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Tonight，The Night 【イラスト付】【電子限定SS付】

一穂ミチ絵津鼓

（4.6）投稿数58件

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作品内容

ある夏の日、熱中症にかかった真知は、偶然とおりかかった佑に助けられた。真知の実家は和菓子屋で、佑は得意先のひとり息子だった。報われない恋をしている大人とまだ恋をしらない子ども、真知・二十一歳、佑・十二歳、それがふたりの出会いだった──。以来、佑はなにかと真知に懐き、少年らしい潔さとまっすぐな心を向けてくる。そして佑は真知に想いを告げる。「俺、真知が好き。どうしたらいいの」と。幼い告白に真知の心は揺れ──。【限定配布されたショートストーリーを電子限定で巻末に収録配信！！】

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

BL小説 / 電子特典付き

作品タグ

：和菓子屋 / お互いが好き / まっすぐな気持ち / イラストが綺麗 / ハッピーな気持ち / 必要な存在 / 相性抜群 / 純粋な気持ち / 素直な気持ち / 衝撃的な内容 / 心が温まる

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：大洋図書

雑誌・レーベル

： SHY NOVELS

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2016年7月11日

ファイルサイズ

： 15.0MB

ISBN

：

481301299X

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

Tonight，The Night 【イラスト付】【電子限定SS付】のレビュー

平均評価：4.6 58件のレビューをみる

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高評価レビュー

sato さん

(女性/－) 総レビュー数：295件

男前小学生の魅力

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 小学6年生の佑（たすく）と、21歳の大学生真知のお話。

挿絵の雰囲気通りほんわかした作品でした。

とにかく攻めの佑の小学生らしからぬ…いや、小学生だからこその潔さ、カッコ良さが光ります。
日傘を差しかけてくれたり、真知の日除けになるために電車で立っててあげたり、出先で余分なお金を持ってきていない友達のためにさりげなくお昼を奢ってあげたり…。
しかも決してひけらかさないのです。

全てのエピソードが男前。
正直、21歳が小学生に本気になる？という疑問はありますが、そこを突破できる、いや、突破させてくれるくらいの魅力は十分にありました。

出会い当時の12歳のエピソードがかなり長め（全体の半分くらい）だったため、どうしても印象が強いですが、全体的には佑の12～18歳までの6年間が書かれています。
各エピソードは短いですが、どのシーンでも佑の年相応の可愛らしさとカッコ良さがしっかり伝わってきます。
特に中学生になってやっと携帯が持てたエピソード。
嬉しさが凄く伝わってきて可愛かったです。

18歳でとうとう合法(笑)となり、エッチ解禁。
真知のヤキモチも可愛らしいスパイスとなりナイス。
これを知ったときの佑はすごく嬉しかっただろうなぁ。
嬉しかったということをしっかり真知に伝えるところが佑らしい。
エッチ本番も初めてらしいガッツキ具合が可愛かったです。
手で握らせて「れんしゅう」って…。
ひらがな表記なのがグッときました(笑)

とにかく最初から最後まで揺るがない2人の関係がとても良かったです。
あまりに佑が良すぎて全然言及できませんでしたが、今後ますますスパダリ化していく佑にドキドキしながら過ごす真知が容易に想像できます。
頑張れｗ

この作品が一穂ミチさんの初読み作品でしたが、すごく文章が読みやすく感動しました。
他の作品もぜひ読んでみたいと思いました。

3件

2024年7月2日

lisa さん

(女性/20代) 総レビュー数：538件

12〜18 × 21〜27

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル通り、こう考えると凄いですよね。めちゃくちゃ長い。しかも佑が小学生の頃から。小学六年生からずっと真知一筋だった佑もすごいけど、二十代を全て佑と過ごした真知が凄いなと思いました。佑も大概大人でしたがやっぱり年上の真知の方が色々見えていただろうに。小学生と付き合ってる、なんてふと我に返ったりしなかったんでしょうか……。おまけに大学受験終わるまでプラトニックとか、、いやいや真知君高校生の時もう経験済だって言ってたじゃんって脳内ツッコミ入れましたが(笑)真知は行為の快感知ってるのに六年もよく我慢したな〜と思いました^^;そして・・・小学生の佑が大人すぎましたね……レビューでショタ感ないとありましたが本当になかった。時々同年代じゃないかと錯覚するくらい大人びてましたね、、でもたまに子供らしく愚図ったり可愛い挿絵を見たりしてちび佑に萌えてました、、笑笑別れの危機！とかそういったスパイスがないと批判もあるようですが私は二人がゆっくり時間を重ねて愛を育んでいく様子が好きでした。昨日読んだ『街の灯りひとつ』が私的一穂作品ナンバーワンを冠したのですが早々に首位交換の危機……ww 一穂作品は『イエスかノーか半分か』から入り、『ひつじの鍵』や『ステノグラフィカ』の口が悪い人たちが出てくる作品ばかりでどうも好きになりきれなかったのですが口の悪い登場人物が出てこない作品は軒並みクリティカルヒットするので、やっぱり実力のある作家さんなんだなと再認識しました。一穂先生って評価高いけどそんなにかな？？と思ってしまっていたので<(_ _)>私は一穂作品のオンオフのある人が苦手なようです(笑)

2件

2020年12月3日

Casa さん

(女性/－) 総レビュー数：730件

ショタ攻めの神作品

ショタ攻め・・全く興味ない分野にハマってしまった。この本、すごいです。かわいさと切なさと誠実さとひたむきさとキュンが詰まっている。何度でも読み返せる。そしてそのたびに好きになります。ちっさい子どもがかっこいい攻めに成長する過程がもうたまりません。「やりたいことがいっぱいある」「たとえば？」「初任給でおごるとか」って、なんじゃそのかわいさはっ！心臓がもたないからやめて。かっこいい攻めにかわいい要素が加わったら最強じゃないか。そして受けにも、果てしないかわいさといじらしさがあるんです。「早うエチができるまで成長してくれ」とひたすら願っていましたが、実際にエチの場面になったらなったで、キュン要素過多につき動悸息切れ眩暈がしてきます。こんなにおもしろい本がなぜシリーズ化していないのでしょうか。最早同人誌とかの別作家さんのものでもいいから読みたいレベルの飢えです。おかわりがほしい・・

1件

2024年4月25日

プリンさん

(－/－) 総レビュー数：5033件

年の差あれど

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく年下の佑がかわいい、そして男前。
真知のことが好きで、年の差や体格差も気にしてて、身長もおいつきたい年齢もおいつきたい気持ちがありつつも、
家庭環境で大人な感じもありつつも、甘えたり、素直な気持ちを言葉に出したり。とにかく小学生のときから大学生になっても、
素敵な感じでいいです。一途に真知を思う気持ちとか、とにかく大事にしたい、好き、大人になったらしたいこととかいろいろクリアしていく感じがいい。
真知もはじめこそ、ほっとけないからはじまったのかもしれないけど、いつのまにか同情でもなんでもなくて、佑と一緒にいたいという気持ちが芽生えていて、小学生からお付き合いして、きちんと段階踏んでいくところとかいなあと思います。
普通に考えたら、犯罪的なところもあるかもしれないけど、個人的にはとっても好きです。

0件

2025年3月11日

ももちゃさん

(女性/40代) 総レビュー数：481件

純愛

一穂ミチさんの作品だから、12才と21才で性的な接触はないだろう…と安心して読みました。

思った以上に純愛で、なんかもう…キュンキュンが止まりません(笑)

真知はけっこう普通の21才だと思います。

彼の心情は理解しやすかった。

そして12才の佑の、まっすぐなキラキラ感。

しっかりしてるけど、大人びた、というのかな？いや、大人はこんなに真っ直ぐじゃないな。

佑の年齢で言うと、12才から18才までを描いています。

ラスト近くでは、よく待った！行け佑！という気持ちになりました(笑)

どうかこの二人が、生涯パートナーとして寄り添えますように。

0件

2017年4月24日