上記はコミックでもありますが、本作はその原作のシリーズ小説。
読めば読むほど、はまってくるこのシリーズ作品!
どの話も切なさや想いの一途さが程よくあり、話は短めなのにテンポが良くて読み応えあります。
普段小説は読まない方にも、読み
やすいのでオススメしたい!
今回の主人公はあまり美人じゃない、郭内でも底辺に位置する売れないお茶挽き色子。
もう、その日陰根性というか、謙虚過ぎる健気さとまっすぐさに涙が出そう。。
読んでて幸せになって欲しくてたまらなかった(泣)!
そんな子だけに、お相手がヒーローに見える。
後半切な過ぎて泣けてきます!
その後の話がもっと読みたいですが、確か5作目華園を遠く離れてがそれまでの作品の後日談集のようなので、幸せな2人の話が楽しみです!
<シリーズ作品>
同じ郭を舞台の小説。
1冊ごとに1組なので別々で読めますが、登場人物、主に綺蝶&蜻蛉がどの作品にも被っているので、順に読むと関連作としてさらに楽しいです(笑)
2作目愛で痴れる夜の純情は唯一コミック化されているだけあって、どうやらシリーズ中のメインキャラに位置してるようです。
綺蝶&蜻蛉は今回も登場、結構重要な役割をしていて、本作の後日談として2人の番外編もありました。
相変わらずコントのような2人で、綺蝶&蜻蛉ファンには楽しいお話でした。
コミックで好きな方、この2人は他の話にもよく出てくるので小説もどうぞ!
1冊だけなら星4,5ですが、つながりも楽しいのでシリーズ通してで星5。
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