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岐阜県美術館勤務の監視係さんのお仕事エッセイ漫画。
展覧会に行くといつもいるあの監視係の日常です。大事な仕事のひとつが「虫」絡みというのが、意外であったと同時になるほどなぁって感じで面白かったです。制服の話も好き。
個
人的に、美術館で大声で話さない理由は「ツバを飛ばして作品を傷めないように」だと信じていたので、そうじゃなかったのが衝撃。私の思い込みは一体どこから……。
全編4コマで、美術館の空気のように穏やかで監視係のようにさりげなく、過度な脚色なく落ち着いて読めて良かったです。
この、平穏な日常に最大の事件は魚救出という、どこまでも平和なこの感じ……往年の名作アニメ『牧場の少女カトリ』(すごく好きだった)を思い出しました。
コミックエッセイって基本的に値段が高いので手に取りにくいですが、今作は爆安セールで入手できてラッキー。
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