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BLマンガ
嫌い、大嫌い、愛してる。 【電子限定おまけ付き】
1巻完結

嫌い、大嫌い、愛してる。 【電子限定おまけ付き】

700pt/770円(税込)

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210pt/231円(税込)

作品内容

「君の処女を30万で買ってあげるよ」 その一言から狂おしい恋と残酷な復讐劇は幕を開けた――。寂れた地方都市でつましく暮らす作業員の奏。東京から赴任してきたエリート所長の凍月。対照的な二人の男が出会い、脅し脅されるうちに心と身体が深く絡み合ってゆく。2ヵ月後、奏が意識不明の重体で発見されるまで……。ドクズ男と無垢男、本当の愛を知るのはどっち?

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 嫌い、大嫌い、愛してる。 【電子限定おまけ付き】

    700pt/770円(税込)

    「君の処女を30万で買ってあげるよ」 その一言から狂おしい恋と残酷な復讐劇は幕を開けた――。寂れた地方都市でつましく暮らす作業員の奏。東京から赴任してきたエリート所長の凍月。対照的な二人の男が出会い、脅し脅されるうちに心と身体が深く絡み合ってゆく。2ヵ月後、奏が意識不明の重体で発見されるまで……。ドクズ男と無垢男、本当の愛を知るのはどっち?

レビュー

嫌い、大嫌い、愛してる。のレビュー

平均評価:4.5 506件のレビューをみる

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高評価レビュー

消耗…魂持っていかれる…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしている方のベスト5に入る作者さんということで(他のフォローさんもハマっていらっしゃいましたね)、今回の出版社クーポンにていくつか読んでみました。
まず、安心して読めそうな(ハッピーエンドぽい)『無恋愛紳士』と『毒王は棘姫を寵愛する』を読んで、「わ!面白い!」とARUKUワールドに引き込まれ、次にハードルの高そうなこちらを読みました。
最初に申しておきますと、作品として素晴らしいなと感じても、例えば、今回の凍月のような人は、「奏が許しても私はあなたを許せない」という気持ちを拭えず、☆5にはできないんです。今回もそんな気持ちが渦巻いて胸を悪くしながら読み返して、最終的に☆5を付けました。本当に消耗しました…。そして、クーポン対象のARUKU先生作品全買いです。
凍月について…、どこまでも残酷で身勝手で、あなたについては何も言葉が出てこない。それでも、描き下ろしの2人が、凍月の見る夢ではなく現実であればいいと願ってしまう。
☆5にできた理由は、奏の心情に因るところが大きい。孤独で不幸すぎる彼が(だからこそ)、絶望を増大させた凍月に対して複雑な気持ちを抱えていくことが、無理のない揺れを通して描かれていて、作品として白々しさを感じない。根底にある復讐心が生きていて、彼の壊れた心と血を流すような涙には、言葉を失う。しかも、復讐が自分が死ぬこととというのが…どこまでも発想が自己犠牲過ぎて凍月との対比が痛々しい。そして「白痴」の使い方に唸る。彼には「戦い続けてね」と言うのか…。ここで思い出すのか…。「愛のために」と…。
どうして出会ってしまったのかと思わずにはいられない。でも、出会ってしまった2人に何も言えない。そう、何度も書いていますが、付け入ることができないんです。
そして、これは2人だけの世界ではなく、印象的な女性が登場します。
奏の同級生璃子と凍月の妻、そして奏の母。璃子は本当は奏が好きだったのではなかろうか。母への接し方を見てそう思ってしまう。そして、妻への凍月の最後の言葉は、あまりにも残酷だった。どこまでも、凍月の自己中心性が際立つ。あぁ、本当にすごい。フォローさん、本当にありがとう。
ただ、私はこういう感想を持ちましたが、低評価の方の思いもよく分かりますし、万人受けはしないことが明白です。様々な思いあふれるレビューは、本当にありがたいなと思います。
いいね
35件
2021年9月12日
一気読み終えられない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 冷徹で残忍な都会男、所長が左遷した田舎町で出会った美しい男、奏くん。愛し方を知らない所長は奏くんをどうしても手に入れたくて、自分から離れられないよう周りから固め、30万あげるから、抱かれろと、、。長年難病の母の看護をしていたお金カツカツの奏くんは母のためになるなら、自分には失うものなどないという考えになり、抱かれる。それからは逃げられない苦しみの性奴.隷となってしまい、心がズタズタに壊されてしまう。それから復.讐劇を始めるのも、次第に嫌なのに所長の温かさにすがってしまう自分がいると気づいてしまい、認めたら復.讐劇を果たせないとさらに苦しんでしまう。チョコケーキを取りに行った家に所長の妻からの電話をとり、急いで峠へ向い優しくされてこなかった妻へ優しさを向け、自.殺を止めることに成功するも、、、事故で奏くんが、、、。
ようやく思いを奏くんにつたえ、赦しを乞うにはどうすべきか考えていた所長の元に奏くんが自.殺を測ったと知らされ、奏くんは意識障害がとなってしまう。残忍な男が想像出来ないほど献身的に看護する姿は涙が止まらない。
長くなって自分でも何を言ってるのか分からなくなりましたが、すごい作品です。読み始めてすぐから、心がぎゅーって締め付けられる感じがほぼノンストップで襲ってきます。ちょいちょい深呼吸して心臓の痛みを落ち着かせないと読み進められないです。それと同時に涙も出てきます。残り100ページくらいから私はエンドレスに涙出ました。
最後の最後ではハピエンになれて本当に良かった。その後が見たいと思いました。
いいね
6件
2021年9月10日
重く深い一冊…ひとり静かに読んで欲しい
ネタバレ無しで読んで欲しいです。1巻のみ246Pの作品ですが2時間ドラマというよりもワンクールの連ドラを一気に観たような感覚です。感情が揺り動かされ、引きずられ、救いを求めて震えます。泣きながら、二人の行く末に幸せがあるようにと祈りながら、ただただ静かに読みました。
物語は静謐な美しさのある奏純平と、彼に執着する上司の凍月颯の二人を中心に進んでいきます。
絵は細い線とベタが多いので暗く重い感じですが、それが舞台となっている昭和50年代のさびれた地方都市感や、凍月と純平のすさんだ心や切ない思い、やるせなさをうまく表しています。
ストーリーが現在と過去を行ったり来たりする形で進んでいき、回想が入ったりするので納得してた事を改めて考えさせられたりします。とても疲れます。でも読むのを止められない…休憩すら出来ません。
物語の途中で「白い冥路をゆくライオンみたいな、あの愚かな旅人の無事を願ってやまない」という文章が出てきますが、これが物語の全てを語っているような気がします。そして私もそう願ってやみません。ギラギラしていた凍月の表情が終盤穏やかに変化していきます。
そしてラスト、「ああこんな結末なんて予想していなかった…ああホントにそんな…」と思わせる形で終わります。
「愛してる」と言えなかった奏と「愛してる」が伝わらない凍月…
心の全てが持っていかれてしまうので現実に戻るのに時間がかかりました。何度も読み返したい1冊です。
いいね
9件
2023年10月24日
最後に幸せになれたの?
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 痛くて悲しくて辛いお話。昭和50年代の設定?フィルムカメラに黒電話や公衆電話、カローラ。携帯電話の存在も全く見えない時代。娯楽の無い田舎の閉鎖的な空気が伝わる。不良が主人公に「俺たちに目をつけらたらこの町で生きていけないぞ」と言う言葉も違和感ない。それまでも主人公はとことん不幸。あのあばら骨の浮いた身体が痛々しい。凍月に捕縛されてから不幸のドン底に。なんでこんな酷い奴らばかり居るんだって、憤りしかなかったが、璃子も同級生も従兄も後半ことごとく自分達のやった事の報いを受けたのが救い。一番報いを受けたのは一番奏を不幸にした凍月だけど。凍月は奏に本当の愛を教えて貰ったんだね。奏のお母さんは悲しい最後だった。凍月の奥さんは不憫だった。でも奥さんは、生まれて初めて人から優しさを受けたのは奏からだったのではないか?あの自首した時に握りしめていた奏のマフラーを見た時に涙が出てしまった。奥さんもある意味被害者。余生に救いがありますように。最後に奏が意識を取り戻してから言葉を発していない。凍月が刺された時に110番をダイヤルできたのだから、脳に障害は大きく残らなかったのだろうが、言葉に障害が残ってしまったのだろうか?あの微笑みは?最後に本当に幸せになれたの?十分過ぎる程苦しんだ奏に救いをあげて欲しい。凍月には一生をかけて償って欲しい。幸せになった奏と登場人物のその後を見たい。追記。事務のお局様の優しさが良い。この人は一番人を見る目があったね。
いいね
8件
2023年2月18日
哲学書と官能小説
これは確かに評価が分かれるラストシーン。
ハッピーエンドorバッドエンド、どちらともに考えられる作品です。
そして作中にも出てきますがドストエフスキーの「白痴」がキーポイントなんだと思います。

純粋で美しい奏、毒魚の凍月。
毒魚の凍月に『手に入れたい』と思われ非道な手段で奏を残酷なまでに地獄に落とす。
そして貧乏のどん底。病気の母親に尽くすばかりで誰一人救い出してくれない。(登場人物の殆どが極悪人ばかりです)

奏は復讐しようとするけど、奏が危ない場面になると必ず身を呈して守ってくれる凍月。
奏が復讐の為に甘えたフリをしたら尽くしてくれる凍月。
尽くされた事のない奏は自分でも気付かないところで、そんな凍月に惹かれていってしまう。。。

ラストシーンは奏が意識障害なのに一瞬、目を開ける。そして凍月に指文字で『アイシテル』と伝える。その後は2人で住みだした時に飼った犬が大きくなっているのである程度の時間経過はあるようで凍月は奏に一生懸命、語り掛けていて目が開いてるシーンがあるけど、あれは凍月の願望であって奏の意識障害は続いていると思います。
何故そう思うのか?推測ですが凍月には一生、奏を追い詰めた事への『罪と罰』を背負って生きなければいけないからです。

凍月は人生で初めて愛した奏とずっと一緒にいることが出来る人生。
奏は不幸を背負って生きてきた事から抜け出した人生。
そういう意味ではハッピーエンドなのかも。
いいね
2件
2025年8月31日

最新のレビュー

まずは、感謝させて下さい。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 言いたい事が沢山あり過ぎて、上手く伝えられる気がしません。
「金の~銀の~」「昨日、君~」と同じ作者様の作品とは思えないくらいの極悪非道な悪魔キャラの主人公。
美しい奏くんと出会って、欲望のまま残虐非道な仕打ちをしてからの贖罪と言う名の愛の逃避行?まで、めくりめくる感情の荒波に溺れてしまいました。
主人公の-100から+100までの人生ですね。

それに反比例する様に美しく純粋な天使の様な奏くんは、身体を、人格を破壊され、絶望からの荒んで行く様がまた何とも言えず、切なく苦しく。

でもエロエロシーンも多く最高で♥️♥️♥️♥️♥️

全くハピエンが予想出来ませんでした。
「昨日、君~」の様に最後まで目覚めないのでは無いかと思ってました。
最終的に思いが通じあい、見守っていた私達も報われた気がしました。
毎回毎回、感動する作品をありがとうございます。
いいね
0件
2025年9月7日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

本当の愛を知るとき
広報:烏龍(シーモアスタッフ)
相変わらずの重さがARUKU先生らしい。こういうお話を描き切る先生にいつも圧倒されます。奏を手に入れるために彼を貶め、それでは本当には彼が手に入らないと気づいたときに、凍月が彼を手に入れたい意味に気づきます。安易な萌えを狙ってはたどり着かないストーリーが、心にずっしりと重く響く作品です。

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