先生の作品は他に小説『初恋のゴールは溺愛プロポーズでした』『神楽坂様、初恋の謎解きのお時間です』と原作漫画で『極道さんはパパで愛妻家』を読みました。
どれを読んでもそうでしたけど、物語の組み立て方が卓越していると思います。ぱっと見は単純そ
うに見える人間関係も読み進めるごとに複雑な様相を見せてきます。具体的には、誰が誰を好きで両思いか片思いかは単純で、実際にその通りだったりします。でも、それぞれの行動や言動が正反対だったりするから複雑に感じるのです。読み手は、その矛盾を突き止め、その言動・行動の裏にあるはず…の、何かを考える楽しさが堪らないのです。
今回もそういう謎解きに似た仕掛けがありましたけど、ラストで分かる真実がもぅ…もう!!最高にロマンチックで感動しました。愛って、言葉にするのもだけど、心で・態度で伝える事も大事だし必要なんだなと思いました。
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