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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ少女マンガ 集英社 マーガレットコミックスDIGITAL ココハナ かくかくしかじかかくかくしかじか 2
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作品内容

日高先生にしごかれて美大受験を乗り切った明子。夢に近づくはずが…? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ第二弾!

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全5巻完結

  • かくかくしかじか 1

    706pt/776円(税込)

    自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ!
  • かくかくしかじか 2

    706pt/776円(税込)

    日高先生にしごかれて美大受験を乗り切った明子。夢に近づくはずが…? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ第二弾!
  • かくかくしかじか 3

    706pt/776円(税込)

    美大を卒業したあと、就職せずに宮崎に帰った明子。日高先生に再会し… 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ第三弾!
  • かくかくしかじか 4

    706pt/776円(税込)

    ついに夢だったまんが家になった明子。心は絵画からまんがへ。そんな明子に日高先生は… 少女まんが家として歩き出したあの頃を描くドラマチック・メモリーズ第四弾!
  • かくかくしかじか 5

    706pt/776円(税込)

    まんがの仕事に邁進する明子。余命四か月を宣告された日高先生が明子に伝えたかったのは… まんが家・東村アキコのドラマチック・メモリーズ万感胸に迫る最終巻!
映画化

「かくかくしかじか」

【出演】

出演:永野芽郁、大泉洋

レビュー

かくかくしかじかのレビュー

平均評価:4.7 167件のレビューをみる

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高評価レビュー

全員が感動するかは分からないけど…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分自身も地方の片田舎の進学校に通い、高校の美術の先生から紹介されて、おじちゃん先生が一人でやっている絵画教室に美大受験のために通った。美大に進学した後も私はその絵画教室で、長期休み毎に、先生の助手のアルバイトをして過ごしたりした。
この絵画教室の先生が、日高先生にそっくりすぎて、1巻から最終話まで、他人事に思えなくて、ずっと心をえぐられるようで、本当に泣いた。
小さな一軒家の居間を改造した部屋で生徒がひしめき合って、先生にげきを飛ばされながら、時には泣きながら絵を描いた。描いた後は、先生が作った陶芸作品のコーヒーカップで、先生が丁寧にドリップでいれたコーヒーを飲んだ。コーヒーなんて普段飲まなかった高校生でも、みんな必ず飲んで帰った、すごく美味しかったから。
先生は釣りが好きで自分でとった魚を〆たりして、食べさせてくれた。人生で初めてカラスミを食べたのは、先生の自家製カラスミ。
絵画が何より好きで、陶芸も好きで、何が何でも生徒を絶対現役で合格させる。
何から何まで日高先生と同じ過ぎて…
でも、ひとつ同じじゃないことがある。私の先生は病気しながらも、まだ生きてる。
今、全巻一気読みしたところですが、これから先生に会いに行こうと思います。
東村アキコ先生、ありがとう。
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34件
2016年1月3日
孝行をしたい時には…のせつなさ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 宮崎のおおらかな風土の中で漫画家を夢みていた、かなりイージー思考な女の子と、画家なのにビシバシ竹刀を振り回して暴言を吐く、かなりスパルタな絵画教室の先生との師弟物語。特殊な世界の話のようでいてこんなに心に刺さるのは多分、「孝行をしたい時には親はなし」の先生バージョンだから。
映画はわかりやすい感動作になっていましたが、原作漫画の方がより、作者自らが「ひどい話」という後悔や懺悔、若い頃の葛藤や自分のことで精いっぱい感、先生の「描くこと」への純粋な思いが細やかに伝わってきます。(恐怖の絵画教室シーンなども、漫画だとギャグ感満載!)
反発できるのは、先生や親がいつもそこにある「帰る場所」だから。でも若い頃はそのおせっかいやカッコ悪さが恥ずかしくて腹立たしかったり、期待に応えられていない自分が後ろめたかったり。
帰る場所がずっとあるわけじゃないと気づいた時には、たいていの人は間に合っていなくて、多分これはみんなが繰り返していくことなんだろう。
今なら先生の気遣いのビール一気飲みできるし、今なら先生を海外に連れていってあげられる。間に合わなかった色々を抱えて、「描くしかない」。
各章の先生への呼び掛けを、そしてラストの呼び掛けを、しみじみ噛み締めたくなる作品です。
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1件
2025年5月26日
生きることは絵を描くこと
東村先生の作品はかなり前からずっと追いかけています。昔の作品では本能にままに描きたくて描いていて、あまりストーリーを作るのお好きではないのかなと思ったことありますが、最近の作品はよい編集さんがついたのか、ストーリーに一貫性が出てきて、とてもレベルが高いお仕事されていると思います。この作者さんの自伝的作品を読んで、作者さんが、どうして描くことに情熱を持って生きてこられたか、よくわかりました。美大入学のための美術塾の日高先生が、病床でも教え子に、描け、描け、と何度も繰り返す。東村先生の作品で初めて泣きました。日高先生はもういらっしゃらないけど、間違いなくその生き方は東村先生やもうひとりの教え子のはるな檸檬先生に受け継がれていると思います。東村先生の作品読んだことある方には、是非読んでもらいたい作品です。オススメです。
いいね
14件
2021年1月26日

最新のレビュー

笑いながら、泣きながら読む感動作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 宮崎県の片隅で伸び伸びと育った明子は、自分の絵の才能を信じて少女漫画家になることを夢見る少女だった。美大に入り、在学中に漫画家デビューするという無謀な計画を立て、高3で「日高絵画教室」の美大進学コースに入る。講師の日高先生にそれまでの自信や自惚れを粉々に打ち砕かれ、一からスパルタ指導を受けることになる。厳しくも優しい先生とお調子者の明子が、反発しながらも美大受験を目指す。東村アキコ先生が恩師との出会い、美大受験し、人気漫画家になるまでを描く自伝的作品。先生に語り掛けながら現在に至るまでがセキララに描かれていて、突然ぶち込まれてくるギャグのような展開に笑いながら…そして涙ぐみながら読んでしまう感動作。
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1件
2025年5月26日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

最後は泣いた…
広報:扇風機おじさん(シーモアスタッフ)
「ママはテンパりスト」「月海姫」「主に泣いてます」のハイテンション漫画家・東村アキコの自伝的作品です。宮崎県に住む女子高生、明子は美大受験のため入った絵画教室で、竹刀を持った絵画教師・日高先生に出会います。自分は絵がうまい!とうぬぼれていた明子の鼻っ柱をバッキバキに叩き折る日高先生。のちのカリスマ漫画家・東村アキコはこうしてつくられた!リアルな美大受験記から、漫画家になるまでの顛末までが持ち前のハイテンションで描かれますが、ところどころで今の明子の独白が入ります。まるで何かを示唆するかのように…笑えるだけでなく、ときに切ないドラマチックなお話です。

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