少年マンガ

3巻完結

ウメ星デンカ 1

藤子・Ｆ・不二雄

（4.3）投稿数15件

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作品内容

ある日突然、王室一家が居候！

藤子・Ｆ・不二雄の代表作のひとつ「ウメ星デンカ」。
1968年に小学館の学年誌で連載開始。「ドラえもん」の連載が始まる直前まで描かれ、ツボの中から「スッパッパ！」のかけ声とともに出すふしぎな道具は、「ひみつ道具」の原型になったとも言われています。
1969年にテレビアニメ化され、1994年にも「映画ドラえもん」と同時上映で映画化された人気作が、新装版でてんとう虫コミックスに帰って来ます！
「藤子F不二雄大全集」と同じ高画質の原画スキャンデータを用いた美しい製版でお送りします。

ストーリー：
中村太郎くんが夜空を見上げていると、ふしぎなツボが飛んできた。故郷の「ウメ星」が爆発し、はるばる地球まで逃れてきた、ウメ星国王一家の乗り物だったのだ。ツボから出てきたデンカや王さまたちは中村家が気に入り、なぜか二階に住み着くことに。スッパッパ！のかけ声でツボから出てくるふしぎな道具や、しつこい侍従のベニショーガ、がめついロボット・ゴンスケなど、クセの強いキャラクターが次々登場。ご近所も巻き込んで大騒動を繰り広げる。
藤子・Ｆ・不二雄の得意とする価値観の逆転から巻き起こる日常ＳＦギャグの傑作！

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完結

メディア化

ギャグ・コメディー

詳細

簡単

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作品情報

ジャンル

：少年マンガ

ギャグ・コメディー / SF / アニメ化

出版社

：小学館

雑誌・レーベル

：てんとう虫コミックス

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2018年2月28日

ファイルサイズ

： 35.3MB

出版年月

： 2018年2月

ISBN

：

4091426786

対応ビューア

：ブラウザビューア

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：

1969年春アニメ化作品

アニメ化

「ウメ星デンカ」

【声の出演】

デンカ:杉山佳寿子 / 王様:田の中勇 / お妃:菅谷政子 / ベニショーガ:大竹宏 / フクジン大臣:雨森雅司 / 太郎:松島みのり / パパ:藤本譲 / ママ:北浜晴子 / フクダ:兼本新吾 / みよ子:貴家堂子 / サンカク:沢田和子 / ゴンスケ:毒蝮三太夫

【あらすじ】

はるか宇宙の果ての果て。ウメ星の爆発により、王様とお妃様と王子のデンカを乗せたカメが、地球は東京の中村家へ漂着する。最初は揉めたものの、王様一家を気の毒に思う中村家は、同居を許可し、その日から王室との奇妙な共同生活が開始する。王子のデンカは、中村家の息子、太郎と仲良くなるが、忠臣ベニショーガ、イモ掘りロボットのゴンスケ等も現れ、騒動を巻き起こす。

【制作会社】

東京ムービー

【スタッフ情報】

原作:藤子・F・不二雄

作画:秦泉寺博、甲藤征史、角田隆、冨永貞義、田中正史 / 脚本:浪江志摩、新沼孝夫、岡田豊、若林一郎 / 演出:鈴木伸一、秦泉寺博 / 録音監督:山崎宏 / 音楽:林一 / 代理店:博報堂

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レビュー

ウメ星デンカのレビュー

平均評価：4.3 15件のレビューをみる

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高評価レビュー

タテヨミさん

(－/－) 総レビュー数：534件

小さな奇跡をユーモラスに描く

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 家庭という最小単位の共同体に、異星の王族一家を丸ごと流入させる――その大胆な設定が、作品に独特の滑稽さと温度を生み出しています

文化摩擦による誤読が次々と連鎖し、居候ものの常套句を軽やかに超えていくギャグの強度は、作者流コメディの精髄といえる◎
とりわけデンカだけに依存しない“家族全員の騒動性”が物語を立体化し、ずうずうしさすら愛嬌に転化する構造が見事
王様もキサキもキャラクター造形が緻密で、ひと目で理解できる愚直さに心を掴まれました

ありえない状況が当たり前のように成立する昭和的寛容さを背景に、「共に暮らす」という小さな奇跡をユーモラスに描ききっている作品

0件

2025年12月3日

Nya_Nya さん

(－/－) 総レビュー数：3738件

個性が存分に発揮されている

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 藤子先生の独創性が感じられる、面白い作品シリーズです。種々のアイデアが採用され、後に彼によって発表され有名作品となる『ドラえもん』の前身ともいえる漫画ということを初めて知り、その重要な意義を感じつつ興味をもって読みました。デンカたちが持参してきたツボから出てくる不思議な道具の数々には、それぞれに個性が感じられます。ジャンルとしてはSFとファンタジー、そしてギャグ漫画が調和よく融合されたような印象を受けます。この時代においては斬新な雰囲気を醸し出していたのではないかと考えられる、ユニークな内容でした。

1件

2023年6月25日

reo8864 さん

(－/－) 総レビュー数：2581件

懐かしくて…面白い！

ドラえもんの前身作品として知られているけれど、改めて読んでみるとほんと～にそうだな～と納得させられるところが随所にあります。小学館の雑誌を購読していたものとしては（歳がバレますが、当時は「とっている」と言っていました）とにかく懐かしい漫画でした。そう「漫画本」なんですよね。藤子先生の漫画は永遠です！

0件

2025年12月3日