一佳(攻)と令(受)の出会いは小学生。成長し二人は恋人になりますが、身分差ありで反対され、令は事故死。恋人を失って2年。田舎町で暮らす一佳。表面上は上手くやり過ごしても、寂しさで心が腐っていき……。
そんな時、一佳の前に幽霊となった令が現
れます。幽霊でもいいから傍にいて欲しいとか切ない。しかし令が消えた後から一佳の周りは嫌なことが起こり始めます。
読み進める内に分かってきますが、結構意外な展開。ちょっとファンタジー要素もあり。思わぬ所で話が繋がっていて面白いのと同時に泣きそうになりました。
後半の短編は二人の生活のあれこれ。令の従兄弟がやって来て……生と死を考える内容でした。ページ表記は良かったですが、字体が通常のものと違っていて見辛かったです。
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