小学生の頃にアニメが放送されていてそこから大好きになった作品です。
ヒカルやアキラら新時代の若い棋士たちが切磋琢磨している本筋に対して、私はそのさらに上の世界で繰り広げられている塔矢名人と佐為の孤高のライバル関係がとても好きです。
佐為
、アキラ、塔矢名人、緒方など…囲碁のためならどこまでもなりふり構わず熱くなれる人々がとてもカッコいい。そして、そんな人々に刺激、翻弄されてヒカルもまた成長してゆきます。
大人になってから読むと、さらに深く味わうことができました。囲碁を打つこととは、生きることとは…佐為が千年にもわたるその命を以て教えてくれたことを、私も噛み締めて生きてゆきたいと思いました。
ストーリーの完成度が高く、絵もとても綺麗で、間違いなく不朽の名作です。張り巡らされた布石が終着する一つの結末を、どうか一人でも多くの方に見届けて欲しいです。
ちなみに私は子供の頃から佐為が1番好きでそれは今も揺るぎ無いのですが、大人になって塔矢名人推しになってしまいました。人間が出来すぎてます。明子さん(アキラママ)になりたい!笑
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