登場人物すべてに、過去があり、今があり、それぞれの思惑、心情が細かく書かれており、思わず没頭して読み進めてしまう作品でした。
最初は、オメガバーズのただのBL漫画なのかな?と思って読み進めておりましたが、途中から、予想外な展開になって行くのでそれが面白くて仕方がないです!
ただの、BL漫画ではなく、家族愛、性別を超えた愛、格差を超えた愛、憎しみ、哀しさ、狂気を兼ね備え、最後の方には今の社会にも通ずるもの問題さえも考えさせられるような作品となりました。
そして、何もよりもテンポが良く、ラストを見た後にもう一度最初から読みたくなるような作品でした。
個人的には、ぜひドラマ化、もしくは映画化してほしい作品です!