195ページ、短編4作品(暗い過去が2つ、おやじ2つ)。
どれも読み応えのあるお話で、私は好きでした。
表題作は2話で、南美隆輔の傲慢な正餐のスピンオフ。
南美は若頭補佐でしたが、今回はその若頭の話。
前作の裏話も出てきます
が、それぞれ別に読んでも楽しめます。
主人公はカリスマ美容師で、やくざの息子と幼馴染。
鬱屈を抱え込んで切ないです。
それにひきかえ若頭は豪快、単純お馬鹿?が可愛い。
しゃべりに愛嬌があって好きでした(笑)
ちなみに表題は2話目、1話目のタイトルはswirl。
読み終わってふと何の意味か調べたら、渦巻く、ぐるぐる。。
はぁーなるほど、意味がわかりました。
2つともタイトルに味がある(笑)
3作目の糸が2話、これもいいお話でした。
親に恵まれず寂しい主人公と、育ての親のような幼馴染の父。
新婚の娘にとっては、初恋の幼馴染と父。
彼女の気風がかっこ良かった(笑)
父のヘタレが可愛い過ぎる(笑)。
他は1話ずつ。
2作目、上司と部下。
4作目、同級生の再会。
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