あの日、ボクはマンガに救われた。
仕事に効く! 明日もきっと頑張れる名言109。
深刻に悩んでいるときに、たった1つの言葉によって自分の気持ちが軽くなった。
そうした経験は、誰でも一度はあるはず。
私も悩んだときには、何度もそうした名言や格言のなかに、気づきを見出し、
言葉に助けられて、前に進む力を得てきました。
ところで、皆さんは、そうした名言や格言をどのように探しますか?
偉人の伝記や小説のなかから見出す人もいるでしょう。
歌の歌詞や映画のなかから見つける人もいるかもしれません。
しかし、私は漫画のなかから、そうした言葉を受け取ってきました。
漫画は、文章だけでは伝えることができない独特の臨場感と、
音楽や映像とは違った文字の力強さを併せ持っています。
また、名言や格言をたしなむときにもっとも重要なことは、
第一にその言葉が心にスッと浸透すること。
そして、第二に心に残ることだと思います。
浸透しなければ、説教になってしまいますし、
心に残らなければ、いざというときに役に立ちません。
漫画の名言は自分の好きなキャラクターを通じて心に響くという点で、
この浸透力と蓄積力のとても高い媒体であると思っています。
これらが、私が漫画の名言によりよく共感できる理由です。
■目次
・第1章 月曜日・週初め―仕事で失敗してしまったとき読む『心が晴れる名言』
・第2章 火曜日・仕事本番―「コミュニケーションがうまくいかない」と思ったとき読む『心が通じる名言』
・第3章 水曜日・折り返し―「仕事がつまらない」と思ったとき読む『心がアツくなる名言』
・第4章 木曜日・ゴール目前―問題に直面してしまったとき読む『心が落ち着く名言』
・第5章 金曜日・週終わり―「将来が見えない」と思ったとき読む『心がときめく名言』
・第6章 土曜日・まさかの休日出勤―「自分の時間がない!」と思ったとき読む『心が強くなる名言』
・第7章 日曜日・貴重な休日―「明日からまた会社だ…」と思ったとき読む『心が元気になる名言』
■著者 藤田恭輔(フジタキョウスケ)
出版サークル「PICASO~東大・早慶ベストセラー出版会~」に所属。
自身はPICASOで漫画部の部長を務めており、サブカルチャー系の本の企画や執筆を中心に活動している。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)