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ひつじの鍵

一穂ミチ

（4.5）投稿数62件

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作品内容

金持ち学校に通う羊（よう）は、父のカード会社のコンシェルジュ・一色（いっしき）と知り合う。無理難題をさらっと叶えてみせた一色の魔法のような手腕と、彼が一瞬だけ見せた素の顔が忘れられず、その後も些細な用を作り出しては一色に頼み事を繰り返す。自分が心の底で何を望んでいるのかも分からないまま……。けれど本来一色に羊の頼みを聞く義理はなかった。振り回したことを反省する羊に、一色が仕事抜きで会おうと言い出して？

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ひつじの鍵

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金持ち学校に通う羊（よう）は、父のカード会社のコンシェルジュ・一色（いっしき）と知り合う。無理難題をさらっと叶えてみせた一色の魔法のような手腕と、彼が一瞬だけ見せた素の顔が忘れられず、その後も些細な用を作り出しては一色に頼み事を繰り返す。自分が心の底で何を望んでいるのかも分からないまま……。けれど本来一色に羊の頼みを聞く義理はなかった。振り回したことを反省する羊に、一色が仕事抜きで会おうと言い出して？

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

BL小説

作品タグ

：コンシェルジュ / かっこいい男の子 / やりとりが可愛い / キャラが魅力的 / ギャップがいい / 会話が面白い / 受けが可愛い / 展開が早い / 顔がいい

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：新書館

雑誌・レーベル

：ディアプラス文庫

シリーズ

：ひつじの鍵

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2016年10月20日

ファイルサイズ

： 5.5MB

ISBN

：

9784403524066

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

ひつじの鍵のレビュー

平均評価：4.5 62件のレビューをみる

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高評価レビュー

ももちゃさん

(女性/40代) 総レビュー数：482件

最高

作者さんの｢イエスかノーか半分か｣が好きで、こちらも購入。

個人的にBLはファンタジーだと思っていて、そんな中でもリアリティーを感じさせてくれる作品が好きなのですが、作者さんが書かれる設定やキャラのセリフが、現実にありそうで好きです。

一色の性格は予想通りでしたが、意外だったのは羊の内面。

羊の生い立ちに触れる場面で、なんて健気な子…と涙が出ました。

羊の気持ちに同調する部分が多かったです。

後半では、31才社会人の一色と、18才学生の羊との壁？みたいなものが出てきましたが、これまたわかる…

仕事に誇りを持っていて、恋愛至上主義じゃない一色の気持ちもわかるし、もやもやしちゃう羊の気持ちもわかるから、なんとか折り合いつけてうまく行ってくれ～と思いました。

父ちゃんと和楽の存在がありがたい…

そして嫁子ってネーミングがツボでした(笑)

2件

2017年4月8日

ＴＪＫさん

(女性/50代) 総レビュー数：1457件

明暗・甘辛などバランスが良くて面白いです

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 『イエスかノーか半分か』で初めて先生の作品を読んで、才能の塊のような内容に圧倒されました。フォーマルな文章もカジュアルな文章もレベルが高くて洗練されていて、読みやすくて楽しいのにキッチリ重みのある内容で読者に訴えかけてくるものがあるので、大好きな作家さんです。
それでいて『イエスか〜』以降（積み本はあるのに）他作品を読んでいなかったのは、本編は私好みの内容で明暗・軽重のバランスが良かったんですけど，番外編の設楽×相馬のストーリーがまぁ重くて…次の作品に行き辛くなっていたからです。
最近は個人的に「積み本解消月間」を開催していて、読みやすいものから読んでみようと、レビューを参考にこの作品を読みました。
レビュー通りに明るめで楽しい内容でしたけど、やはり「だけじゃない」切り込んだ重めの話もあって、しっかり読者に刺さる名言・心理描写もたくさんあって感動しました。スピンオフの『アンティミテ』も読むのが楽しみです。

1件

2023年6月15日

salmon さん

(女性/50代) 総レビュー数：2131件

こんなコンシェルジュおらんやろ

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ と思いながら読みましたが、きっちりどっぷりはまりました。31才のカード会社のコンシェルジュの一色と高校３年生の羊、どんな要望にもすぐさま反応し完璧なサービスを提供するコンシェルジュの素の部分に惹かれた羊は一色のことを知りたいと思うようになります。２人の行動が時に突飛で、そうくるか！？と思うのですが、｢イエスかノーか半分か｣みたいに掛け合いがすごくおもしろくて流れにのって楽しく読めました。山田２丁目先生の挿絵がすごくよくて、特に213ページの冴え冴えとした月の下に立つ２人の絵が素敵でした～。カード会社にこんなコンシェルジュが本当にいるのでしょうか。年に１億も使う顧客専用ということなんですが、こんな仕事カラダがいくつあっても足りなそう。虚と実をないまぜにしておもしろくされているのでしょうね。スピンオフの｢アンティミテ｣も読もうと思います。
2016年8月総248ページ。

8件

2021年7月17日

MW さん

(女性/－) 総レビュー数：3246件

ひつじの鍵→アンティミテ(スピンオフ)

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、一穂ミチ先生の作品いまセール中ですね。4桁に近い積読から長距離移動に合ってそうな明るいBL読みたくて選びました。軽妙洒脱な会話ってこういうこと言うのかな、ふたりの会話が楽しい〜！VIP顧客の我儘要望を何でも叶えるコンシェルジュの一色と会社社長の義理の息子で上級階級の子女が通う自分を身の丈に合わないと感じる高校生の羊。完璧な仕事をしてみせる一色が見せた隙に恋をしてしまった羊が追っかけてくお話。羊視点のお話なので、一色がどうして年下の羊を好きになったのかがあまり書かれてませんでしたが、まああんなにかわいい羊なら一緒にいて飽きませんよね。羊のあまりの鈍感さで超可哀想すぎる和楽はスピンオフ「アンティミテ」で救済されてるのでご安心を〜。これも必読！

7件

2022年8月4日

あかつきさん

(－/－) 総レビュー数：1722件

良かったです

新聞社シリーズなども大好き。こちらは子供（高校生）と大人（有能コンシェルジュ）のやり取りがテンポ良く面白く読みました。羊が以前住んでいたアパートが今は…というところは出来過ぎかなぁとは思いましたが、鍵を使うところはオイオイ！とツッコミたくなる行動で、衝動に突き動かされてしまう羊の若さと必死さをリアルに感じました。実の父親を父親と呼び、継父を父ちゃんと呼ぶところなど、羊の育った環境とトシマさんの人柄を感じる表現でした。一色さんのオンオフの２面性も思いの外大きく面白かったです。あ、最初は攻受逆かと思っていました。指を食べたいってワードでそう思ってしまったんですが逆でしたね。スピンオフの方も面白いです。

0件

2023年9月6日