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おっさんだけど聖女です【電子特別版】

桃瀬わさびにやま

（4.5）投稿数69件

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作品内容

平民のゼフが暮らす辺境の村に、ある日立派な服を着た神殿騎士がやってきた。長年見つかっていない聖女を探しに来たという騎士に従って鑑定を受けるが、結果はなんと42歳のゼフが――「聖女」！？　訳がわからないまま騎士に連れられて王都の神殿へ向かうが、自分が聖女だと主張する美少女が待ち受けていたり、いきなり魔王が攻撃してきたり！？　さらに、ただのおっさんな自分を崇拝する超絶美形神殿騎士・ヴィーラントと浄化の旅に出ることになるが…！？

【電子特別版】桃瀬わさび先生の書き下ろしショートストーリー「せめて少しは釣り合うように」を電子版だけに特別収録！

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おっさんだけど聖女です【電子特別版】

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

BL小説

作品タグ

：先生 / 魔王 / 聖女 / ギャップがいい / 設定が好き / 顔がいい / 心が温まる

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

： KADOKAWA

雑誌・レーベル

：ルビーコレクション

シリーズ

：おっさんだけど聖女です

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2022年8月1日

ファイルサイズ

： 6.5MB

ISBN

：

9784041129067

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

おっさんだけど聖女ですのレビュー

平均評価：4.5 69件のレビューをみる

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高評価レビュー

林檎さん

(女性/40代) 総レビュー数：75件

紙でも持ってるんです

やっぱりこのお話、面白い！！！
きっかけは確かSNSに流れてきた広告。もとよりおっさん受けが好きな私は当初から気になってはいた。漫画は読むものの、その当時何年もBL小説は読んでいなかったので購入に躊躇いもあった。でもどう考えても好きな話そうだったのでまず紙の方を購入。読み始めて直ぐに『当たりだ！！』と確信。なのに紙の本は持ち運びが難しく（本の虫らしく角が当たったりすると嫌）、その上イラストが入っているので少々人前なんかでは読みにくい…そうこうしている内に段々読めなくなって…となっていたのが、やっぱりしっかり読みたい！！となって電子でも購入。いやーーーやっぱり面白い！！
受け攻めそれぞれの視点で物語が描かれているので、どちらの心情もしっかり分かるし、二人の視点から見た相手が自己評価が違ったりして、そこも面白い。
愛の深まり方も濡れ場もとても『しっくり』していて、BLではたまによくある（そういうのも大好きですが）『唐突感』がない！！濡れ場が物語の中に溶け込んでてとても気持ちよく読めました。
そして冒険パートも面白い。ゼフの底なしの聖力、浄化の仕方、そして戦い…。ハラハラもドキドキもして本当に面白い。文句なしの星5です。
おっさん受けで忌避されてる人がいるなら勿体無いなぁ。めっちゃ可愛いおっさんなので、ここいらで一つ『おっさん受け』の扉を開いてもらえないでしょうかねぇ。是非ともオススメしたい逸品です。

5件

2023年9月17日

ユウさん

(－/－) 総レビュー数：551件

おっさんは世界を救う

にやま先生の表紙と挿絵という特大釣り針にかかって買いました。
こういうジャンルあまり読まないので善し悪しは分かりませんが、ファンタジーでラノベなのでサクサク読みやすくて普通に面白かったです～！

光の執着溺愛年下騎士攻め×平凡おっさん聖女受け(強い)

受けのおっさんことゼフの自己肯定感というか自尊心が低過ぎてイライラする場面もありましたが、全部許せるくらい攻めのヴィーラントが良いんですよ…顔が…。
年齢や育ってきた環境を考慮してもあまりにも不自然にゼフが聖人過ぎて違和感大きかったです。
もう少し人としてのずるい部分や汚い部分あった方が良かったかな。
でもラストの選択はゼフらしくて良いと思ったしそれに応えるヴィーラントも良かったです顔が。顔が本当に良いんですよ…。

にやま先生の挿絵全部すごく素敵でした；；
ストーリーのえち度はどちらかと言えば低めなのでどえろい展開を求めてる人には物足りないと思います。おっさんおっさんと口で言うだけでおじ受け感もあまりないです。
私のようなファンタジーBL小説初心者には良いのではないでしょうか。

18件

2022年8月10日

ややこいさん

(女性/50代) 総レビュー数：365件

すっごくっ楽しく読ませていただきました！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 突然次代の聖女となったゼフ、42歳。それを見つけた騎士ヴィーラント。あまりのゼフのおじさん具合に大丈夫だろうかと心配になりましたが……、全然イケました！
この本ダイブに気になってたのに買う勇気がなく、今回大幅な割引クーポンで後悔しても大丈夫なようにと思い切って購入。
結果、なんて素晴らしい聖女加減!いや、聖人でいいと思うんだけどね。まあ、聖女信仰だから聖女としか言えないのかもだけど。ゼフのその美しく清廉崇高な良い人ぶりが聖女という肩書以上に人として素晴らしく、こんないい人『おっさん』では片付けないでほしい。
聖女ではなく、ゼフ大好きヴィーラントはめちゃくちゃかわいい!かわいいが過ぎる!　超絶かっこいいのにマザコン並みにゼフが大好き過ぎて、大事すぎて、節々だいすきお母さんに対してのチビっ子みたいに思うのは私だけでしょうか？それが相当にゼフにもキュンさせてるんだと思うのですが。なんか年上受けの良さが満開全開に咲きまくってて、聖母に抱かれるような安心感と幸福感と優しさに最後まで包まれるような愛しいが詰まったお話でした。大、大、大満足でした～

4件

2023年1月9日

mayum さん

(女性/－) 総レビュー数：24件

気遣いの良妻（攻）と無茶する夫（受）

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 苦労をかけるが、俺についてきてくれるか？的なことを言うのは受のほうです。
攻は気遣いの人でまさに良妻。イケメン騎士なんだけど、おっさんの前では赤面したり心配したり強い言葉で叱責したり反省したり忙しいです。年下攻の宝箱です。可愛い。
受は無茶しがちで欲のない人ですが、年少者を気にかけるなど、大人として成熟しています。男として生きてきた年数は受の方が長いわけですから、おっさんが男らしいのは当然で素晴らしいことです。いちゃいちゃの中でも負けん気を発揮したりしてて大変良かったです。
濡れ場も段階を踏んで、急いだ感じも無く、しっとりとした雰囲気で進んでいきます。激しい描写は無いけれど、ふたりがゆっくり心と体を重ねるシーンが続き、ずっとドキドキしていました。
42歳と、今まで読んだおっさん作品では最年長でしたがとても良かったと思います。なんだか健康になった気がします。ありがとうございました。

8件

2024年1月13日

ＴＪＫさん

(女性/50代) 総レビュー数：1446件

ぼやき口調の明るい自虐ネタが笑える

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ とっても面白かったです。序盤から「おっさん」が乱発されて、１ページに一回かそれ以上出てきます。こういった自虐ネタって、これだけ頻発されるとクドイ面もありそうなのに、明るくてカラッとしているので単純に楽しかったです。「馬子にも衣装、おっさんにも正装」とかの数々の名言？には笑ってしまいました。ぼやき口調で語られる内容はおっさんとはいえ、これだけ人柄が良くて慈愛に満ちた内面を知ってしまえば、可愛いとさえ思いました。「おっさん、おっさん」自虐的にいう割には卑下した感じではないので純粋に楽しめるのも良かったです。偶然、直前に読んだ全く別の作者さんの別作品でも「魔獣の暴走＝スタンピード」という言葉が出てきて、私は初めて聞いた単語ですけど、周知のものなんだな…と勉強になりました。一冊に綺麗に纏まっているけど、一冊では物足りない、もっと読みたいと思う作品です。

6件

2023年5月11日