Tottoさんがつけた評価
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最後に男性に恋する親戚の女の子を出した理由は、今後もどんなに若い女性から誘惑されても、男性は主人公の女性だけを愛するということを示す展開として描かれているのでしょうね。
女性が望むのは、自分の愛する人が自分のことだけを永遠に愛してくれることでしょうから、女性にとっての究極の愛の形を描こうとしている作品なのだろうと思います。同じ作者さんの他の作品も同様だろうと感じます。
女性が無自覚でもずっと前から幼馴染の年下男性を愛していたことも描かれていましたが、それに気づくのが遅れたのは相手が年下で、庇護する対象だと思っていたからでしょうね。
ジャンルは女性向けではないようですが、内容は女性向けですね。というかこの作品を読んだ男性はどう思うのだろう?敢えて男性向けにも、女性にとっての究極の愛の形を見せたかったのかなあ?
何千年前に成立した聖書の中にも男女の愛の難しさや悲しみや嫉妬や苦しみや激情や恋や愛が描かれていますが、人間はいつか正解に辿り着けるのかなあ。
エロ漫画の作品(の中の一部の作品)も文学だなあと思います。
漫画も文学の一つですね。(閉じる)
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