初めてこの作者さんの作品を、半額ほどの値下げになっていたので購入してみました。
1度目の人生では自身の為人のために (なんで癇癪令嬢になったのかあいまい)、婚約破棄、修道院へいくはずが娼館へ、そこで辛酸を思いっきりなめて死と隣り合わせの娼
婦の生きざまを実感し、いきなり二度目の人生が始まる。そこで、発想を大逆転させて一念発起し、強かに優雅に優しく美しく、王太子の婚約者として自分が目を背けてきたことに立ち向かっていく と、好意的に解釈して3巻まで読終えました。疲れるし、飽きます。まあ、コメディと思って読めば楽しめます。単調な展開で、一文が短いので文字数が少なく、PC で読んでいるので、箇条書きの文章がならんでいるように見えます。
内容と展開としては、1巻が好みでした。このヒロインを高めていくあまり、こういう展開にするしかないのかな・・と思いましたが、「王太子姫になんて〜〜」という他の作者さんの作品と似通っているようで、ヒロイン一点集中のうんざりさが共通していると思います。あとがきを読むと、作者の方が好きな要素をめいっぱいつぎ込んでいることが分かり、合点がいきますが、読み返すこともないし、他の作品にも興味はありません。★4にしたのは、長編ごくろうさま という気分だからで、正直★3です。
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