関わったことがあまりないので実際と違うとかは分からなかったけれど、とにかく乃梨子がかわいい。健やかに育っていてよかった。

子供の頃近所に住んでたダウン症のお姉さんは、顔はダウン症特有の感じだったけど、話すと普通の人とそんなに変わらなかった。天使っぽくはなかった。いじわるされた時もあるし。人それぞれ。
最後の方、絵が乱れるのが気になった。
(追記)そういえば、私も小学校から障害を持った子と同じクラスで勉強していた。やはり高学年になるにつれ別の教室で勉強する時間が増えていた。最初にこの漫画を読んだ時、乃梨子の就学のあたりでこんなに大変なんだと驚いたが、それは自分自身が普通に障害を持った子と学校生活を送っていたから故の驚きだった。いつのまにか、小学校や中学に障害児がいても当たり前だと認識していた。これが、差別しない教育の成果なのかなと思った。確かにそういう人が増えると、少なくとも教育の機会が奪われることはなくなりそうだ。
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5件
2018年6月12日
ダウン症児
母が金子節子さんの本が好きでよく買っていたので、この本も全巻既読。久し振りに読みました。昔から思っていましたが、絵柄のこともあるんですがやっぱりノリコちゃんはダウン症には見えない(笑)。生まれた時の身体的な描写はともかく軽度の知的障害程度の振る舞いが多いです。それと、いろんな意味で「ノリコちゃんちは裕福でいいねえ」と思います。お金の余裕は心の余裕です。内容でもう一つ気になるのは、養護学校へ行くのがまるで悪いことのように描かれていること。私は子供の頃に先生にいつも頼み事をされたり、所謂リーダー格の児童だったので学校でダウン症や知的障害児の面倒をやたら見させられていたんですが、健常者の児童が負担を強いられたりするし、本人達の限界は勿論、ちょっと気にくわない事があると親は乗り込んでくるし、こういう子は養護学校へ行くべきだと思います。何より、健常者と同じ教育施設では彼ら彼女らが社会に適応し生きていくためのことは学べません。かえって苦労する羽目になるのではないかと今も思っています。
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17件
2020年3月17日
のんちゃんのしゃーわせに心が癒されます
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 現実とは異なる表現など賛否両論あるのかもしれませんが、のんちゃんの一言一言、一挙手一投足に癒されました。
内容的にも妊娠中の葛藤、生まれてからの問題、世間の風当たり、
ダウン症や障害を持つ子供達の教育の問題、またダウン症の兄弟を持つ家族の気持ちなど色々取り上げられていて、考えさせられました。文中にあった心まで障碍者じゃない!というパパさんの声、ほんとにそう思いました。自分の身近にいなかったと振り返ると、やはり隔離教育だったのだろうと感じます。困難な面も多いのかもしれませんが、共に生きられる世界を望みます。手を差し伸べるのも、差し伸べられるのも慣れが必要だと感じます。ママさんの彼も6年2組だった、の言葉が表すように、子供時代にどんな人と触れ合ったかというのは、確実にその後の魂に影響すると思います。のんちゃんの生きやすい世界で私も生きたいと強く感じました。できるなら、中学~高校、思春期の話も読みたかったです。
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0件
2022年4月9日

最新のレビュー

健常児ではない子どもにどう対応するか?
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ダウン症児についての理解を深めるにはお薦めの作品ですが、主人公夫婦の主張の全てに同意はできない…かな。他の方のレビューでも指摘されていましたが、頑なに養護学校への進学を拒否したり、自分たち亡き後の「保護者」として第二子を産んだり。障がい児を持つ親の行動として、これは一般的なのかしら?疑問が残ります。かと言って、障がいのある子をみんな養護学校に行かせれば良いのかというと、それも違う気がする。いろいろ考えさせられる作品でした。
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0件
2025年6月22日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

ハンデを持って生まれた娘と母の育児
設計:じゃっくさんの奴隷(シーモアスタッフ)
安達和也と有希は、結婚6年目になる夫婦。妊活に励むもなかなか実らず、義母に小言を言われる日々を送っていました。不妊治療を始めて3年後、ようやく我が子を授かった有希は大喜び。しかしある日の検診で、「赤ちゃんに染色体異常の疑いがある」と告げられます。ダウン症という障害を持って生まれた娘・乃梨子と、彼女を育てていくと決めた有希の成長物語。ダウン症の育児エピソードや周囲の反応がリアルに描かれており、ハラハラしたり同情の涙があふれたりすることも。「もし自分が有希の立場だったら…」や「もし身近に乃梨子ちゃんみたいな子がいたら…」と、考えさせられる名作です。作者は金子節子先生です。双葉社の「Jourすてきな主婦たち」に連載し、全10巻で完結。実写ドラマ化も果たしました。これから妊娠・出産を望んでいる方にぜひ読んでもらいたい作品です。

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