「抱かれたい」願望があり、華奢で守りたくなるような容姿に生まれたかった、近衛騎士のレイモンド。美丈夫な兄たち同様、マッチョで逞しい身体に育ってしまった自分に対して、めっちゃ自己肯定感が低くて。本人だけが知らないけど、周囲からは「淡雪の君」な
んてあだ名がつけられるほど、不可侵(誰も手を出したらあかんよ、の意味)の協定みたいのが結ばれるくらい、ピュアでみんなに大切にされる存在なのに。たった一度剣を交わしただけの、名も知らない騎士にずーっと憧れていて、その騎士に似ている文官マーヴィンに淡い恋心を寄せるようになるが…。 お話は、レイとマーヴィンのえちシーンから始まります。そこから遡って、2人それぞれの視点でお話が展開します。うぶうぶちゃんのレイモンドを、そこそこ経験豊富なマーヴィンが絡め取っていくのですが…。おーーーい!宰相閣下!お願いだから…「かわいい」「愛してる」って、いっぱいいってあげてーーー(願)してる時にレイモンドの名前たくさん呼んであげてーーー(涙)両片思いで花を摘まないまま4年が経過とか…拷問かよ。両片思いのじれじれを思う存分楽しめるお話でした♪
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