マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)小説 徳間書店(Chara) キャラ文庫 或るシカリオの愛或るシカリオの愛
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
ライトノベル
或るシカリオの愛
1巻完結

或るシカリオの愛

700pt/770円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

二束三文の宝飾品や動かない懐中時計──ジャンク品が並ぶ古道具屋で、無気力なその日暮らしをするジャレス。ところがある日、密売業者からガラクタと共に身元不明の青年を押し付けられてしまった!? 読み書きや計算もおぼつかない青年・ルカにできることは、なんと「殺し」だけで!? 無垢でいたいけな殺し屋と、過去に傷を抱えた世捨て人──決して交わらないはずの男達が辿り着いた純愛!! ※口絵・イラスト収録あり

お得なラノベ・小説・実用書クーポン!
詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 或るシカリオの愛

    700pt/770円(税込)

    二束三文の宝飾品や動かない懐中時計──ジャンク品が並ぶ古道具屋で、無気力なその日暮らしをするジャレス。ところがある日、密売業者からガラクタと共に身元不明の青年を押し付けられてしまった!? 読み書きや計算もおぼつかない青年・ルカにできることは、なんと「殺し」だけで!? 無垢でいたいけな殺し屋と、過去に傷を抱えた世捨て人──決して交わらないはずの男達が辿り着いた純愛!! ※口絵・イラスト収録あり

レビュー

或るシカリオの愛のレビュー

平均評価:4.8 12件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

とてもよかったです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 古道具屋の店主 ジャレス・マルティーニ 30代前半×殺し屋 ルカ 21か22歳くらい
メキシコに似た架空の街ミノシエロが舞台。街を離れる密売屋に不用品と一緒に置いていかれたルカをジャレスは嫌々ながら家に置いて店の仕事を手伝わせます。このお話、めっちゃよかったです。文章がすごくいいんです。クールで乾いた感じ、情景が浮かんできます。ジャレスはスペイン系の白人で青い瞳のすごく背の高いイケメン、ルカは褐色の肌に黒髪 片目だけが鳶色に見える黒い瞳、かわいい系の少年のような男。ジャレスはルカに自立して家を出ていくように言うのですが、ルカは殺し以外に得意なことがなくて、体を売るしかないか!ということになってジャレスが仕込みの手伝いをするという、愛のないところからいろいろありまして。アクションあり抗争めいたのあり、異国情緒を味わえておもしろかったです。後半のお話は前半と違ってフンワリしているかのようでまた違う雰囲気を楽しめました。ある出来事から心が枯れてしまったジャレスと誰からも大事にされてこなかったルカ、彼らのたどり着くところを読んでみてください。シカリオ=スペイン語で暗殺者
2023年11月 総303p 挿絵あり
いいね
7件
2024年7月11日
圧倒的な世界観の構築
本当にうまい作家さんです。ノリと勢いで書く作家さんも多くいる中(それはそれでおもしろいのですが)、文章力もあり、物語の世界観の見せ方も心得ているプロの作家さんだと感じます。愛や人との繋がりについての深いテーマがあります。そんな結構シリアスなテーマを背景にしているのに、BL要素をエロく入れてくるって、もうやってくれますよね。私にとっては当たり外れのある作家さんですが、この作家さん特有の乾いた文章が今作の世界観と合っていて、いつまでも読んでいたい気持ちになりました。心も身体も痛いシーンがあり、特に身体が痛いシーンはひーっとなり読み飛ばしましたが・・。ジャレスが酸いも甘いも噛み分けた色気撒き散らしている大人の男で、ルカじゃなくてもやられますよ、あんなん。そしてルカもどんどんワンコ化していくのがかわいすぎました。自分にしか懐かないワンコっていい。でもジャレスなんで、ちゃんとルカを誰にでもかわいがられる子に仕上げちゃうのですが・・。その大人の男が思い余って見せる独占欲がたまりません。とにかく多方面に楽しめる小説です。
いいね
1件
2024年6月30日
タコス食べたい〜カクテル飲みたい〜
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、砂原先生の準新刊です。力強い挿絵が稲荷家先生で、太陽に溢れた舞台と強く逞しくしなやかなふたりの姿を鮮やか描いてます。挿絵を依頼して下さった方ありがとうございます。。
題名なんぞやって思うひとは途中でわかるので検索しない方がいいかも。メキシコっぽい国(砂原先生曰く架空の国の80年代設定だそう)の雑多な街で古道具屋を営むやる気ない男に、十波一絡げで売られた若い男、、悲惨な境遇で生まれ育ち、できることは殺しだけ、っていう子が、無気力だった男の優しさに触れ心ひらいて救われてくお話。読み終わったらタコス食べたくなるの間違いない〜。作者さん、後書きから実際に取材でメキシコ行かれたことないはずなのに、カラッと空は晴れていてもピリピリした治安悪い内陸、明るくダラダラした毎日が続いてく海辺の観光地、の雰囲気もその場にいるように書かれてます。後半、あの人との顛末が一波乱あるのかと思ってページ数確認しながら読んでたら、案外あっさりでしたね。伏線回収されててなるほどとも思ったけど。
いいね
10件
2024年2月28日
物語の世界が素晴らしい!とにかく読んで!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 文句なしに読み応えある作品です!この世界観に引き込まれて魅了されてしまいました。不穏な雰囲気がありまくりですが読み終えてみたら、主要人物、誰一人悪い人がいなくてみんな不器用で優しい人でした。殺しはありません。愛の物語です。
そして南米の陽気な雰囲気と世界観、出てくる単語に思わず色々と調べてしまいました。ジャレスが何気に世話焼きで、殺し以外できないルカに文字、料理、店番色々と教えて人間化していきます。ジャレスからもらったコダママイマイを大切にしているルカ、かわいいです!
題名にも使われているシカリオとはスペイン語で暗殺者という意味でなるほどってかんじでした。ルカだけでは無く攻めのジャレスも元シカリオだったなんて! ルカはジャレスと生活するうちに人間としての感情、愛情を知る、そしてジャレスも世捨て人で傷ついた心をルカによって再生する物語でした。とにかく素敵なお話です。
これは購入して良かったです。オススメです!
いいね
0件
2023年12月20日
ワンコが人になる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ くだらないガラクタと一緒に売られたルカ。何も、世間のことを知らない世界で生きてきた。ジャレスに教えてもらって。自分に新しいものが吸収されていく。少しずつ、人らしくなっていって。ジャレスとの間に芽生えたものの名前すらわからなかったのに…。互いに答えを出さない様にしていたのかも。フェルのところへ行くことになったことによって、はっきりと気持ちを理解したルカ。ジャレスのそばにいたくて。ついていく。言葉にすることが苦手なルカが頑張って口にするのがかわいらしいし、ジャレスによって成長してるのがわかります。ジャレスだって、ルカが自分によって変わっていくのが可愛くて仕方ないに違いない!なんか、続き読みたいなぁ。気長に待ってます。
いいね
0件
2023年12月6日

最新のレビュー

イメージと違い重厚でシリアスな内容でした
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 『猫屋敷先生と縁側の編集者』シリーズが面白くて、こちらも読んでみました。内容は、明らかに実在する南米の国を舞台にしながらも架空の国だそうで、私にはその国は明るいイメージなのですが、ストーリーは重くて暗めでギャップがありました。ていうか…タイトルにキーワードが入ってるんですよね。そもそも明るくなりようがないのですが、英語でなかった為に(言い訳です)単語の意味を知らなくて、良いイメージを持って読み始めてしまった訳です。ジャンル的に苦手な人もいるかもしれないので、タイトルの意味を調べてから読み始めるのが良いかなと思います。
ストーリーは、外国なのに映画でも観ているように情景が思い浮かぶので、さすが先生と思いました。稲荷家先生のイラスト効果も絶大でした。心理描写については…深いのは勿論、含みも多くあった気がします。行間を読ませるような、ハッキリと言葉にしないのに何となく察せられるような、絶妙な言葉選びでした。明らかに『猫屋敷先生と〜』のカジュアルさとは違うと感じましたので。
「幸運と幸福は、必ずしも同じではない」自分はツイていると明確に理解できても、幸福は終わったとも思っている。…というルカの言葉。その、似て非なる2つのもの…人によっては同質のものである場合もあるし、どちらか一方でも充分ではないかと思う人がいる事を考えると、どちらも望んでしまうルカの複雑な気持ちが分かる気がしました。
その道では一流ではあるのに何処か欠けた状態の二人が出会い、それぞれに再生・生き直しをする重厚なストーリーでした。
いいね
1件
2025年3月1日

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ