学生時代に読んでいた作者さまの作品。今も活動されていると知って嬉しくて、このシリーズを読んで見よう思いました。和菓子職人の家に生まれたけれど、パリに留学してパティシエになって戻ってきた主人公 刀真くんのお話です…。
物語全体を通して…な
んて言うのか、昔懐かしい少女漫画の様な展開に、読んでいてとても癒されます…。地元の商店街の旧友のお店で幼馴染たちと食事をしていたら、慌てた様子の母親が刀真を呼びにやって来ます。ドヤドヤと実家に戻ると、そこにはフランスから今、着いたばかりのソロモンが…。空港でシャワーでも浴びたのか、凄くさっぱりして髪もサラサラな彼が、モブ化した幼馴染達をわき目に刀真に熱いキスと抱擁で再会を喜びます…。モブ:キャー!!となる中、読んでる私も恥ずかしくなってキャー!てなりました…。ついでに幼馴染の中には、「誰だ…」ていう軽いアテ馬もいて、何とも言い難い心地良さを感じました…。
少女漫画は少女の心に戻って読むのが1番楽しいんだな…と。あり得ないからこそ面白い…そしてキャーとなる。懐かしかったです。続く…幼馴染の1人とソロモン兄編のお話「世界は僕らのことなんか知りもしない」も読んで見たいと思います!
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