あわれな悪魔＆おろかな天使の、切なすぎるピュアな愛のお話。
もう悪魔の生い立ちからして哀しい。
そんな悪魔が健気だけど、、なかなかむくわれない。
特に後半2巻目からは、ずっと涙ボロボロ。。
天使にも後半切なくなる。。
そし
て、、
ラストが足りないです（泣）!!!
その数ヵ月後、数年後、数十年後の幸せな後日談も欲しかったよぉーーー。
そのぶん想像をかきたてられ、余韻の強いエンドになってます。。
作者さんの名作、美しいことに続いて2作目でした。
彼女の有名作のレビューでよく、BL域にとらわれない、という表現を目にするけど本作もまさしく。
BLでもあるけど、BL関係なく普通の小説としても読み応えのある作品です。
年齢性別に関係なく、読んで惹きこまれるストーリー。
前半は2人と友達になった幼い人間の男の子が主人公。
その子視点で2人の話がすすむので、子供向けの本のようなやさしい会話ですごく読みやすいです。
絡みもなくはないんだけど、表現がソフト。
神や悪魔、善悪など、テーマ的にも考えさせられる。
若い学生の方にもオススメできる秀逸な作品！
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