ネタバレ・感想あり嫌い、大嫌い、愛してる。のレビュー

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レビューが
ネタバレ
2025年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高かったので購入させて頂きました。作者様の他のマンガを読んだ事があるのですが、時代が古いのが多いでね。しかし、、、めっちゃ重い、、、不憫受けですね。最後はどう着地するんだろうとハラハラしながら読みました。最後は救いがあってよかったです。
すごいものを読んでしまった。
2025年4月20日
皆様とは違い半額クーポンで、気になったものをポンポンカゴの中に入れて購入した作品の一つでした。なのでレビューもろくに見ずとても軽い気持ちで読み始めてしまいました。言わずもがな、途中でやめられるわけもなく、読み終わってレビューに手をつけたのが深夜3時ですよ。つまり、これから読む方は心して読まれて下さい。なるべく余裕をもった時間帯に読み始めることをおすすめします。もうちょっと早い時間に読み始めればよかったと後悔しないように。
いいね
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おもい
2025年4月18日
破滅型、純愛好きの性癖にささりました…重い、重すぎる…。ストーリー深すぎてどっぷりはまり込んで読んでしまった。ちがう話でこの作者さますごい!と思っていましたが、越えてきたなあ…。一筋縄ではいかないタイプのハッピーエンド…?
いいね
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愛の証明
ネタバレ
2025年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 因果応報、自分の業を受けて、その後、奏へ愛を証明したのですね。意識不明の人にあそこまで出来るのは、並大抵の事ではなく、彼が自分自身で感じている罪と罰に、もう他人がかける言葉がありません。深く心を揺さぶって打ちつけてくる作品。
何冊分かの本を読んだような読み応えで、先生の絵と表現力によって魅せられる、最高の傑作。
作品が良すぎると、表現する言葉が出てこないです。ただ素晴らしいの一言。
クズの真骨頂
ネタバレ
2025年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前から気になっていた作品。あらすじだけは見てたのですが、前半清々しいくらいのドクズ攻てしたw
会社のクズ上司×不憫健気
受の背景が既に不遇なのに、攻に目をつけられて堕ちていく。でも、受くんはずっと綺麗なんですよね。
歪んだ攻の愛に、思考も言動も攻との関係性も荒んでいくのに、空気清浄機の如く綺麗でした。それを貫いた作者様に拍手。彼の影響から、クズな攻すら浄化されていくんですが、歪みまくった彼は愛を認められない。だからこそラストの展開が必須であり、彼を改心させる方法の唯一だったと思いました。
2人を取り巻く人の生き様も非常細かくに掘り下げており、作品に厚みを出してました。
最後までバッド・エンドがちらつきましたが、あのラストでよかった。個人的にはハピエンです。
絵は特徴的ですが見せ方がうまいです。H描写はかなり多く、いろんな意味で濃厚でした。
かなりヘビーな話ですが、読んでよかったです。
ドラマ
2024年12月24日
長編ドラマを観ているような読み応えのある作品。考えていたより攻めがひどすぎて...。ARUKU先生好きなら購入して後悔ないと思います。ネタバレなしで読み進めて欲しい。
泣いた…
2024年12月4日
サイコパスやらなんやら書いてる人がいたので見るしかないと思って、見てみたらこんなに感動する話なんて知りませんでした、、、
ほんと久々に泣ける系の話読んだ、、
胸が痛くなる苦しくなる物語だけどとっっってもよかったです泣
復讐
ネタバレ
2024年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 女癖の悪いクズな攻め×不憫な儚げ美人。親の治療費のために攻めに抱かれるがそこからの攻めのクズさが酷かったです。最後は受けにとって幸せな終わり方だったのかな。。。
重苦しいまでの愛
ネタバレ
2024年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく凍月のくず加減は度をこしてますが、こと奏への愛は狂おしいほどで。
はじめが悪いけど、そのあと恋していることに気づき、愛を告白したって、はいと言えるわけない。奏も復讐をしようとしてるのに、だんだん変わっていく凍月に情が芽生える。最低な奴なのに、そばにいて愛をむけてくる。そこに罪悪感も加わり、どこまでも終わりのない負の連鎖。
そんなときに起きる自〇未遂。意識不明の状態の奏への献身。
やっと全うになった凍月。そこからみえる景色も違い、奏との過去を想う。
重いし、じっくり読む内容ですが、結構好きです。
何作か著者の作品を読ませてもらってますが、常にどこかテーマがあって、大人の寓話のような感じにもみえ、愛憎が表裏一体で、でも、どこか受けが純真なところが光ります。
評判通り良かった!
2024年6月23日
一気に読み切りました。
くずな最低男が、純真な受けによって本当の愛に目覚めてゆくところが良かったです。
受けは単に可愛くて綺麗なだけでなく本当に優しい人です。自分の容姿に奢ることなくどんな人にも優しい。
だから損したり傷つけられたりしてしまうんですけど・・・
あまりに受けが可哀想で胸がズキズキしましたが、最後はまさかのハッピーエンドで良かったです。































めちゃくちゃ面白かった
2024年5月14日
すごい。気分の悪くなるようなお話を、透明な奏くんの美しさが救っています。哀れな獲物のように絶望した奏くんの中で、復讐したいはずの凍月さんへの思いが変わるのか変わらないのか、凍月さんが正直に気持ちを伝えられる時が来るのか来ないのか、はらはらしながら読みました。一番好きなのは奏くんを抱えて診療所を訪れるところ。時代背景も一番生きていて、二人の素性を知らずに関わる医師のモノローグがほんとに詩的で素敵でした。ラストも本当のことがわからないような描き方も、余韻をたっぷり残して印象的でした。面白かった…、
これは…
ネタバレ
2024年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃハラハラしながら一気に最後まで読んでしまいました!
読み進める場面場面で引き込まれていって、いつもならエチなシーンにドキドキするのですが、なんだかそれすらずっと哀しいシーンを見ているようで。
物語が終わりにさしかかり、凍月の献身さに、すれ違い誤って起きた悲劇に、意識が戻らない奏の寝顔の美しさ、最悪の終わりになるのが怖くて、でも、やっぱり、最後は2人に幸せになって欲しい!と願いながらなんとか読了…あ〜〜疲れた!なんで良い歳して漫画読んでハラハラしてるんや、私!状態です、今。嗚咽漏らして泣いてしまいましたわ(恥)
ホントさんざん、たらふく読んできたBLの中で1番ギュンと胸をやられました!
これから何回も繰り返し読んでしまう事になりそうです…
皆さんの口コミにも激しく同意する部分が沢山!
買って後悔しないと思います
…凍月の元奥様も、どこか別の意味でも良いから幸せになって行って欲しいなぁ。やりきれないもの
怒涛のメロドラマ
ネタバレ
2024年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙のあたたかい色合いからは想像もつかない、ドロッドロのお話です(…でも表紙もよく見ると小物が…)。
恐らく最初から最後までまともなのはベテラン女子社員の人くらい(まあ会社の人は概ね良い人か)。ラストまで癒やされる部分がほぼないので体調が悪いときには読めないかも。一応、ふたりにとってはハッピーエンドになってます(メリバ?)
壮大
ネタバレ
2024年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ひとを好きになったら、ひとって変われるんだね。
言葉、行動と真逆な想いを感じ取ることは難しいけど、ずっと過ごしていると本能で感じ取れるのかな。
現実的ではないけどリアルとしてはまってしまう作品でした。
ハッピーエンドで良かった。ありがとう。
泣けた❗
2024年4月13日
たった今読み終わった!夜中の3時!壮絶な物語だった!久々に涙が出た!ネタバレ無しで読んだ方がよいとレビューにあったし、どんな展開になるかドキドキしながら読み進めたが完全に持っていかれた!あ~語彙力があったらもっとよい感想になるのに!とにかく読んで‼
良かった、、、!
2024年3月6日
ネタバレ読まずに読んでください!
こちらの作品私はネタバレレビュー読んでしまって、ずーっとお気に入りに入れていたものの購入する勇気が出ないまま時は過ぎセールになったのでえいや!と購入するもしばらく寝かせ、、(大体即読み派です)時間が取れたので意を決してじっくり読みました。あれ、読んでたネタバレと印象ぜーんぜん違う!いい方向に。魂は持って行かれますが、とても良かったです。その後のお話とか読めたらとても嬉しいのですが!
大作!!
2024年2月28日
久々の大作!!
あー読んでよかった・・・出会えてよかった!!
まるで1本の壮大な映画を見ているような。。。
醜くて美しい。
その後の物語を読みたくなりますね。
ネタバレ無しで読んで正解でした!!
是非ネタバレ無しでとレビューしてくださったみなさまに感謝です!!
素晴らしい!!
2024年2月14日
何て素晴らしい復讐劇でしょう!清貧、薄幸の主人公が鬼のようにクズで横暴な上司に蹂躙されて踏みにじられますが、紆余曲折あって、見事なまでに完璧な復讐をとげて真実の愛にまで昇華させる。ほんと感動しました。性癖にぶっささりです。大好き!何度も読み返し決定です!
迷っても読むべき名作!
2023年12月17日
皆さん言ってる様にネタバレ無しで一気に読んで下さい。かなり辛いシーンが多めですが読むべき作品です。最初極悪非道な所長が痛い目に合えば良いと思っていたのに最後には二人の幸せを祈らずにいられませんでした。その後の幸せな二人を短編でも良いので拝ませて下さい!
すごかった。
2023年12月7日
読みごたえ十分です。本当にタイトル通りの作品です。
結構辛いかな。本当にあなた達それで良いの?って感じました。
でも2人は、2人にしかわからない世界で生きています。
覚悟して読んで下さい。
愛の地獄
2023年12月5日
ARUKU先生の代表作。いろいろと凄まじいです。

世に出ている多くの商業BL作品の中でも、最果ての。
超ヘビー級BL。

初めて読んだときは衝撃でした。
序盤から相当えげつない展開で、容赦なく虐げられる性描写にゴリゴリと心が削られていく。
絵も、物語も、登場人物も。読者の息の根を止める勢いで読み手の心を抉ってくる。

重くて辛くてしんどくて、これ以上もう読めないと思いながらも、続きが気になってやめられない。
読み切ったあとのカタルシスもすごかった。冒頭からは想像もできないようなラストに、読後しばらく呆然とした。

この作品、テーマは「心の破壊」ではないかなと思う。
受も攻も心が徹底的に破壊される。良くも悪くも。
恋に狂い心が完全に破壊されたあと、二人ともなぜか人間らしくなっている不思議……
「面白かった!」「すごくよかった!」のような明快な言葉では言い表せない、人間の業の深さを垣間見る。
凄絶でロマンティックな、愛の地獄―― 何度読み返してもすごい作品だなと思う。

私がBLを読み始めて間もない頃に読み、BLという沼に完全にハマるきっかけになった作品。
この作品でちょうど300件目のレビュー。
なので自分にとってちょっと特別な作品にしてみました
素敵なお話です。
2023年11月22日
ARUKU先生の作品の中で一番好きな作品です。いい意味で意外な展開が続く・・・という感じですが、それがとにかく心に響くんですよね。胸がキュンとして涙がこぼれそうになります。何度読んでも心がジーンとします。
映画とか2時間ドラマ感覚
2023年11月15日
正直絵はとても好き!という感じではなかったのですが、お試し読んで気になって悩んだ末購入しました
物凄く良かったです、初めて読んだあとスグ繰り返し2、3回読みました、その後も何回も読み返しています、購入して良かったです、電子便利ですが目がつかれるので紙本購入するか迷い中ですと思ってるくらい良かった作品でした
他の作品も凄く読みたいと思っています
既にカートにははいっていますが、、はじめから紙本にするかと迷いながら早く読みたいしと葛藤中です

重く深い一冊…ひとり静かに読んで欲しい
2023年10月24日
ネタバレ無しで読んで欲しいです。1巻のみ246Pの作品ですが2時間ドラマというよりもワンクールの連ドラを一気に観たような感覚です。感情が揺り動かされ、引きずられ、救いを求めて震えます。泣きながら、二人の行く末に幸せがあるようにと祈りながら、ただただ静かに読みました。
物語は静謐な美しさのある奏純平と、彼に執着する上司の凍月颯の二人を中心に進んでいきます。
絵は細い線とベタが多いので暗く重い感じですが、それが舞台となっている昭和50年代のさびれた地方都市感や、凍月と純平のすさんだ心や切ない思い、やるせなさをうまく表しています。
ストーリーが現在と過去を行ったり来たりする形で進んでいき、回想が入ったりするので納得してた事を改めて考えさせられたりします。とても疲れます。でも読むのを止められない…休憩すら出来ません。
物語の途中で「白い冥路をゆくライオンみたいな、あの愚かな旅人の無事を願ってやまない」という文章が出てきますが、これが物語の全てを語っているような気がします。そして私もそう願ってやみません。ギラギラしていた凍月の表情が終盤穏やかに変化していきます。
そしてラスト、「ああこんな結末なんて予想していなかった…ああホントにそんな…」と思わせる形で終わります。
「愛してる」と言えなかった奏と「愛してる」が伝わらない凍月…
心の全てが持っていかれてしまうので現実に戻るのに時間がかかりました。何度も読み返したい1冊です。
メチャ感動しました。
ネタバレ
2023年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 始まりはクズで救いようのない男が天使のような綺麗な男、奏に惚れたとこからなのですが、このクズな男は他人を愛した事がなくて好きだ言う感情すら知らずに好き勝手に生きて来たのだろう、惚れた奏に対しても攻撃的で傷付けて愉しむ歪んだ愛情の持ち主。そして、そのクズな男に弄ばれ毒されて、ある意味たくましくなれた奏。毒された奏の愛情も歪んだ形で復讐にかわっていく様子は、とても哀しく美しいと感じました。だけど、その奏の行動が一人の愚かな男をまともな人間に変えて行く。この作者さんの独特な構成と世界観に魅了させられました。できれば、この二人の先を知りたいと思いました。
最後まで…
2023年10月7日
作者様買いです。他作でも主人公2人がそれぞれ問題を抱えていて作中に流れる空気は明るいものとは全く言えませんが、その痛く救いのない感じが好きでたまりません。どのように最後を迎えるのか、読んでほしいです。
絵がとても綺麗で引き込まれます…
ネタバレ
2023年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がとても綺麗で、ストーリーも良く、買ってよかったなと思いました。何度でも読み返したくなる作品ですので、おすすめします。
いいね
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映画みたい
2023年8月6日
昨日、君が死んだ。を読んで独創的な世界観と優しいストーリーにもっと浸りたくて値引きもありこちらを購入。
非人道的なストーリーっと最初は思ったけど、やっぱりちょいちょい優しくて、盛り上がりは古いけどショーシャンクの空的な泣き笑いな〆でした。
ストーリーも長くて読み応えあり!
最高傑作
2023年7月26日
今まで読んだBL作品の中で、この作品は圧巻です。
始まりから終わりまで、映画一作品見てるかの様で漫画とは思え無いぐらい圧倒されました。最後ハピエンで良かった。
読んでみた
ネタバレ
2023年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ よくおすすめで出てくるから気になってたけど、号泣って書いてあったからなかなか読めなかった。いざ読んでみると号泣とはいかないけど、切なかった。最初は、仕組まれてお金で買われたけどそれを逆手に取ってしまおうと思ったけど、相手の優しさに戸惑っていた。自分の気持ちがわかった時にはもう手遅れだなんて!でも、読んで良かったです。
OMG!!!!
2023年6月12日
よかった……-めっちゃよかったです…!!!!!!久々にBLで号泣しました!!!(春菊先生のHybrid Child 以来!)
2人の関係性は本当にtoxicですが、その中にも美しさがあって…たまりません!ブッサさりました!!!なんと美しくて悲しくて醜悪な物語…(褒めてる)!最高でした。
号泣
2023年4月16日
もう本当にこの作者様は泣かせます!
がんばり屋さんの不幸体質な受けと俺様攻めなんですが、お互い「愛してる」と気づいてからもなかなか拗らせ続け、ようやく最後はハピエン。
続きがあったら読みたいな~。
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迷ったけど
2023年4月15日
めっちゃくちゃ泥ドロってわかってたから、迷ったけど買って良かった。
とにかく終盤は涙が止まらない。
こんな腐った男と、不幸な男がいるのかと思ったけど、幸せになって良かった。
何度も読み返そうと思う。
重っ
2023年4月14日
絵が綺麗だったので試し読みの数ページで購入決めました。

幸せそうな表紙と内容のギャップが凄かった。。。

キュンキュンどころか、心臓抉られてるみたいな痛み、ドロドロで気持ちが晴れない。。。

心身共に傷だらけで戻れないとこまで行ってる。。。。

ハッピーエンドなのかな。。。

終わった後も重さが勝ってる。。。。

それでも傷だらけで気付いた真実の愛が泣けるくらい感動だったので評価はマックス( ´ ▽ ` )
やっと読めた!
2023年4月14日
初読み作家さま。シーモア島でよくお薦めされてる作品だったので、ようやく読めて嬉しい。
お金持ち超どクズ男×貧しい無垢男のヤバい愛の話。
いや〜〜濃い!!好きか嫌いかで言ったら、何かそういう判断できなくて、とにかく惹きつけられる作品でした。
ストーリーの中身はめちゃくちゃ闇だけど、絵が綺麗可愛い系なのでちょっとファンタジーに見えてすらすら読める。ただこれがリアル系な絵だったら読み進められ無かっただろうなぁ。
モノローグが多い漫画は苦手だけど、こちらの作品モノローグかなり多かったんですが、言葉のチョイスが素敵なので気にならなかった。
ある意味ヤバ過ぎる愛の形が見られて良かったです。面白かった!
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圧倒されました
2023年4月14日
凄い世界に引きずりこまれたような重い重い一冊です
いつまでも余韻が冷めません
ARUKU先生の作品は初めてでしたが、素晴らしくて痛くてずっと引きずる作品ですね
昭和というノスタルジックで雪国という狭い田舎の閉塞感がまたいいですね
島のあるスレでおすすめになっていた作品
知れてよかったです
こ、これは!
ネタバレ
2023年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ このかわいそうな感じがすごく好みです!試し読みだけでも、だいぶかわいそうな感じは受け取れたのですが、その後購入し、読ませていただきました。こういうのはどストライクです!まだ全部急いで読んでしまうのがもったいなくて、途中ではありますが、こんな状況は酷すぎる!と、かわいそうになってしまいますが、かわいそうな状況であればあるほど、読んでいて満足度が上がってしまう方には、とってもいいのでは?と思います。主人公が病院にいるとき、ひどい攻めの上司がとても悲しんでいたし、タイトルからして、幸せな感じになるのかもしれませんが、その過程がなかなかはらはらしっます。
さいっこーーーーでした
2023年4月14日
BL史上最高傑作だと思います。作者買いでしたが、最高に泣けるキュンとする BLを超越した良作。天才です。ヤバイです。語彙力無くなります。死ぬまでに1億回は読み返したい。これはネタバレしたくないので一切ストーリーには触れません。是非是非ご一読下さい。
ジェットコースターのように押し寄せてくる
2023年3月27日
病んでる…1巻完結なのにページをめくる手が重いせいか、相当なボリュームの作品を読んだ気分。
凍月の非道っぷりがとにかく胸くそが悪い序盤から始まり、復讐を決意してからの奏の、心までは汚されまいと凛としていて強い美しさに魅了された中盤。愛と憎しみが混ざり合った後半からラストまで、一気に読んでしまった。凍月は自分にはクソ野郎にしか見えなかったが、環境が良くない奏にとっては救いでもあり、いつしか心の拠り所になっていたのだろう。後半2人が愛し合う様子は、偽りなのか本当なのかわからないが、なんだか微笑ましくさえ思えてしまった。
果たしてこれはハッピーエンドなのか?!最後は読者に委ねられているが、愛憎にまみれていた2人の顔がとても穏やかだったのが印象的だった。
ARUKU先生の作品は初めてだったが、登場人物それぞれにストーリーがあり、押し寄せてくる感情を処理しきれず数日引きずった。他の作品も読んでみたい。
綺麗って残酷、大嫌いだけど愛してる
ネタバレ
2023年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで読んだものでは味わったことのない、何か心がぎゅーっと締め付けられるような複雑な気持ちになりました。このお話は一貫して、「綺麗だけど残酷」「可哀想で可愛い」「大嫌いだけど愛してる」のように二面性?というか、うまく説明ができないけどそういう描写をしているなと。攻めが受けを愛しているのがしっかり伝わってくるところが好きです。受けはとにかく不憫で美しい。周りの状況に板挟みになっていて苦しかった…。攻めに愛されて大事にされて幸せになって欲しい。途中から涙が止まりませんでした、、
いい話だった
2023年3月2日
すごい執着攻めです。受けが不憫な美人なのが、また良かったです。その執着は、愛情の深さゆえです。読んで良かったです。
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最後に幸せになれたの?
ネタバレ
2023年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 痛くて悲しくて辛いお話。昭和50年代の設定?フィルムカメラに黒電話や公衆電話、カローラ。携帯電話の存在も全く見えない時代。娯楽の無い田舎の閉鎖的な空気が伝わる。不良が主人公に「俺たちに目をつけらたらこの町で生きていけないぞ」と言う言葉も違和感ない。それまでも主人公はとことん不幸。あのあばら骨の浮いた身体が痛々しい。凍月に捕縛されてから不幸のドン底に。なんでこんな酷い奴らばかり居るんだって、憤りしかなかったが、璃子も同級生も従兄も後半ことごとく自分達のやった事の報いを受けたのが救い。一番報いを受けたのは一番奏を不幸にした凍月だけど。凍月は奏に本当の愛を教えて貰ったんだね。奏のお母さんは悲しい最後だった。凍月の奥さんは不憫だった。でも奥さんは、生まれて初めて人から優しさを受けたのは奏からだったのではないか?あの自首した時に握りしめていた奏のマフラーを見た時に涙が出てしまった。奥さんもある意味被害者。余生に救いがありますように。最後に奏が意識を取り戻してから言葉を発していない。凍月が刺された時に110番をダイヤルできたのだから、脳に障害は大きく残らなかったのだろうが、言葉に障害が残ってしまったのだろうか?あの微笑みは?最後に本当に幸せになれたの?十分過ぎる程苦しんだ奏に救いをあげて欲しい。凍月には一生をかけて償って欲しい。幸せになった奏と登場人物のその後を見たい。追記。事務のお局様の優しさが良い。この人は一番人を見る目があったね。
どうしても引き込まれてしまう
2023年2月4日
貶められて辱められて人間らしさを削ぎ取られて、、、。でも、その二人の歪んだ関係の中に育っていくもの。現実にはありえないすとと思いながら、でもどうしても引き込まれてしまいます。最後に、二人が寄った診療所で見せた姿、「むき出しでひりひりと痛むような愛」の姿に泣けてきてしまいました。
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星6
2023年1月31日
読み終わったら、透明感があって綺麗な印象。読み始めはどろどろ濁っていました。ドロドロの中で、とんがったナイフが光っていて綺麗でした。
いいね
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健気受け好き
2023年1月15日
健気受けがとても好きなので、試し読みで気になり購入しました。絵があまり好みではなかったのですが、そんなの気にならなくなるくらいストーリーが良かったです。攻めの方めっちゃクズだと思ったのに、最後の方は、頑張ってぇと応援してしまいました。よかったです。
メチャクチャ泣いた
2023年1月6日
最初こそ最低野郎だと思った。
でも読んでくうちに…
愛に対して不器用過ぎる位不器用な凍月さん。
不憫、不幸な奏くん。
出逢った事が悪かったのか良かったのか…
愛を伝えるつもりが伝わらない男。
復讐するつもりが好きになってしまう男。
でも最後は…泣けるくらい平穏な終わりかたでした。
やっと…やっと…やっとだね…良かったね…(泣)
天才ストーリーテラー
2022年12月23日
ARUKU先生の人気を知り、初めて作品を読みました。天才的なストーリーテラーに出会って、感激です。凄く濃い文学的なお話で、衝撃を受けました。心に残る秀逸作品です。
重い…!!
ネタバレ
2022年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は絵が個性的?攻めがクズ過ぎる…受けは何も悪くないのに可哀想過ぎる…と思いながら読みつつ、最後の方は思わず引き込まれてしまいました。
ボリューム感のある一冊でした!!
ちなみに昭和50年代の設定のようです。途中でアレ?とは思いながらも…黒電話やネガが出てくるまではてっきり現代のお話だと思ってましたw
絵も個性的だなぁと思ってましたが、最後の方になると美麗でした。
昼ドラのような展開で、読了後は重苦しい気持ちになりました…。
最後はハッピーエンドだと思いますが…読む人によってはどちらとも受け取れそう。
ハピエンなはずなのに、しばらく経っても気分が重く晴れず…なんとも言えない気持ち…。
描き下ろしの二人の服が、本編エンド時と全く同じ服を着てるのはとても気になりますが…ここまで来たらハピエンだと信じたいです。
途中からは引き込まれて、ドクズな攻めがピュアに見えてくる不思議!!
是非読んでみて下さい。
(追記:描き下ろしの受けの服装…よく見たらシャツの下にインナー着てるんですよ!!
本編エンドの時は素肌にシャツ!!攻めの服装は全く一緒だけどね。…なのでこれは幻想でもメリバでもなく、ハピエンだと思います!!)
途中ヒリヒリ、最後はダー🤪
ネタバレ
2022年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読みながらドキドキが止まりませんでした。
心がヒリヒリする感覚。
それが最後の最後で解放されて、感動の嵐。涙がダー。

他の方のレビューにあるように、構図やセリフが気になりますが、そんなことはどうでもよくなるくらいいいお話でした。
いいね
0件
涙でページがめくれない、、
2022年10月7日
はぁぁ~良い話だった、、
これは是非とも予備知識なしで読んで頂きたい! 試し読みだけではこうなるとは想像出来ない世界に連れて行ってもらえます。お話の作りが本当に上手い! 最後の最後までハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、どうなるのか分からなくて、、読み終わるまでハラハラ・ドキドキさせられました。そして再読したいけど気持ちに余裕がある時じゃないとダメかも、私は。それほど気力を使う。しんどい。でもきっとまた読む。そしてわかっててもまた泣くんだろうな、、。
まさにメリバ
ネタバレ
2022年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 辛い、苦しい、目を背けたくなる。読了後に清々しさは一切なく、鉛のように重くのしかかるような、不透明で暗いものがドロドロとまとわりつくような、そんな感覚です。
攻めのクズっぷりは他レビュー同様相当なもので、どう育てばここまで自己中心的で暴力的な人間になれるのかというとんでもない人間で。
受けは幸運に見放された不憫な人間ながらも、透き通った存在。
程よく鍛え上げられた美しい体と、栄養が足りていない肋の浮き出た体。
ほぼ全ての面で対極にいるから、読み手もさらに惹きつけられる。

はっきり結果を知りたい部分だったけれど、読み手次第にどうとでも解釈できる締めくくり。現か幻か。
現実でありますようにと祈らざるを得ないけれど、そうあっさりと戻って来られる状態か?と自分自身の心が簡単にハッピーエンドと締め括れず、ズブズブと物語の世界に入り込んだ心が読了後に戻って来られない壮絶な一冊でした。
幻だとしても、客観的バッドエンドでも主人公にとっては決してバッドエンドではなく多幸感に溢れているのですよね・・・それならハッピーエンドということで良いではないか!!!と頭で結論づけようとしても心がざわざわして、結論づけられずにいます。
う〜ん・・・深すぎる。
ん〜🤪
2022年10月2日
これは…中身を知らずに読んだ方がいいと思います。昭和50年代のお話とだけ書いておきます。
出会ってしまった。ただそれだけ。
2022年9月28日
初、ARUKU先生です。いや凄い。大げさではなく、心が、魂がこの作品に囚われて読後は無になりました...。是非、ネタバレ等は見ずに先入観なしで読んで見て下さい。一度読んでお腹いっぱいかと思ったら、直ぐに読みたくなり何度も読み返しています。読む程に深みに嵌って打ちのめされてもまた読んでしまうのです。この作品に出逢えて良かった。また凄い先生に出会ってしまった。
無題
2022年9月27日
すこし前に作者様を知りファンになり、まとめ買いして少しずつ読んでいます。本作、BLという枠の広さ、懐をしみじみと感じる作品でした。言葉のひとつひとつに息をのみますね。素晴らしい個性、世界観だと思います。知ることが出来て良かった…!
素晴らしい作品です。
2022年9月16日
読み始めはBLですが徐々に深みを増し、壮大な愛の物語となっていきます。
それに気付いたのは読み終えた後でした。
ほぅという惚れ惚れする溜息と共に素晴らしい長編作を読み終えた心地良い疲れ、感動の涙がでました。
この傑作を読まないのは人生を損していると言ってもいいかもしれません。
言い方が悪くて申し訳ないのですが、BLでこんなに素敵な物語に出会えるとは思ってもいませんでした。
嬉しい裏切りです。
BLなので、序盤も途中もえっちさはもちろんあります。
買って損はないと思います。
いま一番薦めたい一冊です。
暴力的なほどひりひり痛む愛
ネタバレ
2022年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無為なページが一切ない。この一冊で見事に描ききっているこの物語は、漫画なんだけれど、どこか近現代日本文学のような、陰鬱でありながらも登場人物の内省を(くどくない微妙な加減で)描いていて、ARUKU先生の完結済作品の中でも取り分け好きです。
『残酷って綺麗』物語ではドストエフスキーの白痴と純平の台詞が印象的でした。その後の二人も添い寝しているけれど、これが現実なのか心象風景なのか…。
純平の独白がないところさえも読者への余白を残す作風すら心憎い演出で、夢にまで現れそうな程の強烈な余韻を残します。感動とは出会った時に言葉を失うことなのだと思い知らされる一冊でした。
良かった!
ネタバレ
2022年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめて読む作者さんです。読んでみたいなとは思っていたのですが、レビューなどを読み、なかなか覚悟ができなかったのですが、いざ読んでみたら読んで良かったと思えました。
色んな意味で胸が痛かった。。。攻めは本当に最低なゲス野郎でしたが、後半のただただ受けに愛情を傾ける姿をみたら、許してしまいました。
すごい
2022年9月11日
すごいとしか言いようがないです。外国の映画を観たような・・。気軽に読み返せないし、読み返す時も気合いがいります。最後は、ハッピーエンドで良かった。
泣く
ネタバレ
2022年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ サックスしてるシーン見ながら泣いたの初めてだわw
絵がそこまでと思って迷って迷って
セールだから買うかってノリで読んだ

私は買ってよかった
名作
2022年8月20日
絵柄がちょっと古い感じがして、手を出しづらかったがレビューの高評価で購入した。
なかなか重たい内容だったけどすごく良い作品だった。
救われた
ネタバレ
2022年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ハラハラドキドキ…色んな感情がありました。奏の綺麗な瞳が思惑で濁ってしまったり。真っ直ぐでありたいのに強制的に曲げられたココロ。ほんと読んで良かったです。独特な世界観が素敵でした。
重いですね
2022年7月30日
映画のような重量感。素晴らしい作品でした。今まで読んだARUKU先生の作品で一番好きです。モノローグが多くて、小説みたいなところが良い。この話、ARUKU先生にしか描けないなぁと思いました。
奏によって人になれた凍月
2022年7月30日
2章終わりごろまで本当に読んでいて辛かったですが、奏が復讐に活力を見出してからラストまでハラハラする展開で見逃せませんでした。冒頭から登場する凍月が過去と現在でまるで別人のような表情をしていて、作中でも奏に恋して愛していくにつれ、変わっていく顔相が印象的でした。悪魔が奏と出会って人の心を持ったような、それでいて最後まで自分勝手に行動する凍月。脇の女性たちもそれぞれ役割があって展開する、愛憎渦巻くストーリーが1冊にまとめられていて圧巻です。奏の可憐さや儚さ、復讐心で生き生きとしている様でさえ本当にきれいで美しくて、凍月を自ら誘ってもそこがブレない、最後まで尊さがあり、夢幻のようなラストがその存在によってより刻まれたような気がします。
苦しかった…
ネタバレ
2022年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生の作品は、最初に[百年でただ一度だけ恋をした]を読みました。そちらも不憫な健気受けでしたが、こちらはまたさらに苦しかったです!途中辛すぎて、どうしようかと思いましたが…やっぱり読む事は止められず最後までどう着地するのか、作者さまの描く世界観くせになります。
最初の頃と最後では、奏くんも凍月さんも全然違う二人になっていて、人の出会いでこんなにも変わるという事が色々感慨深いです
きっと凍月さんの本当の想いが奏くんの心の奥に届いて、出会た事を良かったと思う日がくると願わずにはいられません。
毎回ずっしり感アリ
ネタバレ
2022年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU 先生の作品にはいつも心臓掴まれます。今回も心優しい受けの不憫なこと…涙。弱みにつけ込んで酷いこと平気でやる攻めには天罰を〜!と初めは思うのですが、冷徹な攻めがどんどん受けに心を動かされていく様はグッときます。自分が犯した過ちを全身で償っていく…いつしかそれも幸せな事と思えるようになる攻めの改心が凄いです。嫉妬から相手を傷つけたり復習したりは良くないことだけど、最後に2人が幸せになってるところを見届けると読後感は良くなってしまう…ARUKUマジック。終わりよければ…を受け入れられる方にはおススメです。
好き嫌い分かれそうなお話です。
2022年6月13日
作者さん買いです。中々珍しいぐらいのクズ!人間として最低な攻とそんな最低な男に目をつけられてしまった見た目も心も綺麗な受。辛いこと全部盛りなのに綺麗なままの受に対して酷い人間だった攻が少しずつ変わっていくのですが、これは言葉にするのが難しい…作者さんの作品はそういうのが多いのですが、これは特に難しい…とりあえず読み進めれば進むほど、受が幸せになれるなら何でも良い!と思えました。
いいお話ですが
2022年6月11日
読み返したいけど、純平が可哀想すぎて、もう一度読むのがしんどい。二人がもっと違う出会い方をしていたら、と思わずにはいられません。
ARUKU先生の最高傑作!
2022年6月6日
本当に好き。こんな好きな作品他にはないくらいに好き。詩的だし昭和っぽいし昼ドラっぽいけど、全部ひっくるめて最高に面白い。序盤から不幸ウケ全開で苦しいし、攻めが憎いし、心がえぐられるけど、とにかくBLファンなら絶対に読んで欲しい。ARUKU先生の作品の中でもNo.1。
ARUKU作品は
2022年6月4日
どれも深過ぎて、なんて言えばいいのかな…色んな意味で胸がいっぱいになるものが多いです。奏くんは本当に不憫な子で、思うところはたくさんあったんだろうけど、自分がやれることを一生懸命頑張って容姿も内面も綺麗な子だから凍月さんも本当に愛してしまったんだろうな…あんな冷血な人を変えるなんてすごいな…と思いました。ARUKU先生の作品で、私の大好きな、俺の人魚姫というお話しの悠馬くんも、凍月さんほどではないのですが、まぁまぁのクズでした。でも、受けの子がピュアで一途だったから変わっていったんですが、人を想う気持ちって大切で…やり直したり変われたりするんだなって思いました。ARUKU作品はほとんど読んでいますが、どの作品もやっぱり…深いです!
心が追いつかない
ネタバレ
2022年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんとも言えない感情になる。もちろんキュンキュンするし感動もするんだけど、読んだ後の余韻がすごい。休憩が必要。
これは
ネタバレ
2022年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初め、攻めがゲスすぎて、どーしよー読めないかも…と思いながら読んでましたが、途中からそんな気持ちもどこへやら…切なすぎて涙が出ました。ラストは受け取り手によって変わるのかなと思います。私はハッピーエンドが好きなので、そのように受け取りました。
泣けた!
2022年4月23日
まるで映画を見終わったみたいな余韻に浸っています。始まりこそ悪魔の所業でしたが、ドクズが、愛を知る事で次第にまっとうな人間に変わっていく様に
真剣に応援している自分がいました。ポエムのような心理描写もきれいで、作者様のセンスが際立ってすっかり大ファンです!
残酷で美しい
2022年4月23日
試し読みでなんだかとても気になり購入しました。読み始めは少し硬い絵柄があまり好みじゃないかもと思いましたが、読み進むにつれ奏の美しさがどんどん増してきて、夢中になって読み終えました。昼ドラのような、寓話のような不思議な作品ですが、面白かったです。
激しいほどのドラマがあるんです。
ネタバレ
2022年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙がこんなキラキラっぽいんですけど・・・実は結構昼ドラよりもドロドロな内容なんですよ(^^;作家さんの作品は2作目になりますが・・・ハマる人はハマると思います。正直私は喉が詰まる位涙出ました。ただね、画とか文章とか、クセはあります(^^;

病弱な母と暮らす奏と、奏が働く営業所の新所長:凍月の・・・憎しみと愛はきっと紙一重なんだわ・・っていう内容なんですけれど・・・。作家さんの画が割とふんわりだからまだ読めるんですが、主人公:奏の設定がね・・・もうこれでもか!くらいに悲惨というか可哀想な状況になるんですよね・・・・。母にも苦しめられ、勝手に寄って来た女の子も結果下衆だし、お金で身体を奪った凍月も・・・・最終的には溺愛されるんですが、そんな複雑な環境の中、奏は溺愛を感じながら凍月に復讐を誓うのですが・・・・。正直みんな可哀想・・・個人的には凍月の嫁の心情もキツかった・・・非常に重たいんですけど・・・読んでしまうんですよね・・・漫画ではあるんですが、文章もかなり重要な部分を占めていて、そこが独特で私は好きなんですが・・・苦手な方もいるかもしれないですね・・・。
タイトル・・・これ結構深い・・というか重い意味が込められているんですよね。
読後にその重さを噛み締める感じで・・・表紙をじっと見てしまいます。
深い深い、重い愛を、毎作品見せつけられる気がします・・・ARUKUさん・・・好きです(^^
なんかすごかった…
ネタバレ
2022年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半は凍月がドクズすぎて胸糞悪くなったし、湊のあまりにも薄幸な境遇が見るに堪えなくて読むのが辛かったのですが、第3章辺りから新たな展開になり、結末は一体どうなるんだろうとドキドキしながら夢中になって読み進めました。
作品の中の季節は冬で、雪だったり雨だったり、どんよりとしていて、作品の持つ暗く重い雰囲気を助長しているように思えるのですが、物語の最後の最後には晴れて、爽やかな空気感になります。ただ単に季節が変わったからなのか、新しい土地に行ったからなのか、それとも二人が本当に愛し合えたからなのか、いやいやもしかして天国にいるのかも?と色々想像しています。
読後の脱力感凄まじいので、体力と気力と時間がある時に読むことをおすすめします。
復讐と逃亡と愛
ネタバレ
2022年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出口の見えない迷路を彷徨っている気になりました。ただの獲物としか見ていなかった奏に凍月が徐々に魂ごと溺れていく様はある意味で狂気のようで。その狂気に晒されながら復讐を誓い、そして愛していると自覚するまでの奏。二人の逃亡。現代ものにしては異質で薄暗く寂れ、汚泥の臭いを漂わせた雰囲気を感じたのは、ただ、裏淋しいど田舎の小さな町が舞台だからと思って読んでいました。土地が50万なのも黒電話なのも。診療所で、戦中と出た時合点がいきました。戦中ではないにしてもそうたいして時間的距離がない、もしくは、物質的距離がない、とても極一致した世界観。異質で薄暗く寂れて汚泥の臭さ訳、このお話の背負う重さ──そうか、そういうことか!
描き下ろしの断章が客観的な二人の姿で、これがあるのとないのでは雲泥の差だと思います。その後が2ページしかなく後ろ髪を引かれますが、それもこのお話の異質な良さでしょうね。
ARUKU先生の本のなかで一番すき!!(^_^)
2022年4月19日
なんだこれ(^_^)すごい!!すごすぎる!!
ARUKU先生すごいです(^_^)
1冊なのに5冊くらい読んだ気分になる!!
物語の展開が天才的です!!
ネタバレなしで読んでほしい愛の物語です。
余韻がすごい。何度もラストを確認(確認!)してしまう。
表紙のふんわり感と中身は違います(そこが好き!)
ARUKU先生のなかで一番すきです!!(^_^)
切ない
2022年4月18日
凍月は貧乏、母の病気で悩む奏をお金でものにしようとするクズ。好意の示し方を間違えてるのだよね。最初から真っ直ぐに伝えてたら変わっていたかもしれない。ラストが衝撃出したが、2人とも分かり合えて良かった。
舞台は昭和50年代
2022年4月18日
今から約40年前の昭和が舞台です。かなり後半の会話から明かされますが、黒電話や妙に古臭い人間関係が納得。前半は本当に凍月がドクズで、表情やセリフもオーバーだし、ん〜これは…と思っていたのに!ストーリーがとてもうまいです。特に後半の展開、心理描写にグイグイ引き込まれて、独特の読後感に浸りました。絵は少し微妙なところはありますが、ストーリー重視の方にぜひ読んでほしいです。ラストは少し読み手によって感じ方が違うと思います。
2022年4月16日
絵が好みでストーリーも気になり購入。損する人はいい人が多いと思いますが、まさに心が痛くなるほどだなと思いながら読み進め、読み終わったときに涙が出ていました。購入して良かったなと思います。
赦しと救いの旅だね
ネタバレ
2022年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドクズ凍月と癒しの奏の旅物語。凍月が旅を通して真人間になっていったことと、奏の意識が戻ってきたことで読者の自分も救われた感がありました。この旅はどうなっちゃうんだろってかなり心配したけど、最後、奏の意識が戻ったタイミングとかうまいなって作家さんの力量を感じました。読み応え充分。始まりはやばいくらい凍月がドクズので、読むのが辛いけれど、逃避行を続けるうちに凍月が改心していく様を読んで、心が落ち着きます。賛否両論ありますが、読み終わってみると、松本清張のドラマの「砂の器」「ゼロの焦点」か、ほかには「人間の証明」とかの世界観を思い出して満足感がありました。自分は好きかな。
面白かった
2022年4月16日
鬱っぽいのが苦手な人は無理な作品です。
絵は苦手だけど、ストーリーは秀逸でした。
どこか耽美な世界観も有り、ドロドロとした昼ドラ感も有り。
しばらく間を空けないともう一度は読めないかも…
久々の感動作
2022年4月16日
執着・ストーカー系BL好きなら、文句なしにおススメです。同著者の『発熱バスルーム』とコンセプトは同じだけど、愛の重さがこちらが強い!どちらも好きですけどね~。絵柄もいいし、ストーリーもよい。心の壊れる方向と憎しみと愛の重さとエチエチと、最後まで一気に読めます。もう一周してこよう!
もしももっと早く…の分岐点
ネタバレ
2022年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凍月がもしももっと早く奏に気持ちを伝えていたらと後悔する場面が何度もあり、切なく美しい物語です。奏はとても酷い目にあっているのに、それでも思い詰めている奥様にはあんな言葉をかけてあげられる。凍月の言う通り内面も綺麗。必死に電話で助けを求めた先に穏やかな日々が続いている事を願います。
読む度に、涙が止まりません
2022年4月15日
読み始めは、いつも胸糞悪くなる話で、あんまりじゃない?、と思うのに、途中から切なくて苦しくて、最後は涙なしでは読めなくなります。人間が持つ醜悪な面がうまく描かれていて、目を背けたくなるけれど、その中に救いもある。不思議なお話です。
壮大
2022年4月8日
表紙からは想像できない位スケールのでかいラブストーリーでした!この短いページの中でこんなに読み応えのある作品はそうそうないと思います。1つだけ残念なのは時たま作画のバランスが崩れるところです。でもとっても丁寧で素晴らしかったです。
読み手によって変わる物語かも。
ネタバレ
2022年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何と言うか想像を遥かに越えてくる物語でした。
「発熱バスルーム」でファンになった作家さんですが、こちらの作品も本当に良かった。
周りに誰も助けてくれる人がいない、苦しいばかりだった人生で、あんなにも愛をぶつけられたら、地獄のような始まりだった相手でも愛し初めてしまうと思う。
最後、終わりかたは読み手の捉え方で凄く変わってきますね。
夢か現か・・・
私は悲しいけれど夢の方だと受け取りました。
面白かったです
2022年3月20日
初読み時、当分読み返しできないだろうなぁと思っていた作品で(重くて)久々に見ました。漫画だけど文字を追ってる感覚で、操り人形のような独特な絵柄に、無意識ですが表現を求めてなかったかも。上手な絵や、官能的なHが見たい方には向いていないかもしれません。前半散々な事をしてくれた攻めですが、後半の逃避行が、某有名推理小説の邂逅シーンと重なり、勝手にもの哀しさを倍増させてしまいました。攻めも十分、反省できたのではないでしょうか。楽しめました!
やばい
2022年2月21日
残酷でもあり、純愛でもあり、そしてエロさもある。一巻完結ですが展開が面白く読み応えがありました。最後はハッピーエンドで終わるところでやっとホットできた。
心理描写や表情が繊細で話しにはいりこんでしまいます。最近「面白そうだなー」と買ってよんでみいてもアリキタリのストーリーで「読み尽くしたか」と思ってましたが、これは一度読んでみる価値ありです。
人は経験する事でしかその真意を学べない
2022年2月7日
ドクズの凍月が無垢な湊との愛を知り浄化されるという単純な話しではない。ARUKU先生の作品は何時も読み応えのある盛り沢山のエピソードと心の綾を描いた奥深い作品が多い。この作品も人として完成するには自分に欠けた部分を経験し、その真意を学び己の身とするしかないのだと教えているように感じる。闇は光の眩しさに戸惑いもがき、光は弱さゆえ闇に圧倒され蹂躙される。反目しながらも惹かれあうのは、自分が完成するためには互いの存在が不可欠だったからだろう。闇の凍月が湊を思いやり行動したとき愛という崇高に目覚め、光の湊が復讐という闇を抱えたとき人としての強さを手に入れる。そこまでに至る物語の経緯は壮絶だけれど、互いの欠けた部分を与え合い、人として成長した二人の絆はとても強く、愛はとても深い。心を揺さぶる素晴らしい作品だと思う。
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2つの孤毒な独白劇…のようです。
ネタバレ
2022年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★孫請け会社の人員整理役人・凍月×貧しい社員・奏の孤毒物語。(2/6までセールですよ)

★病気の母を抱えて住む場所を失いそうな奏は、個人的に融資をしようと言う凍月の条件に言葉を無くす。「自分が女なら…」「買ってくれる人がいるならば…」決意して凍月の要求をのむ奏だったが…。

★「ユニーク」と、どの作品を読んでも思う作者様。絵もユニークで、マリオネットの関節を想起して、「作者様の意のままね」と、その舞台に放り込まれた人々を鑑賞する…そんな距離感をとらないと、引きずり込まれて大変なのですよ。劇的な語り口はファンタジーのようでありながら、どこに転がっていてもおかしくないような、リアルな惨めさを突きつけてきますね。加速する加虐心と膨れ上がる復讐心。どうしよう…この綺麗事のない世界…と、独白主たちだけでなく、あちこちに散見する孤毒に当てられて「うっ」となります。「愛を知る?」「愛に変わる?」…嘘でしょう?と言い捨てられない読後の納得感が、もはや衝撃。

★描き下ろし含めて246ページ。描き下ろしの2人をそのまま受け止めていいのか、少し躊躇いました。それがまた後引く良さ…かなと思いました。

★ARUKU先生、前名義合わせて全ての作品を読んでいました。中毒ですね笑。「残酷って綺麗」…私が感じる作者様の世界のことみたいです。
振り切ってます
ネタバレ
2022年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前読んだ時は魂持ってかれて「なんてものを読んでしまったんだ‥」と思いましたが、後味引いて魅入ってある種の中毒性もある作品でした。
お話は反社会的な性格と思しき凍月とずっと自己犠牲で生きてきた奏の愛憎物語。ストーリーもさることながら、心情の変遷が詳らかにされていく過程が凄まじく緊迫感漂う怒涛の展開に一気読み。
この2人、あまりに対極すぎて本来なら交わらない人種なんだけど関わってしまったことでこれほどまで狂おしい展開になるとは思いもしませんでした。そして、ようやく2人の気持ちが寄り添うかと思いきや想像以上の展開が待ち受けていて‥。先生、容赦がないって‥。
そして、私はどうしても凍月を嫌いになれないんです。凍月が奏を介護する姿に凍月の後悔と懺悔と愛と救いを感じてしまうから。蹂躙する場面はよくあれど、その後の介護する様子まできちんと描かれたのは見たことがない。その姿から凍月の改悛が直球で伝わってきて泣きそうになりました。
最後はあまりに穏やかすぎてまるで天国にいるかのよう。夢か現か‥、読者に2人のその後を想像させるラストはさすがだなと思いました。
クレイジー!!
ネタバレ
2022年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者様。
フォローしてる方々のレビューで中毒性のある作者様とは存じておりましたが、絵が好きになれず…SALE中だったのでポチッ。

ワァオ∑(゚Д゚)
これは凄い…(>人<;)
無垢だった受が復讐に全てを捧げる物語。
攻は中々のクズなんですが、人を本気で好きになると人は変わっていくんだな〜。それでも思考はぶっ飛んでおりますが…^_^;(要注意です)
でもここまでクレイジーな攻愛じゃなかったら、ここまで酷い愛じゃなかったら、受も全てを捧げないか…。
ざまぁみろと思ってるのに、表裏の心がもうぐちゃぐちゃになって、私もぐちゃぐちゃになりました…。
あれだけ憎んでいたのに憎しみよりも愛なのか。
愛を知ったのは彼なんじゃないかな…。(どちらかと言えば)
そもそも愛とは何か?読んでいたらわからなくなるけど…憎しみも愛も似てる。
個人的には、救急車を呼ぶシーンで完結しても…っと思っちゃいましたが、最後2人の笑顔に幸せを貰いました。
これはハマります〜(>_<)
壮絶っっっ!!
2022年1月31日
みーんなどこか歪んでて、心根の良い人なんて出て来ない。冒頭のクズ男から、一体、どうなったら愛しているとなるのだろうと思ったけど、言い表せないくらい色々あります。綺麗なんだけど、躍動感の無い画風がまたマッチしていて、中毒性ありますね。
す、すごい…
2022年1月29日
最後まで読むまで何度も躊躇しました。重すぎました。冷たい世界でどんだけつらかったんでしょう。読み終わりドット疲れましたが、最後少し光がさすきれいな終わり方で好きです。
心が壊れて、揺すぶられて、痛くて。。。
2022年1月26日
この作品は評価が分かれるのがすごくわかります!読み始めてあまりのクズさに引きつつ、でも心の変化と葛藤。。お互いの駆け引きとか心が壊れそうに痛かったです。それでも読む手が止まらず、二人はどうなっていくのかハラハラしながら見守りました。読後は他では味わえないなんとも形容できない気持ちです。心が持っていかれてポッカリ穴があいた感じです。すごい作品だと思います。何度も読み返そうと思います。
素晴らしい作品
2022年1月25日
皆さんのレビューを見て購入しましたが、レビュー通り衝撃的な作品でした。ハッピーエンドなんだろうけど、何とも言えない読後感…。重い…重たい…。そして深い…。現在から過去に遡り物語が進んでいきますが、話しの展開が素晴らしい。もうノンストップで読んでしまいました。凍月はグズ中のグズですが、奏と出会い愛を知り変わっていきます。奏を看病する描写がものすごくリアルで胸が熱くなりました。下調べをものすごくされているんだろうなあ…と、作者様に感心です!奏が幸せになれる事を願って止まない作品でした。願わくば、二人の幸せな姿をもっと見たいです…(T-T)
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凄かったー、気が付いたら泣いてた
2022年1月24日
いつから泣いてたのか自分でもわかりません。。凄かった。このARUKU先生の漫画を最近ずっと読んでいます。漫画って凄いなぁーって改めて感動しています。星12です。この作品以外も合わせて。名作映画なら半永久的に残るけど、漫画も映画と変わらない位凄いのいっぱいある。BLって見る人が限定されるけど、このARUKU先生の世界観って、小説なら世界的ベストセラー、映画なら名作となってもおかしくないです。上手に言えませんが、伝わりますでしょうか。はぁー、出逢えて良かった。この作品以外も読んで、何というか、深いです。制作の思考が映画、童話、小説を漫画化したかのようなんです。脚本、構成のプロがいてさらに漫画のプロが作成したかのような。感動しました。いつの間にか泣いてた。何故泣いてるのかも気が付かなかったです。誰に感情移入していたのでしょうか。。紙の本買って回し読みしたいです。それ位お勧めの作家さんです。昭和50年代との事ですが、私の知る50年代というより、40年代っぽい印象を受けました。
とても儚い
2022年1月14日
一言でとても儚いです。
言葉一つ一つがチクチクと
胸に刺さります。他の方も書いていましたが。
読む時間と場所はしっかりと確保してから
じっくりと読みたい作品です。
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不思議な世界観
ネタバレ
2021年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作者さんですが、評価が良かったので購入しました。絵はたしかに独特ですが、ストーリーが濃厚です。不思議な世界観ですが、最後のほうは読んでて泣ける場面もありました。絵で判断せずに、是非一度読んでほしいです。
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