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女性マンガ
オメガ・メガエラ(7)
11巻完結

オメガ・メガエラ(7)

720pt/792円(税込)

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作品内容

オメガバース×身分制度×華麗なる一族の愛憎劇、真宮が選んだ「番」は……決意の第7巻!!
優れた性とされるαが支配する世界。虐げられる性・Ωの人生は、αの子供を持てるか否かにかかっていた。
Ωであることを隠して生きる真宮は、姉・麗子の”床入りの儀”に引きずられて発情し、伊織を求めてしまう。
抑制剤も底をつき、Ωとしての自己に苦しむ真宮。
頭に浮かぶのは、犀門に教えられた「魂の番」の話だった――
心に従い、真宮が向かった先は…!?
性による差別社会に生きる人々の愛と抵抗を描いた物語が、ますます加速!
第26話~第31話を収録。

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レビュー

オメガ・メガエラのレビュー

平均評価:4.6 205件のレビューをみる

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高評価レビュー

忘れられない作品の1つになりました!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 丸木戸マキ先生には普段BLでお世話になっていますが、こちらもずっと気になってました。
たまたま破格の10Pで2巻まで購入したら、既刊の9巻まであっという間で‥。目を離す隙も与えない怒涛の展開、待ちこがれていた最新刊でした!!
初めこそ華麗なるオメガバといった感じで、昼ドラさながらのドロドロ。英家の長女麗子と真宮の家督争いでは、学園ものの少女漫画を見ている様などこか懐かしい空気感でした。また伊織と真宮の間に芽生える感情にも仄かなBLの予感と、ジャンルの垣根を越えた壮大なストーリーに作者様の真骨頂をみた気がします。

オメガバは作品によって+αな設定があり、こちらも先生独自のカラーが出ていて興味深かったです。

ことの始まりは、魂の番と信じていた征十郎の第一婦人に返り咲きたい一心で真宮と共に薄氷の危うい道のりを辿るのですが、この時点でもうすでに犀門がまともじゃなかった様に思います。
バース性に翻弄される人生と歪んだ社会、騙し騙され、何が真実で嘘なのか、もう誰を信用していいのか、、そんな疑心暗鬼の中、犀門の戦線離脱。
残された真宮が1人で立ち向かうにはあまりにも無力で、全てを打ち明け没落した英家をなんとか建て直そうと、ライバルだった麗子と手を取り合い必死に生き抜く姿に血の繋がりより深い絆を感じました。
と、同時に世にはびこった悪しき慣習を目の当たりにするのですが‥。
皮肉にも、不幸になるほど、今までギスギスしていた英家の皆が結束していったように思います。
終始、この世界の住人でなくて良かったと思う位、非人道極まりない社会に一石を投じようとする伊織達。

また、伊織と真宮との曖昧な関係の伏線回収もあり、6巻~からますます手が止まらない~!!伊織と共に生きることを選んだ真宮に、ようやく穏やかな兆しが見え、安堵するのも束の間ラストまで気が抜けませんでした!

そして、ずっと心残りだった有憲と麗子。
有憲のクセ強キャラ好きだったので、想いが昇華されたあの一夜は心にぐっとくるものがありました!(泣)気持ちを汲んで、背中を押す猩羅にも。


魂の番を求めるあまり道を踏み外した犀門に思いを馳せるのですが、思えば逃避行での斯波との時間が唯一心から幸せと呼べたのでは‥
エンディングもあえてダイジェストの様な見せ方によって、前向きな未来を覗けたので明るいものだと信じています。特別編!また会えて嬉泣
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10件
2024年4月14日
最高です
完結おめでとうございます。丸木戸先生、ありがとうございます。こんなにも素晴らしい作品を届けてくださった事に感謝の気持ちが溢れてます。毎巻ゾクゾクしながらページを進めて、読了のたび丸木戸先生は天才だと思ってました。終わってしまったと思うと悲しくてたまらないです。続きを楽しみにできないなんて。

美しく終えたものにもっとと望むのは強欲ですが、番外編で犀門の逃亡編を。続編も欲しいです。真宮、伊織ももちろんですが麗子や猩羅さん、有憲のこれからが見たい。
ファンレターのようになってしまいましたが、オメガ・メガエラはめちゃくちゃ面白い、心を鷲掴みにされる作品です。丸木戸先生にハズレなしです。少女漫画、BLとジャンル分けをしようとすると難しいので「名作」「丸木戸作品」「ヒューマンドラマ」という括りで見てもらいたい。

前半は華麗なる一族といった感じで学生時代、5巻から新たな局面で展開されていきます。昔の日曜劇場のような物々しい感じでドラマ化が似合うお話だなぁと。オメガバースじゃなかったら即ドラマ化するんじゃないかと。しかしこのお話はオメガバースだからこそ良いのですが。普段BLに親しんでいる身としては、すごく異色なオメガバースだなと最初びっくりしたんですが、そこは流石の丸木戸先生で。のめり込んじゃいます。グッときて胸がギュウーっとなります。時に涙も。
丸木戸作品の登場人物は洗練された中に少しの泥臭さがあってとても魅力的。丸木戸先生はなぜこんなにも人間味のあるキャラクターを生み出し動かせるのか。まさに神。
犀門めちゃくちゃ賢いのに何かとアレでアレなところが哀れで愛おしい情念の人。犀門、まさに主人公の1人。語るには文字数が足りない。そして斯波よ。斯波ー!斯波ー!斯波ー!

丸木戸作品、全て良いです。めちゃくちゃオススメ。オメガ・メガエラも何度も繰り返し繰り返し読みます。
本当に終わっちゃったの?悲し過ぎる。喜びがない。
完結にはおめでとうございますのお祝いと、もう続きを見ることのできない悲しみが伴うなんて。

前記
毎回ワクワクドキドキしながらページを進めています。
読み終わると毎度この作家様は天才と思うのですが、6巻も最高かつ天才でした。BLジャンルではないなか、真宮と伊織がどうなるのかどう描写されるのかとても気になります。
きっとどういう展開でも胸が熱くなるんだろうな。次巻が楽しみです。
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5件
2022年5月13日
心震えるオメガバドラマ
作者さん買い。ポルノグラファーシリーズや、「僕らのミクロな終末」を描いたストーリーテラーの作者さんだから、読む前からこれは面白いって知ってたけど期待裏切らず、いや、期待の10倍、むっっちゃくちゃ面白かった。これだけ毎日BL読んでてかなり網羅してるつもりでも、まだ出会ってない長編で話にのめり込んで興奮でアドレナリン出まくる作品があるのね〜って嬉しくなるくらい。夜中に一気読みだとエグすぎてジェットコースター展開に感情が追いつかなくなるので、箸休めに水飲んでTwitterみて心落ち着けたくらいなのよ!

αが支配し、Ωは子どもを産むための道具として虐げられている、第一次世界大戦後くらいの時代背景で描かれている封建的な身分社会のオメガバ世界で、Ωで子どもができなかった犀門が英(はなぶさ)財閥一族の跡継ぎの第一夫人の座をいとめるために、当主の落とし胤のΩ男子を養子にとりαと偽って家族に招き入れるという、家系図必須の人間関係ドロドロな始まり。これはほんの序章にすぎなくて、巻数進むにつれてどんどん深みとエグさが増していきます。暴力シーンがほとんどないので読みやすい。

女性マンガ枠だけどBL読みお馴染みのオメガバース世界設定で男でも子どもを産むから広義の意味でBL。だけどエチシーンが入ってないといけないみたいな、変なBL縛りがないので、絡みはストーリー展開上で自然にあるのみ。レビュー少ないのはBL枠じゃないのであまり読まれてないから?なんてもったいない!そこ歩いてるBL好きの方、ぜひ読んで!!待ちに待ったカタルシスがたまんないですよ。

ただ、マキ先生、、、この展開はあまりにも、、(涙 ストーリーテラーぶりを充分に発揮しすぎ。感情アップダウン激しすぎて途中心臓止まるかと思ったわ。

ほんとは完結してから読もうと思ってて、新刊出るたびに買って(作者さん応援のため)積読してたけど、つい、手を出してしまって、でも後悔しないわ! 新刊の8巻で佳境ってことなので、たぶんあと1、2巻で終わる、はず。9巻は24年春発売予定なので、またそれまで必ず生き残る理由ができてしまった…

あ、もし全くの予備知識なしで読みたかったら、表紙でさえもみないように〜

追記) 24年夏、遂に完結!11巻の特別編まで徹夜一気読みしたこの幸せ。10巻+特別編で全て回収されました、最高でした。ありがとうございました。
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30件
2023年6月19日

最新のレビュー

ドロドロで面白い‼️
一昔前の昼ドラ張りにドロドロしていて、犬神家の一族のような旧家の跡目争いもあり、スケールが大きくて楽しめました(^o^)犀門にαとして引き取られた真宮の運命が過酷で次々と引き込まれました。オメガバースというのが一般的には受け入れられないかもしれないけど、ドラマ化されたら面白いだろうなあと思います。
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1件
2025年5月2日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

どうせうまく行かないのならいっそ…
分析:いっちゃん(シーモアスタッフ)
少数派だが、超優秀なα(アルファ)/平均的で多数のβ(ベータ)/αの子を生む宿命のΩ(オメガ)の3種類の性に分けられた架空の世界。そんな授業を生徒に教えてるΩ教員・漆間(うるしま)。そして、そんな宿命をかなえられなかったΩを家庭に災厄をもたらす「メガエラ」と呼ぶ。同じくΩの親族男性・マサトは、Ωの宿命をかなえられなかった人間のひとりで、その言動は、破壊思想の持ち主で…。シーモア内でも高評価で、100件超のレビューを寄せていただいていて人気の本作は、丸木戸マキ(まるきどまき)先生による古き日本を舞台にしたヒューマンドラマ。独特の世界観ですが、ファンが多いジャンルなので、元々好きな人は勿論、まだこのジャンルに手を出したことのない人にも読みやすい作品となっているオススメの作品です。

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