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ラブラド・レッセンス
BLマンガ
ラブラド・レッセンス
1巻完結

ラブラド・レッセンス

ymz

600pt/660円(税込)

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作品内容

目が覚めると病院のベッドにいた写真家の藤代春次。
どうやらカメラをかばって階段から落ち、意識不明のまま搬送されたらしい。
担当医の日賀睦は、偉そうな態度で何かと春次をイラつかせる。
だが、なぜか春次の創作意欲も刺激するのだった。
そして、睦もまた自分にないものを持つ春次が気になって……。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

ラブラド・レッセンスのレビュー

平均評価:4.3 71件のレビューをみる

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高評価レビュー

自分の視線は、相手を正しく捉えている…?
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 新しくフォローさせていただいた方をはじめとするフォロー様方のレビューリストから選びました。

新しく人と知り合い関係を築いていくそのいき方は、いつどこでどんな状況で出会ったのかとか、互いの立場がどんなものかとか、自分と相手がどんな性格でどんな物の考え方をするかとか、これまでどんな風に人間関係を築いてきたかとか、今ちょっと考えただけでも少なくともこのくらいの条件で何十、いや何百、何千通り(あるいはそれ以上)の道筋を辿りうるでしょう。
いつ、かしこまった口調が砕け、顔の表情や身振り手振りがより親しげなものに変わり、互いの物理的距離が近づくのかは、気の遠くなる可能性の中から互いに選択を繰返しながら徐々に1つに定まっていくのでしょうか。
このお話の春次(しゅんじ)と睦(むつみ)は、救急搬送されてきた患者とその主治医。その初対面の日。いきなりタメ口をきき密着してベンチに座り互いの手や口から煙草を取り合い、気落ちした風の相手の頭をわしゃわしゃとかき回したりと、二人は独特の道筋で近づいていく。
このルートが自分の慣れ親しんだ道筋やテンポとかけ離れている読者ほど2人を苦手に感じそう。
とはいえ決して軽薄ではない。途中停止や戻るボタンがない人生は前へ前へと進み続ける時間の連続で、“一回性”のもの。それを思い出し春次が意地を捨てたことで2人も前に進めた瞬間があったと思います。
タイトルのラブラドレッセンス(一語の単語)は、それ自体の成分構造と光の干渉によりラブラドライトという鉱石が放つ青みを帯びた閃光のことで虹色とか玉虫色と喩えられ、見る角度や場所・時間で何色にも変化して人の目に映るとか。例えば同じ人を前にし同じ優しさに触れたとしてさえ、受けとる人間次第で違った閃光に見えるということを示すために巧みに選ばれたタイトル。
誰にでも一様に向ける優しさを浮気性とか不誠実な行動と同一で嫌なものと受け取ったことがあるのはこの元カノだけでしょうか…?と作者が問うているように感じた。優しさ属性の人をただの多情な人間と見誤ってはいませんか… ?と。
いいね
14件
2021年8月29日
タイトル
ymz先生の描かれる日常風景はなぜこんなにも心惹かれるのでしょうね〜。
大人になると他人と新たな関係を築くってめんどくさい。
睦と春次は医師と患者という関係から1歩外に出て、この人を知りたい、また会いたいと思った。
2人の何気ない会話がまた次へと繋がる。自分達で繋げて繋げて…ある日相手が特別になっていることに気づく。積み重ねて行く日々、その過程に愛しさをひしひしと感じるそんな作品。
そうやって築かれた関係がなんとも頼もしく、これからを想像させる終わりも素敵。

春次が言った人の事蔑ろにするって恐ろしいねというセリフ。ラブラド・レッセンスというタイトルに込められた意味。
一期一会じゃないけど目の前の人に対してできるだけ誠実でありたいなって思う。
そうは言っても難しい。だからこういう作品を読んで少しでも身を正そうと思えるのは大事だなと。
説教くさいお話ではなく自然とそう思える柔らかさが良い。
ymz先生の描くキャラクターはいつも真っ直に伝えてくる。シンプルに胸に刺さる言葉の数々に感動する。
トーンの使い方や背景も優しくて好きです。
読んでいると自分も大切にされている気になる作品というか...大好きです!
いいね
5件
2022年10月31日
娘がいたらこの作者さんの作品を勧めます
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買い。医者と写真家CP。大きな事件なーんにもおこりません!ふたりとも大人なはずなのに、距離の近づき方が、1話の1ページ目からヤッてしまってるエロエチBLに比べて204倍くらい遅いです(204ページの表紙裏おまけで、しかもようやく言及される、だけ。)
本作品、エロ成分ゼロなのに、こんなに魅力的なのは何ででしょうかー。本編はふたりの日常と感情の揺れを丁寧すぎるくらい丁寧に追って、告白するまで。(その告白も、そこに辿り着くまで何コマ使ってるんだーというモダモダ感!) 表紙の雰囲気そのままで、なんならこのお話を水彩画の絵本にしてもいいくらい。
この作者さんの作品、年若いBL初心者に貸し出すのに最適かも。男性が好きなのではなくて、そのひとが男でも女でも構わず人間として好きで、そのひとしかいないという、唯一無二の存在。BLの良い所を優しいタッチで描いてくれています。自分には娘がいませんが、もしいて、年頃になってBL読みたいと言い出したら、ラブラドとハイファイ2冊をそっと手渡しますねー。
ハイファイランデブーに、このCPが登場します。ふたりの後日談、ぜひ読んでください。
いいね
7件
2020年11月24日
やっぱり好きだな〜( *´艸`)
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 搬送先で出逢った同い年のカメラマン藤代と担当医睦の二人が、真逆の性格を弄り合いながら日常を重ねて互いの居場所になる素敵な話。二人の関係性が羨ましいとても良い話です。

ymzさん作品はハッピーバースデーでも感じたけど、たわいもない会話や行動がスルスルと心に泌みるのがやみつきになるんです。

今回も数々のシーンや言葉にグッと来たんだけど、「見えないところに真意はある」ってまさに今の私にはズドンでした(^^)それとタイトルの意味!!学生時代にこの話をしてもらえたら簡単には忘れなかったはず!と八つ当たりしながら懐かしい気持ちにもなれました笑。それとラストのピンボケ話をしている状況を詳しく知りたいわーー!!

このお二人、『ハイ・ファイ・ランデブー』にも登場してます( *´艸`)嬉しい♪
いいね
2件
2020年2月26日
染みてくる
ymz先生の作品、じんわり効きます。
日常の何気ない心の動き、変化が何を意味するのか?
たったひと言が心の澱を浮かび上がらせたりかき混ぜたり。
人と人が知り合って、何がしかの関係性が出来上がっていく。
患者と担当医師として知り合った藤代と睦。
最初から恋に落ちてたかと言えばそうかもしれないしそうじゃなかったかもしれない。
見えないところに本当の意味があったり、見る角度によって色が違って見えたり。人も恋も同じ。
写真家の藤代の言葉に対する感受性がとても素敵です。
その感情に名前をつけてみたら恋だった、そんな2人の心のやりとりが染みます。
いいね
7件
2021年12月19日

最新のレビュー

春のようなあたたかさ
作者買い。ymz先生の絵も紡ぐ言葉も全部好きです。相手のために時間を作るのが楽しいって最大級の愛ではないでしょうか。愛じゃよ。ダンブ〇ドアもそう言っています。
いいね
0件
2025年4月12日

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