マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ 早川書房 ハヤカワコミック文庫 闇夜の本闇夜の本 2
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】

作品内容

今年は変な天気がつづいている。春になったのにひな菊も咲かないし、風も吹かない。おかげで村の人たちは大弱り。天文台のクノップフさんの話だと、原因は西風星が空にのぼってこないことにあるらしい。姿を消した西風星を探すため、トキとバンダは不思議の森へと旅立つが……楽しくさわやかな冒険譚「西風星」ほか、不条理でコミカルな連作「浸透圧」など、全5篇を収録。坂田ワールドの魅力がいっぱいの傑作集、第2弾。

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細
  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  3巻まで配信中!

レビュー

闇夜の本のレビュー

平均評価:5.0 2件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

やっぱりいいなあ
「生まれてはじめてファンタジーだけでまとめた」本だそうで、狼男やオバケや死体や天使が大活躍。とぼけたユーモアと優しさがどの作品にもあって、読んだあとほんわかする。
いいね
0件
2023年6月21日

最新のレビュー

このさりげなくあたりまえなファンタジー
全3巻の、ファンタジー短編集。各巻200ページぐらい。
〜〜〜1巻〜〜〜
・『大嵐』春の嵐に吹き飛ばされたおじいちゃんとパパとマイク。森に住む少年のトキとその相棒のバンダに会って過ごす、ひとときのメルヘン。おじいちゃんの心情、ラストまで素晴らしい傑作。星5つ。あと「しそ茶」はたぶん「バジルティー」のこと。
・『月世界通信販売』深夜に訪れる郵便屋、おとなりさんから聞こえる謎の歌と叫び声。謎が解けたその後に、きっと幸福が訪れる、そんな予感であたたかくなる話。
・『非常識な死体』コミカルな「蘇った死体」の話。いわゆるゾンビとはちょっと違うけど、死体ネタに笑う。ラストの真相も、エピローグ的な最後まで、飽きないおもしろさ。星5つ。
・『ジュラ』母を亡くした娘と、その父親と再婚相手。イマジナリーフレンドの要素を加えた切なさのある話。みんな良い人であり、だからこそあたたかさが切ない。星5つ。
・『神が喜びを下さるように』かつて別れた恋人同士の二人に起きる、クリスマスの奇跡。ケーキくずやベルベットリボンの裁ちクズにボタン、こまごました描写が好き。
〜〜〜2巻〜〜〜
全篇星5つ。
・『西風星』1巻にも登場したバンダとトキの、西風を吹かせる星を探しての、山向こうへの小冒険。ひなぎくには、trembling starというウェールズでの呼び名があるそうです。
・『骨董刺繍』骨董店での不思議な出来事。海とバラのイメージがすてきで、店主と息子のやりとりが軽妙。この1話しか無いのが少し残念なくらい、気に入っている話。
・『浸透圧』シリーズ3話。学生二人が巻き込まれる、異次元世界の騒動。著者の空想が自由に繰り広げられて、にぎやか楽しい。
〜〜〜3巻〜〜〜
この巻だけ舞台が日本。
・『夜のタンゴ』みんなのうたの赤鬼と青鬼のタンゴからできたお話なんだろうな。楽しい、鬼との遭遇。
・『テルテルボーズの怪』梅雨時、湿気まくる安下宿のようすに笑う。
・『盂蘭盆会』明るくにぎやか、現代バケモノ話。
・『紅葉おろし』平安時代のあやかし話。著者らしい、人と妖とのへだたりの無さがとても好きな星5つ。
・『クリスマス配達員』現代クリスマス話。各ご家庭の様子がさりげなく良いハートフルクリスマス。
・『百鬼夜行』平安時代。気ままなお公家様と振り回される奉公人のやりとりが楽しい。ガイコツの芸もなんか良い、星5つ。
いいね
4件
2025年4月12日

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ