るん太さんがつけた評価
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私も担当医から直接はっきりと「悪くなることはあっても良くなることは決してない」と言われました。ずっと自分には無関係な病気だとどこか他人事のように彼女の日記(原作)を読んでました。単純に可哀想だなと。ところが自分自身にこの病魔が襲ってきてしまったのです。文字を書いたり絵を描いたりするのが好きだったのにできなくなってしまいました。私の場合は最初から「身体障碍者手帳2級」でしたが、まだ何とか人目が気にならない年齢になってたのである意味ラッキーだったかもしれません。苦しみは人それぞれですし、私は母が癌で他界したあとに罹患しましたが、若い分だけ亜也さんのほうが辛かっただろうと思います。だけど、機能不全家族の中で育った私には励まし、支えてくれる家族が居ません。私もリハビリを頑張ってたつもりが急激な進行で寝たきりになってスプーンでご飯を食べるのが精一杯でいつまで生きられるか分かりませんし、あと何回入院するのか分からないけど、同じ立場になったので以前より気持ちが分かるようにもなった彼女のご冥福を心よりお祈りいたします。(閉じる)
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