とにかく登場人物が多いので、記録を取りながら読んだところ、名前がある人物だけで120名以上出てきました(笑)一人ひとりに細かい設定があり、神獣師はもちろん、精霊師ごと、精霊師になれなかったカップル?ごとにドラマがあり悉く泣かせます。作者様の
表現力、文章力はとても読ませますし、キャラクターの魅力が半端ないです。全員好き。
どう愛することが正解なのかものすごく考えさせられました。一歩間違えば気が狂い魔獣化するような愛と、精霊師として互いに唯一無二で長く寄り添う愛と、一体どれほどの差があるのだろうと切なくなります。
長いですし、登場人物を理解するまでが大変ですが、2周目からが真の魅力を味わえるような気がします。ぜひ全身から浸り切って集中して読んでいただきたい名作です。
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